これがもし、「但し書きについては争点として採用するまでもなく、他の条項について検討した結果、原告の主張を退ける」という判決なら、
たとえ但し書きはちゃんと検討されていなかったとしても、但し書きについての原告の主張も併せて退けられた」ということも可能だろうけどな。
今回は原告の「ワンセグでは契約義務ない」という根っこの主張が認められた。その結論を導き出す論点として「但し書き」が採用されなかったとしても、「但し書き」についての原告の主張が退けられたということにはならんよ。単に判断が避けられた、または先送りされただけ。