100分de名著 part 3
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
それまでは仏教なり儒教なりに附随したものだったんだろうな そもそも大政奉還までは藩主=正義であり、哲学なんて必要なかったんだよな。
その後も倒幕派vs佐幕派の二者択一だし……。
王政復古の大号令以後、その対象が天皇陛下に替わった訳だが、実際に統治するのは中央から飛ばされた縁もゆかりもない連中。
そんな中で、漸く人々は自分自身や社会に対して本気で考える余地を与えられたのだと思う。
その不安を解消する糸口であったのが哲学であり、大正デモクラシーであったのだろう。 >>510
欧州における哲学の起源は紀元前のことであり、キリスト教発祥よりも遥かに古いで 日本だって藩主どころか天皇すら正義とは言えんてんやわんやな社会だった時代だって短くないんだが、
一般的に藩主=正義の江戸時代だって天皇や公家はその価値観に合致してるわけでもない。
むしろ組織図上は上位に居ながらも家臣に頭押さえつけられてる状態こそ、
自分や社会にたいして本気で考えるくらいしかやる事なかったのでは? 日本の哲学というか、セカイの原理的な内容は、神道や仏教の神話的な教説、
もっと身近な社会の原理や価値観は同じく仏教や儒教が担っていたんじゃあないかな
名著でマルクス・アウレリウスが取り上げられていたけど、西洋では共通の価値観としての
哲学、もちろん我々大衆には行き届かなかっただろうが、宗教とも、道徳とも切り離された
哲学が存在しているのが驚異だわ
もちろん、哲学を学んだからと言って宗教や道徳を軽んじる人間ができる訳ではない
むしろ逆なんだろう 哲学は古代ギリシャ人の発明で
ギリシャ哲学を学ばなければ育ちようがない。
古代ギリシャ人が発明しなければ現代でも地球上のどこにも哲学は存在しなかったろう。 当時のギリシア人に哲学という意識はなかったろうけどな
数学とか天文学とか物理学とかが独立していって、最後に残ったのが哲学 むしろ哲学という意識しかなかったよ。
そっから色々分離していった。
天文学や数学は哲学より古い。 というか学問=哲学だった
それが専門的で細分化していくなかで科学になり数学になっていった
そして残ったのが形而上学などと揶揄される現代の哲学 数学⇔物理⇔哲学⇔宗教
数年前に亡くなったじいちゃんの
メモ。 爺ちゃん判ってんな
人の一生は短くて、諸学を極める事は難しくても、
学問への理解や共感は無くしたくないものだ
>>514-517
浅学の身だが、ギリシャ時代は学問にも多分に宗教的要素があったようだ
もちろん哲学として伝わっている物も、決して無宗教者の産物ではない
私論だが、最初の学は祭司が担ったんだろうな まず宗教があってそこから
学を追究するものが現れたんだろう
理性と信仰心の融合はむしろ基本なのかもしれん
何時から信仰から理性を追い出そうとした愚行が始まったんだろう? 古代ギリシャで初めて霊魂不滅・輪廻転生を主張した哲学者はあのピュタゴラスである
ピュタゴラス教団は宗教団体であったが、彼が重視したのは数学と音楽である
この世界は数学的な比で構成されていると考え、音楽でおなじみのドレミを発見したのも彼、もしくは彼の教団である
彼は、この輪廻転生から逃れるには数学により魂を浄化し、魂を肉体から解放する必要があると考えた 哲学なんて当意即妙で相手を言い負かす口げんかのテクニックだろ。
古代ローマ人の著作で哲学者を紹介するときは大体「こういう時にこう言った」「こう言われてこう言い返した」って羅列だぞ。 アカデメイアでは哲学を学ぶ前にまず幾何学を学ばなければならなかった >>521
古代ローマ人の衒学趣味、高踏的な姿勢を伺わせるな
自分たちが征服した国々の文化まで自分の物差しで矮小化してしまうんだろう
までも哲学者や哲学を揶揄する喜劇はすでにギリシャ時代にはあったよ
そういう捉え方は往時からあった >>525
その辺弱いところだよな 浅学にして西田先生については詳しくないが、
西洋哲学や東洋思想、宗教の影響を受けてないはずは無いんだよな
霊感レベルでも受けているはず 先人からの影響の上で正々堂々と自分の学問を構築していく、、
そういう潔さが西洋の思想家にはあるんだよな 昔の国語の教科書に載っていた川端康成の文章が思い出された
ホテルのロビーで見たガラスのコップ、言葉や経験を捨て去って見れば
いつまでも美しく見えるはず
一期一会とはそうしたものではないか
そんな内容だった
時系列の順番からいえば、川端が西田から影響を受けたという事か 今は認知の限界が科学によって明らかにされているから、
純粋さを求めるあまり、科学をフィルターとして除外したら、
認知の限界を知らずに極めたと誤解しそう。 インド哲学というか、仏教……特に禅宗からの影響が強いように感じる。
あるがままに観るってところが特にね。 本当に善の研究を理解するには西田も哲学のきっかけとなった
座禅をして大いなるものとの統一感覚を体得するしかないな。 >>525 >>526
