【第四十二回】太平記part.42『母の遺言』
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>>92
天皇家が内輪で抗争していたり、天皇が政治に口出しするだけならまだいいんだよ。
南北朝時代をドラマ化する上で最もやっかいなのは、同時期に(少なくとも表面上は)
正式に即位した天皇が二人いたということに触れなければならない点。
そして南朝と北朝のどちらの天皇がより正統性を持っていたのかという問題にもからんでくる。
その辺の描き方をうまくやらないと、北朝の子孫である現天皇の正統性を疑うことにつながりかねず、
右翼左翼両方に格好の攻撃材料を与えることになる。 まぁ単純に史料が無さ過ぎて難しいっていう場合もある
戦国時代はその後の平穏な江戸時代にまで続いた家が多いから
文書や日記がたくさん残ってて事跡を追いやすいってのもあるわけで 源平期にも二人天皇いたけどな
しかも三種の神器は平家側が持ってたという >>104
安徳帝と後鳥羽帝は在位期間が2年ほど重なってはいるけれど、朝廷が2つに分裂したわけではないからね。
ましてや「一天両帝」が約60年も続いたわけではない。 ちなみに三種の神器なしで即位した天皇は後鳥羽と南北朝時代の後光厳。
自分的には正平一統崩壊後のどさくさに紛れた後光厳天皇擁立劇もドラマ化するとおもしろいと思うが
(ここでも佐々木道誉が活躍)、やはり皇統の正統性という問題に直結する危ないネタなので、
まあドラマで描くのは無理でしょうな。 >>102
前半はその通りだけれども、
南朝を正統とする大河が生まれようもなく、したがって左が騒ぐことはない。
そして、北朝が今に至る正統なのだから、たとえウヨが今さら騒いでもドン引きされるだけ。
南北朝時代をやるハードルの高さは、天皇問題というより一般人がほぼ興味をもたない
地味な時代だからだろう。
個人的にはまったく肌に合わないが、今度義時大河をやる三谷のようなスターを起用すれば、
やってやれない時代ではない。 本来は南朝に正統性があるよな
武士の後押しによって分家の従兄弟に本家を乗っ取られたようなもん >>106
よく考えたら北朝の後円融天皇と 後小松天皇も三種の神器なしでの即位だな。
後光厳天皇とちがい、両者とも先帝からの譲位という形にはなっているが。
結局、三種の神器もなく、上皇による指名(院宣)もなく、先帝からの譲位でもないのに
なぜか天皇になってしまった空前絶後の天皇が後光厳天皇。 NHK大河ドラマ60年近くやってるけど
いまだに天皇が主人公の作品は無いらしいね
やっぱりNHKと言えど
天皇を主人公にすると
神様で有るはずの天皇が
人間くさく悩んだりするシーンとかで
右翼が神様が人間見たいに悩むシーンなど
失礼では無いかとか抗議するのを恐れてんのかね? >>87
それ、見たいよね
でも合戦シーンがないとダメってレスが必ず付くのよね( ・ω・) >>114
ジェームズや壽賀子くらいの力量があれば
1年は厳しいかもしれやいが会話劇でも成り立つかも。
いまできる脚本家いるかな、、 自分が知らない時代知らないことをドラマで描いてくれると嬉しいけど
世間一般的には自分の知ってることをドラマで見たいみたいだからな >>114
>>115
八代将軍吉宗も合戦ないから半分政治闘争、半分米経済で四苦八苦してる感じだったけど
藤原摂関家を題材にするなら似たようにするしかないかな >>79
戦国 ファースト
幕末 逆シャア
源平 ゼータ
南北朝 V
江戸 F91 元弘3年5月22日、鎌倉東勝寺において北条高時以下北条一族自害。
ナマンダブー人 >>88
主人公は源氏の御曹司だし、真田尊氏もイケメンだしで、
一見、悪い北条を倒して大団円になる到着地点である鎌倉幕府滅亡が一番盛り上がるという形になってるのが面白いな
そこから尊氏の理想とした美しいものが壊れていくというドラマの構成がこの作品の凄いところ 鎌倉炎上は古典の太平記でも思い入れたっぷりの名文だからね
物語としては1つのピークだし新田義貞の人生のピークでもあるな
結局は尊氏も権力を手にして世の中を安定させようとすれば長崎円喜のような汚い仕事をやらざるをえないことを知るんだよな
祠にあった木切れを今は神だったと思うという台詞は重くて感動的 >>121
だからこそ、その尊氏の志を引き継いで「美しいもの」を完成させた孫の義満の足跡をドラマで見たいところ >>123
やはり続編で完結させる必要がありますね。 5月18日
ABCテレビの増田紗織アナウンサー(23)が、
番組後半にろれつが回らないようすを見せ、放送終了後、体調不良で自宅静養となった。
://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00000505-sanspo-ent
5月17日
戸井田園子さん(家電コーディネーター)脳卒中のため死去、57歳。
://www.nikkei.com/article/DGXMZO59219950X10C20A5CZ8000/
5月17日
吹原幸太さん(「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」脚本)脳幹出血のため死去。37歳。
://natalie.mu/stage/news/379431
>>113
誰が天皇を演じるんだ?
