BSプレミアム
2020年1月5日(日) 22時00分

https://www4.nhk.or.jp/P6070/

「男はつらいよ」が現代の大阪によみがえる!
1969年8月、山田洋次監督、渥美清主演の映画『男はつらいよ』が公開され、大ヒットとなった。以来、寅さんと妹さくらとの情愛や、瞼(まぶた)の母・お菊との丁々発止、マドンナとの出会いと別れなど お決まりの人情話は日本のお盆や正月に無くてはならない風物詩となった。
映画 第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』から約四半世紀。2020年、舞台を大阪に変えて、「贋作 男はつらいよ」として寅さんが現代によみがえる。
寅さんを演じるのは、関西の落語家・桂雀々。寅さんにふんして注目を集めた落語会「桂はつらいよ」。その風貌が似ていることで、山田洋次監督自らが新しい寅さん像を着想した『贋作 男はつらいよ』。寅さんの妹のさくら役の常盤貴子とそのファミリーも、みんな大阪弁をしゃべる。設定を現代に置き換え「贋作」をうたうが、“本物の本物による「贋作」”であることが、ドラマの一番の見どころです。

【原作】山田洋次
【脚本】山田洋次、朝原雄三(共同脚本)
【出演】桂 雀々、常盤貴子、綾田俊樹、松寺千恵美、北山雅康、笹野高史 ほか
【演出】朝原雄三、石川勝己
【制作統括】内藤愼介、斎藤寛之、高橋 練 ※「高」は、正しくは「はしご高」です。
【プロデューサー】岡村紘野