有名な注釈書によれば
ジェームズの「純粋経験説」とヘーゲルの
「絶対者の思想」と大乗仏教的な「平等即差別・差別即平等」の
思想の影響を受けてそれらの立場から統合しようとする思想が
西田の善の研究となったらしいよ >>531
ありがとう
どうもイギリス経験論っぽい用語があったのはそのせいか
個人的にはイギリスからドイツへの流れがどうも付いてけないので、
なるほどと思う 一方で統合するより仏教の哲学的研究した方が良いとも思う
まあ今更言ってもしゃあない事だが 大勢の子供が死んで奥さんまで亡くなったら、天罰、自業自得と感じて、
哲学の方向性が変わってもおかしくなかっただろうに、そうならなかったのは、
仏教思想にそれほど深く影響されてないのかもな。 いつものように、結論は反国家主義にもっていってしまったな
アーレントを読んでもオルテガを読んでもみんな同じ結論にしてしまう
国家と個人を対立的にとらえ、個人の方を尊重せよと主張する
ケネディが就任演説で言った、
「国が諸君のために何が出来るかを問うのではなく、諸君が国のために何が出来るかを問うてほしい」
"Ask not what your country can do for you. Ask what you can do for your country."
というような国家と個人を対立させない民主主義的な国家感などこの番組には微塵もない オリンピックを当初の予定より何倍も膨れ上がった莫大な予算をかけて準備しながら
ボランティアには金を一切使いたくないってのが今の日本だからな。
アメリカはどうか知らんが日本は個人を尊重せよと主張するくらいでちょうどいい。 個人主義的にも全体主義的にも解釈できるのが面白い
著書を真剣に読む人間なんてひと握りなんだろうから、結局は掻い摘んで都合のいいように使われちゃうんだろうな 両極端に解釈可能って現代のネット的に言うならふわふわしてるというか間違ってはないが曖昧なことな気がする
かつてはお国の為に死ねで今はデカイことするけど下っぱには金かけない
日本も強者の都合ばかりだしな 量子論だって、強者が使えば核兵器になるからな。
哲学者も科学者と同様に悪用されることを想定して、倫理を考慮するべきだろうな。 次は法華経か
誰だったか、「法華経には効能書きだけで中身がない」
と評したのは
歴史上果たした役割といい、中々香ばしい >>540
日蓮宗とその兄弟宗派の創価学会が法華経を経典にしてしまったせいで
カルト臭がついちゃったからな むしろ仏教に限らず中身のある経典なんてあるのか?
中身がない屁理屈だけの能書きだから
時代と場所がどんなに変わってもこじつけられるんだろう。 >>542
『法句経(ダンマパダ)』には中身あると思うぞ。
ってか、中身がなくなったのは大乗仏教からで、上座部仏教は極めて真っ当かと 法華経の回なら、中身よりも、日本の歴史でどう見られてきたのかには興味があるな。
今回の西田氏と学会創設者の牧口氏や、田中、北などもほぼ同年代だから、感化された当時の流行なんかも知れると面白そう。 確かに中身はどうあれ日本史上果たした役割は無視できないな 島津有理子だもん アンコールだと思ったよ
アンコール放送のときNHKはテレビ欄に再もアンコールも記さないで無表示で騙すんだよな
場合によっては番組冒頭でアンコールの字幕がつくときもあるが基本は無表示
Rの法則やサイエンスゼロとかもしれっと無表示
で、アンコール放送の再放送も有るというw
ちゃんと番組欄に[再]もしくはアンコールを記してほしい 今年ノーベル賞取った学者さんが紹介してたファラデーのロウソクの科学を扱ってほしい。 法華経は単独でのファンも多い書物だし
色眼鏡を外して原典を学んでみてはどうか
という話でもあるかもね
洋の東西を問わず
知的格闘の産物に触れる事は有意義だよ
無思想という桎梏を打ち破るためにも >>549
撮っては観たが、最終チェックで没った可能性
最近の100分は何かコメント大杉な希ガス 何か無理やりコトバにしようとしている感じ
アンコールの法華経ぐらいのバランスで良いんだよな 伊集院ももっと自由で良い 創価学会のせいでイメージ悪いけど、『法華経』普通にまともやん。
まぁ、そもそも天台宗(比叡山延暦寺』の経典だから、そこから独立した諸宗派の原点でもある訳で、何も日蓮宗の専売特許ではないからな。
「悪貨は良貨を駆逐する」とは正にこのこと。 譬喩がわかりにくいわ。おもちゃが欲しい子に本物の牛を与えたって贈り物にはならないんじゃないか。 もちろん玩具にはならないだろうが、贈り物(財産)にはなるだろう 「贈り物」って語が悪かったか。
子供に贈り物(財産)の価値が分かるとは限らないから、
「本物の牛を与えたって子供が喜ぶとは限らないだろう」としておけばよかったか。 喜ぶか喜ばないかは関係ないよ。
涅槃に向かう乗り物としての比喩なんだから。
むしろ、声聞、覚独、菩薩を刹那的な悦びを表す玩具として比喩しているのは確かに上手いと感じたぞ。 >>559
そうか?
