2002年4月28日NHKスペシャルで放送された番組『奇跡の詩人』
山元修治CP

肢体不自由障害で手足が全く動かせない子供流奈君が、50音の文字盤を持った母親に
抱かれ、目にもとまらぬ早さで文字盤を指さしながら、母親が声にして発するという
親子の紹介番組。

母親が持つ文字盤に指さす文字は静音文字のみ(濁点、半濁点を省いた物)母親が流奈
君が指さす文字を瞬時に読み取り、濁点半濁点が必要か否かを瞬時に判断し、喋る早さ
で流奈君の文字差しを言葉にすると言う。

母親は、あらかじめ、流奈君が差そうとする文字を予測し、文字盤を指し示しやすいよ
うに事前に動かし待機しつつ進行するという。

流奈君は手足が動かせない状態で文字盤を目にもとまらぬ早さで指し示す時、母親がわ
ざわざ事前に動かす方向を察知して、指を指し示した瞬間その文字と指とが一致するよ
うに動かし方をコントロールすることとなる。

双方の動作の思惑が完全一致する事が瞬時に繰り返され進行していると言う事との説明。
https://youtu.be/mYT3wrXAJhM