高座で倒れた八代目有楽亭八雲(岡田将生)は一命を取り止めた。
一方で今は有楽亭助六を名乗る与太郎(竜星涼)と小夏(成海璃子)の夫婦は、かつて先代の有楽亭助六(山崎育三郎)と芸者のみよ吉(大政絢)とが事故死した夜に、四国で行われた落語会のフィルムを見ることになった。そのフィルムを見て、小夏はついに忘れていた真実を思い出す。そして同じ頃、八雲はひとり病院を抜け出して、懐かしい場所を訪れていた…。