喜ばないと、本物の牛を使った(涅槃に向かう)乗り物の価値なんかわからないから、無用だと思って、ゴミ箱へ行くんじゃないか。
おもちゃ乗り物の価値しかわからない子供だからな。
また、価値が分からない乗り物を信用して乗るのか?・・・怪しげな食べ物を食す気分なんだが。
それとも、乗る事で、勇気のある、冒険心のある者かどうかを試されているんだろうか。 刹那的な悦びに身を任せてると悟りは得られないという比喩では? なんか喩から逸脱して推論している奴がいるな
仏典や説話って、喩から謎解きまでセットになってるのがほとんどで、
刑事ドラマみたいだなあって思ってたが、なるほどこういう人の為なのね
>>560
話を一般化?しようとしているわりには出来て無いし
喩として成立してないと言いたいようだが ・・・2000年余り前に答えはでているからなあ 学会員は、池田大作の解釈の法華経しか興味ないよ
まして非学会員の解釈なんか毛嫌いする 脱線した話題なのは、すまないが
宮沢賢治はなぜ法華経に入れ込んでいたのかと、時々疑問に思う 俺が知ってる火宅の例えと違うな。
俺が聞いたのは「人を助けるためとはいえ嘘を吐いていいのかどうか?」って話だったが、
原点はああなのか。 法華経は良いよ
薄っぺらで下らないカルトの話題に持っていこうとする構っては何なんだろうな? 下種なポピュリズムを歴史的偉業に擬える或る政党と同じ輩か? 日蓮宗の信者は鎌倉時代以来ずっとイライラしとるな…… 祝賀パレードの際にeテレは大江の緑の木?やってたね
既存の宗教に拠らず祈る心を求めた大江と、紆余曲折を経た現在の皇室の姿、これは意図した物なんだろな
象徴としての新たな姿とは何か? ただ祈る事、それを尊しとする国民の姿、今は平和な時代だが、どこまでこの姿を貫けるか?
見とどけて行きたいものだ 長者ぐうじの例えは酷い例えだと感じるのは俺がさもしい人間だからか?
自身を息子の方に同一視すれば「望んでないのに宝物を得た」って感じるかも知らんが、
大多数の長者の親戚やら側近やらの方からしたら「望んでた宝をぽっと出に盗られた」と感じるだろう。 >>573
「望んでた宝をぽっと出に盗られた」と感じること自体が煩悩という比喩だよ。 長者が独裁的に決定していく事も、それを無遠慮に相続する事も、周囲が嫉妬するのも
全て煩悩に思えるんだがな。
煩悩がなければ、相続に執着なんかしないから、全員が謙虚に譲り合えばいいんじゃないかね。
第三者への寄付で譬喩をまとめるとか。 「所詮は血縁か」だな。
氏素性に限らず信心とか心根で選んだんならともかく瞼の我が子なら相続させるのは当然と言えば当然
汚物処理はローカーストの仕事と言っても
息子がそういう境遇に居たのはイレギュラーであって本来はハイカーストの血筋だから身分を越えたわけじゃない なんか喩から逸脱して推論している奴がいるな
仏典や説話って、喩から謎解きまでセットになってるのがほとんどで、
刑事ドラマみたいだなあって思ってたが、なるほどこういう人の為なのね
>>576
話を現在の価値観で判断しようとしているわりには出来て無いし
喩として成立してないと言いたいようだが ・・・2000年余り前に答えはでているからなあ たとえ話にしたって 実は実の親子 て設定の時点で宝を継承させる条件が凡俗と変わらんからなぁ、 >>579
>凡俗っつうのが何を意味するのか?だが、悟りをより啓かれたものとしたのが法華経だよ
字面だけを追うからそうなる 世界で最初に男女平等を説いたのはお釈迦様
って言っても現代の男女平等は仏教は何の関係もないけどね。 法華経アンコール観てると、名著に出会って人生に影響与えられたエピも割と入る感じだよね
ま、嘘ではないと思うけどね やっぱ影響受けたから研究に勤しんでると思うけど、
テレビになると何か伝わらないんだよな
>>579>>580
の流れワロタ ここまで見事な完全論破ってリアルにあるんだな
>>581
は前にもレスした人かな?お前もう止めとけw 完全に難癖だわ みっともない 釈迦でもキリストでもムハゲフンゲフンでも口の上手い詐欺師か
自分の嘘を心の底から信じれる異常者でしかない。 それで良いと思う
本物の聖人に出合う事なんて数千年に一度だしね
までも名僧知識クラスになら数百年に一度出会うかもだからねえ 油断は出来ない 聖人が数千年に一度って何?