イッセー尾形か?
三波豊和か? 古典太平記は六波羅滅亡も読んでて泣けるんだよな
ドラマではスルーされたが
承久記も京都守護が死ぬとこは泣ける
でもドラマではスルー
出先機関ゆえのドラマ化での弱さがさらに泣けるな
前線で真っ先に狙われるポジションだが 顔扇子で隠したり心安き者とか仕草やセリフがなんかツボるわ >>99
草刈正雄
片岡鶴太郎
中村梅雀
榎木孝明
笹野高史
強烈なメンツだな >>72
>>84
>>天皇に対しネガティブな表現
源平物で、白河法皇や後白河法皇は、
さんざんネガティブに描かれとるわな >>85
>>86
師直の「木か金で」発言の時は、
尊氏も直義も呆れてはいたが、怒ってはいなかった。
尊氏が師直を打擲したのは、塩屋判官を殺した時で,
直義がドン引きしたのは、尊氏の打擲に対してでは? 南北朝時代だけでなく
天皇が政治の主役である古墳時代・飛鳥時代・奈良時代の時代劇ドラマも少ないよな
やっぱり右翼なんか天皇に失礼な表現が有ったら平気でテレビ局に抗議する連中だもんな
やはりテレビ局としては天皇が多く登場せざるおえない時代はやっぱり敬遠したいのかもね
実際歴代のNHK大河ドラマだと天皇が飾り物状態で出番が少なくて済む
戦国時代付近や幕末付近の大河ドラマが多いな
ちなみに民放の時代劇だと何故か江戸時代が多い
暴れん坊将軍 水戸黄門 大岡越前 遠山の金さん など
確かに江戸時代も天皇が飾り物状態で出番が少なくて済む時代だけどな >>106
>三種の神器
ったって、どれだか1つは壇ノ浦で沈んだままで、
後からつくられたレプリカだし、
残りの2つも、
後醍醐が吉野に持って行ったのが本物か?
比叡山を降りた時に北朝に渡したのが本物か?
新田義貞が越前に持って行った?という説も有る。
確認しようのない話を、
水戸光圀と菊池氏がごり押しし、
それを追認しただけじゃないのか? >>132
『平清盛』で「王家」に騒いだね、ネトウヨは。
大河でなければ、天皇主役もあったよ。
タイトルは忘れたが、
近藤正臣=天智天皇、
岩下志麻=額田女王、
松平健=天武天皇とか、
国村隼=聖武天皇、
浅野温子=光明皇后とか、
見た記憶がある。
ただ、武士メインに比べると、
衣装は面白いが、アクションが少なくて退屈。 >>134
近藤正臣が天智天皇役をしたタイトルは「額田王」で主役は岩下志麻だったよ 天皇自体がタブーじゃなくて南朝正閏論とかが面倒なんだよ >>132
民放の時代劇に江戸時代が多いのは、セットを使い回せる面が大きいんでないの?
