再建に向けた東芝のメモリ事業売却で、同社と日本政府が国内企業への売却を期待する中、買い手候補となっている海外勢が相次ぎ高額な入札価格を提示していることが分かった。


売却の一次入札で、世界最大の電子機器受託製造会社である台湾の鴻海精密工業と半導体の韓国SKハイニックス、米ブロードコムは「東芝メモリ」の事業評価額として2兆円超を提示。鴻海は最大3兆円を応札できることを示唆した。