>>353
まぁその通り戦争は無くならないね。第二次大戦以降の世界秩序も徐々に崩れ始めてる
どこまで行っても根本にあるものは資源の奪い合いで生存競争
ただカイヨウ自身も戦争は未来永劫無くならないし人間には戦争を好む側面があるって考え方だよ。そこ部分は別に否定はしてない
それで戦争に突き進む時に人々は戦争の勇猛さや名誉という側面だけを特に賛美する傾向にあり、戦争の悲惨さはあまり見なくなる傾向がある
だから戦争自体は不可避だけどそういう悲惨さは常に見つめておく様にしようよってのがこの本の内容
ローマ神話にマルスとベローナという2体の軍神がいて、戦争の勇猛さや名誉を表すのがマルスで悲惨さを表すのがペローナ
どちらも戦争の側面ではあるけど人々はマルスだけしか見なくなる時があるからペローナも見つめておこうねってのがこの本
まぁその辺は次週以降でやるだろうけど

まぁいざ戦争になったら人権とか特に気にせず反戦ムードにもならない国民性の国のほうが強いんだけどね
気になるなら読んでみたら
別に戦争は倫理的に許されないみたいな事ばっかり書いてある本ではないよこれ
戦争の不可避さもちゃんと書いてある。その上でペローナを見つめよって趣旨の本