その時代のセットで、明治初め位までの舞台の作品だったら使い回せる。
まだ、時代劇が民放各局であった90年代前半までは、京都太秦映画村とかで各局の時代劇が入り乱れて撮影されてたし。
各局の時代劇出演者が撮影所を歩きまわってた。
撮影の合間のちょっとした時間に、他局の時代劇の出演者と歩いたり話してたりしてた。
役の格好のまま。
それだけ、時代劇も多かったんだろうけど。 >>134
来月BSで小栗旬と岡田准一でやった
大化改新の再放送やるらしい
あの辺の時代は衣装作るのが大変って聞いたような >>137
それと、明治維新から終戦までは、南北朝時代は忠君愛国思想や皇国史観に関連付けて語られることが多かったから、
それに対する拒絶反応も根強い。 >>92
「平清盛」のときのパッシングがひどすぎた。
あれでは、あれ以降天皇もののドラマを作ろう!という気にはならないだろう
>>102
古代3部作も、「聖徳太子」「大化改新」ときて「壬申之乱」とくるかと思いきや
ドラマチックなそのあたりすっ飛ばして「大仏開眼」になってしまった。
天皇同士の争いはあちこちから批判が湧いて書きにくい世の中になったんだろうね >>140
「大化改新」の衣装は斬新すぎるよw
特に入鹿がすごいw
小栗旬の中大兄は出番は少ないがものすごくよかった 大化改新もいいけど聖徳太子、やらないかな
池端俊策脚本(これは古代史シリーズ共通だが)
本木雅弘、柄本明、近藤正臣、緒形拳 >>133
自天皇が持ってて北朝方に奪われたのが本物扱いにはなってるけどその前ってことか 別に天皇ものタブーなんてないよ
後白河とかすごいいじられても誰も文句言わない
太平記だって別に何も文句こなかったし今再放送しててもそうだろ
昔の話はぶっちゃけ遠すぎてさ
タブーがあるとしたら昭和天皇だろう
それ以外は別にてとこ 太平記オタは魅力がない時代を天皇のせいにするのはやめるこちだ
武士に魅力がないんだよ
ドラマ化したいと思わせるようなさ >>132
どうせ江戸時代やるなら
後水尾帝か東福門院のドラマが見たいけど難しそうだな 戦国初期を描いた作品の代表には毛利元就。
前半はあまり知られてなかった尼子経久にもスポットが当たっている。
温厚な貞氏が一変、冷徹な経久。
主君を裏切って投降した倉田直信のその場での処刑。
最期は「この太刀で鬼をやり尽くした」と言って絶命。 三河は東国一番西の国である一方、西国の一番東の国でもあった
三河国の分国主は院、知行国主は関東申次、共に三河の源頼朝と縁が深い
そして同じく三河の源頼朝と縁が深い三河の足利氏が、幕府では守護としてある一方、京方の下司でもあった
三河はアンタッチャブルだったんだよ
三河国分国主、知行国主
1191年07年:九条兼実(知行国主)、関東申次、嫡男の嫁は一条全子(坊門姫の娘)
1199年02年:吉田経房(知行国主)、初代関東申次、母の兄弟に藤原俊成(三河守) 、孫が水無瀬信成(父は藤原親兼(室に足利義兼の娘)、後鳥羽院の命で養子入り後に水無瀬殿を譲られる)娘
1200年03月:七条院(分国主) 、姪は坊門信子(源実朝室)
1227年11月:七条院(分国主)、再任
1234年01年:四条隆親(知行国主)、室に足利能子(足利義氏(三河守護)の娘)
1240年12月:葉室資頼(知行国主)、藤原顕頼(三河守、正室は藤原季範従兄弟)の玄孫、すぐに四条隆親と交代
1240年12月:四条隆親(知行国主)、再任
1254年04月:平敦朝
1288年02月:西園寺実兼(知行国主)、関東申次
1301年02月:持明院統(伏見院)(分国主)
1303年04年:持明院統(伏見院)(分国主)
1321年06年:日野俊光(知行国主)、辞退
1321年06年:西園寺実衛(知行国主)、関東申次
1324年01月:持明院統(花園院)(分国主) >>103
南北朝は源平の頃などに比べれば、遥かに史料の残存数はかなり多くなると思うけどな。
源平あたりだと、「平家物語」みたいな軍記物を別にすれば、政治史の流れを追える
同時代史料なんて、ほとんど朝廷・公家サイドの人間が書いた日記くらいしかない。
