>>983 より続き

それでこの時(なつぞら130話感想)の武者氏の文章。

>二人目ができても、喜べない。それどころか、大変。 茜の深刻な顔が、厳しい現実を語っていました。
>本作は育児がリアルかつ大変で、複数の子を育てる困難が描かれています。
>夫婦が二人以上を産まなければ人口は減るばかり。それなのに、この時代にはもう二人目がハードルが高かった。

>時期的にちょっと早い気もしますが、まさに人口ピークからの少子化動向が見てとれますね。
> 女性の意識どうこうの問題じゃない。
>産まない人を責め立てる、産ませるように仕向けるよりも、二人目三人目を産みやすくすべきとはよく言われることではあります
が。
>現代も含めた少子化に対する、NHK東京、渾身の提言にすら思えてきます。

>それに、今時の女が悪いってことでもないでしょう。
> 日本は、団塊ジュニア世代で人口が膨らむのが1970年代前半で、そこからはずっと減少に転じていく。これは当初から予想され
>た動きであるとも指摘されています。

>ただ、日本近代史における人口については、レビューでやるべきではないほど根深いものでして。
> 付け焼き刃の意識改革でどうこうできる話じゃありません。

◆東京新聞:乳児遺棄容疑で17歳2少女逮捕 荒川の河川敷:社会(TOKYO Web)
[リンク記事ですが、983 の記事とは別のものです]

>こういう痛ましいニュースにせよ、母親を責める論調ばかり。
>援助交際という言葉は、ずいぶん昔からブランドバッグ欲しさだのなんだの言われていますが、子供の貧困率が高まる中、生活費
>稼ぎの可能性もあるわけです。
>そういう未成年の貧しさにつけこみ、逃げ切った父親は出てこない。 母親だけが責められる。救われない。
>こういう意識が浸透した社会で、誰が子育てをしたくなるのか?という話でもあります。

>茜がいう親に頼るということにしたって。「孫の相手ができるからいい!」という、そんな単純な話でもないんですって。
>NHK東京は、すごい境地に踏み込んできているなぁ。

このレビュー(?)がアップされた時もここは突っ込んだと思いますが、武者氏の使ったリンク記事の方は事実関係しか出てこない
し、983 の記事の方は女子高生も責められているが、死んだ子供の父や、女子高生の家族も非難されているのに・・・・・。

ただ「経口中絶薬」もそうですが、>>977 の2つの記事に書いてあるような「避妊・中絶に関する情報がない 」とか「情報自体が
分かりにくい」という日本の社会では、女子高生2人を責められないかもしれません。

続きます