古代人や中世人が騙されて崇めてるかもしれないのに、真に受けるの?
それが信じられるなら、オカルト一般も信じられそうだね。
紀元前のエジプトに舞い降りた宇宙人すら信じられそうだ。
・・・
舎利弗って知恵第一なのに、沈黙に追い込まれているんでしょ?その程度で知恵第一といえるの? 何か怒ってる香具師が居るな 何と戦っているんだろう?理由は分からんが、ちょうどいいのがあったんで貼っとくわ
俺らは暇だけど無知な荒らしに無料で付き合う時間は無い 専門医や宗教家、占い師、詐欺師に相談汁
>>585
は前にもレスした人かな?お前もう止めとけw 完全に難癖だわ みっともない 宗教本はさすがに信者が湧いてくるなw
そうだな。スレが信者の集会のようになってるみたい、信者に対するレスは意味ないから、やめとくわw なんだ 学会つながりでいきってたのかw
俺も〇〇〇会には詳しくないが、ネットのアンチは何処でもいるんだな
名著の小乗の宗派しかり 開祖や指導者に関係なく、時と共に集団って腐って来るんだろうね やたら桁が大きくかつ具体的な数字を設定するのは典型的な中二病の初期症状。
耐性の無い素朴な古代人なら「かっけぇええ!」とコロリと参ってしまってもおかしくない。 たまたまテレビでグリーン・デスティニーを見たんだけど
チャン・ツィイー演ずるところのヒロインの名前が小龍(シャオロン)
この名前は提婆達多品の龍女のエピソードを踏まえてるのかなと思った
年若い女性だけどすごい才能の持ち主という
中国での法華経の受容史という面で興味深いと思う
(グリーン・デスティニーは中国の武侠小説を原作とした映画) 補足
ヒロインの本名は玉艶龍(ユィ・イェンロン)だけど、愛称か幼名が小龍なんだと思う
日本語字幕では(名前が色々あるとややこしいから?)最後までイェンで通してたけど
中国語音声ではイェンなんて一言も言ってねぇシャオロンだろという場面が多い
ちょっとだけ中国語かじってたから何言ってるかわかる場面も少しはあったんだけど
名前ぐらい漢字で書いてくれれば漢字文化圏の日本人には
もっとわかりやすく楽しめる部分が増えたんじゃないかと思う 軽んじません菩薩を「なんだこいつ? 石投げたれ」ってやってた奴らも菩薩なん? 女が悟れるはずがない、的な話は維摩経でもあったが
あの時因縁つけたのは釈迦の弟子で、高弟とはいえ人間だからその辺は修行不足ではき違えてるんだろうと流せるけど、
前回の龍の娘で文殊菩薩がそのスタンスだったのはどうなん? その立場ってだけで理由は無いだろ? オーム信者やネトウヨにはそうなった哀しい理由があるんだろうが 過去回アンコール良いな
個人的には今のコンビは観たくないわ 女子孔がツッコみ杉 年度替わりで交代して欲しいわ wniの鈴木里奈の脇くっさ
(6 lゝ、●.ノ ヽ、●_ノ |!/
| ,.' i、 |}
', ,`ー'゙、_ l
\ 、'、v三ツ /
|\ ´ ` , イト、
/ハ ` `二 二´ ´ / |:::ヽ
/::::/ ', : . . : / |:::::::ハヽ
https://twitter.com/ibuki_air
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) スメルジャコフ
臭そうな名前だなと思ったらホントにそういう意味なのかよw
ロシア語でもスメルって言うんだw ロシア〜〜〜!って感じのクラシックっぽいBGMがよかった
なんて曲かクラヲタの人おしえて 光文社古典文庫では日本人がロシア文学に接するときの一番のネックであるあだ名の多さを排除して一本化した
とかテレビで見たことあるけど、それだと長男と三男にはあだ名あるけど次男にはないニュアンスがなくなっちゃうね。 残り二つの「〜殺し」は、「皇帝(王)殺し」と「神殺し」かね >>605
長男三男のあだ名をミーチャとアリョーシャに一本化したという意味だと思う カラマーゾフの兄弟は誰の訳が一番評価たかいんだろう? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています