●なぜ日本のマスコミは津波報道に積極的でないのか?/津波映像収集Blog 2005/01/03 20:17:44

お正月休暇の間、日本のマスコミは津波報道に積極的ではありませんでした。
なぜ、積極的ではなかったのか?
その理由について、「2ちゃんねる」で興味深い考察がされています。

・マスコミの社員(営業部門も、編成部門も、広告進行部門も)は正月休み
・正月の特別番組は、放送延期が出来ない(番組の使い回しが不可能)。番組のセールスも完了
(日本の正月休暇の番組は、ほとんど全てが事前に制作されている)
・広告スポンサーも広告代理店も正月休暇中。番組枠の移動の了解を取るのは困難
・日本の大手メディアはジャーナリズムの論理ではなく、サラリーマンの論理で動いている

・ヨーロッパ各国は、行方不明者数を、津波の後すぐに発表した
・日本の政府、マスコミだけが発表しなかった。非常に不自然だった。

・日本のマスコミは、多くの日本人の行方不明者がいるのは分かっていた
・しかし、正月休暇には、彼らは仕事をしたくない
・さらに、日本のマスコミは、正月用の特別番組が放送できなくなるのを避けたかった
・そのために、行方不明者数を少なくしておく必要があった。正月休暇が過ぎるまでは。

・日本のメディアは、安易に番組を作る。そして、それを報道番組と称している。
・よって、彼らには情報収集能力がない。津波の被害者情報も収集できない

・日本のマスコミが、正月休暇の特別番組の編成を変えたくなかった
・皇室が発表した結婚内定報道への配慮もあった
・そのため、日本人が数百名行方不明者になっているとの報道を隠蔽し続けた

スマトラ沖地震・津波の映像Blog
http://nullpo.2log.net/home/tsunami/archives/blog/main/2005/01/03_201744.html