しかし南北朝だと、武家側の文書史料なんかの残存数が鎌倉以前より格段に多くなるよ。
無論この背景には、戦乱の長期化によって日々脅かされる自らの所領の正統性を示す
書類などを厳重に管理し子孫に伝来しなければならない必要性による部分も大きいが、
武士一般の識字能力が、源平の頃よりはかなり向上していることもあるだろう。 >>110
後光厳は一応、祖母である広義門院を治天の君に見立てて譲国の儀を行ってはいる。
ただまあそれに加えて、群臣に推戴されて即位した継体天皇の先例なんて持ち出している
時点で、相当苦しかったのは事実だが。
ちなみに女院を治天の君に見立てるというアイデアを捻り出した二条良基は、
「尊氏が剣となり、良基が璽となる。何ぞ不可ならん!」と言ったらしいがw >>123
太平記の翌年のキンジパ信長で、やたらと「美しき流れ」という言葉を強調していたのを
思い出したよw
>>153
>>154
三河屋さんは>>7で焼き尽くされたはずでは? タッキー義経もやたら美しい世を連呼してた
具体性はないが世を変えたい人が使うんかね
頼朝なんか使う姿が想像できん タッキーのときの頼朝や時政は「天下草創」という言葉をやたらと連発していた印象がある。 武田信玄の上杉謙信も美しき世の流れって言ってた記憶がある
まあ謙信が言う分には旧来の秩序を回復するみたいな意味なんだろうと想像がつくが
室町時代に回復するほどの秩序があったのかどうかは別として >>166
出てない
楠木、千種、名和は出てたけど ふと『河内屋菊水丸』って 名前からして楠木正成が大好きなんだろうなと気づく 菊水丸に限らず河内モンにとっては楠木正成は昔も今も地元の英雄としてリスペクトされている 河内もん以外にもリスペクトされてるんでね
楠木悪くいう人見ないよ 漫画の「この世界の片隅に」で楠木正成が発明したご飯の炊き方が紹介されていたな
めちゃくちゃまずいらしい クスノキ、ユウキはともかく、名和ホウキはこじつけ過ぎ
っていつも思う
結城は厚遇されすぎ クスノキ、ユウキはともかく、名和ホウキはこじつけ過ぎ
っていつも思う
結城は厚遇されすぎ 確かにわざわざ伊賀者使うってどーなのと前から思ってたわ
めっちゃ面倒なことしたあげく失敗して高時ぶっ壊れちゃった >>176
藤夜叉に喰われた後ということかw
伊賀者とすれば、うまくいけばラッキーで失敗しても北条に内紛巻き起すからそれもまたよしなんだよなあ
アホなのは高時だが、発狂したので自業自得
今後はヒッキーやしw 初夜でいきなり蹴鞠りを始めたり婚礼の宴がメチャクチャにされたり登子たんかわいそす 蹴鞠の名人の話はちょっと前も聞いた覚えがあるけどなんだっけ 登子と清子が話してる裏でありやありや言いながら鞠蹴り続けてるのは
普通にすごい 蹴鞠の話って後半出てきたっけ
足利決起の回で象徴的に使われた後聞かなくなった気が >>188
話はなかったと思う
のちの鎌倉公方基氏と
蹴鞠やってたけど >>180
違う。原作では高氏はあばた面として描かれていたから。 高時が長崎親子を嫌ってるシーンってあったっけ?
ちょっと唐突にだったよね。 実況で出てた
足利キャストがほぼ豊臣家
北条キャストが徳川家
という例えは面白かったw >>193
円喜に嫌味言うシーンがあるくらいで暗殺企むほど嫌ってたのには
確かにびっくり
それにしても高時からトヨエツまでどんな経路を辿った以来だったのやら
花夜叉が伊呂波太夫よろしくエージェントになったのはわかるが
高時も道誉を通じて花夜叉と顔馴染みだったのだろうか 倒れた高時をそっと抱き上げる金沢が切ない
このバカ殿でもだれも見捨てないんだよな一門は OP前にこれまでのあらすじが流れるの分かりやすくていいね
毎週やればいいのに 北条時宗にも高時出てきたけどなんか利発そうな子供という感じ。
執権就任の挨拶に祖母でもある時宗妻を訪ねるという設定。
史実では時宗妻はこのとき没してるしなんか無理やり高時出してるような。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています