【銑次】獅子の時代 Part4【不死身】 [転載禁止]©2ch.net
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そのような歳月の中で幾度か銑次の姿を見たという人があった。
例えば栃木県足尾銅山鉱毒事件の弾圧のさなかで、例えば北海道幌内炭鉱の暴動弾圧のさなかで激しく抵抗する銑次を見たという人がいた。
そして、噂の銑次はいつも戦い抗う銑次であった。
そう、明治40年の幌内炭鉱暴動の際は既に齢70に届かんとする噂の男が大暴れしていたのだった。 40話までなんとか見た感想
銑さんのこれでもかとばかり不条理な不幸のカード引きはブックだから楽しめるようになってきたが、
苅谷さんの理想だけで突っ走る純粋一直線、ウザくなってきた。
自分の側にいる人間だったらすごーくウザいだろうなあ。 >>201
ん?せいぜい60過ぎくらいじゃないか?
戊辰戦争のころ二十歳過ぎくらいなら明治40年で60前後。
それでもおやじさんの享年は超えちゃってるだろうがw >>201
噂の銑次は「伝説の銑次」だから。
普通に身内に会いに来るような形では生きていない。
だが永遠に死なない。
だから年齢なんて超越してるのだ。 >>207
最終回で銑さんが義顕の訃報を聞いて一言呟くから、そこで泣け。 苅谷母といい、おもんといい、千代といい立派な女だ。
それに比べると・・・後藤ママンとか情けなくなってきた・・・ >>210
あの言葉俺も好き。
最終回の前の回だよね。 >>211
刈谷母は西南戦争後から別人のように思えたよ
仏壇に残した置き手紙や官を辞し鹿児島に戻った嘉顕を諭す言葉は
見事に嘉顕の長所と短所を言い当てていた
ラストで千代や孫と一緒に暮らしている姿が見られてよかった 樺戸集治監の主な登場人物、
菅原文太、大原麗子、大滝秀治ほか
月形潔の有川博、看守長の小松方正、お目こぼし看守の東野英心
みんな鬼籍入りじゃん・・・
主な人物で生きてるの日下武史くらいか。 >>215
暴行されるだけであんましセリフねえやん。 そりゃ二人の子供に死なれた苅谷母はつらかろうよ。
友助は海軍にでも入ったのかな? ヒマなくて41話から先が見れん・・・
畜生、早く見たい。
それにしてもテーマ音楽、起承転結が見事でこのドラマが音楽だけで目に浮かぶようだ。
ロックンローラー恐るべしだな。 凌雲先生は九州出身だったんだな。 明治になってから
徳川慶喜の奥さんの乳がんの手術するほどの技術を持っていたんだよ。 やっと41話見た
看守長がもんを手籠めにするための作略で銑さんと会わせるとこ、お互いに死なぬふりをする場面には泣けたが、
看守長、どうしてもんが追ってきた相手が銑次だとわかったんだろw 重厚長大の硬派ドラマだとは思うが、そういうところもちょっと混ぜるところが山田太一のうまさだな。 小樽で菊子、もん、千代らに囲まれてデレデレする嘉顕であった。 やっと時間ができて42,43,44一気に視聴
銑さんの事件を呼ぶ運命というか能力というかパネェっすww
実際あった小樽事件を銑さんの仕業にする脚本、ひといwけどおもろいw
ただちょっと樺戸にかける時間長すぎかな? 銑次は不死身だが、銑次に付き添うものには必ずと言っていいほど死神が舞い降りる・・・ 45、46、47と見る。「最後の幇間」幽玄亭玉助師匠が出てるんで驚いた。
凄い名優もこれでもかこれでもかとばかりにキャスティングされてるし、ひょっとして獅子の時代は昭和の第一級のお宝なんじゃないか。
それにしても47話の始まりのもん、あの美貌であの甘えかた、こりゃどんな男でもたちどころにノックアウトされるな。
大原麗子ってのも魔女的な女優だ。 >>234おそらく違法でない台湾あたりからと思う。
ダメ大河ばかりだ、死ぬ気で獅子の時代リメイクして欲しい。
ジャニ抜きで! 樺戸に送られていく山なんかシーンも読売ランド周辺なの?
ちょっと低い木が多いのは北国に見えるんだけど >>236
全話残ってるのになぜリメイクする必要がある?しらけるだけだぜ。
菅原文太兄イの代わりが誰が務まるってんだ。
大原麗子の代わりもいないと思う。
加藤剛なら代わりがいるかもしれないが。 龍馬や新選組を登場させてリメイクするべき
幕末大河としては地味すぎた >>239
龍馬はパリ万博のt年に暗殺されてんだよな。
銑さん、苅谷が帰ってきたのは慶應四年(明治元年)の設定だからもう龍馬は殺られてたわけだ。
新選組も慶應三年にはもう散り散りになってたから。
巴里の話をメインに据えるとどっちも描きにくよな。
山田太一は敗者の明治維新を描きたかったというモチベーションで光が当たりにくい出来事を
ふんだんに取り込んだから、余計に竜馬とか新選組とか人気の人物は描くヒマがなかったんだろう。
戊辰戦争はさすがに描いているが、人気の白虎隊でさえあっさりと事実だけで終わらせてるし。
雲井龍雄とか高松凌雲とか、あるいは樺戸監獄とか秩父事件とかともすれば忘れられがちの人物や
事象を描いているところは特筆すべきだと思う。 雲井龍雄役の中の人は
今やるなら森野熊虎…じゃなくて漁師甚助だな
高松凌雲の中の人は無理筋かw
倅は親父よりもちょっと色気足りないんだよな
トメグループが
漁師甚助
畳屋平蔵
苅谷嘉顕
これある意味史上最強 雲井の回って独立しててほとんど前後の脈絡なく出て来るんだよね。その回は銑次は主役だからしょうがなく出て来る程度。
山田は話の流れとの関係が変になったとしても、どうしても雲井を書きたかったんだろうな 清水健太郎が出てるのに、よく時選で再放送できたな
あれもよくわからん中国人だったが 内容も異色だが名作すぎて、80年代の山田太一の天才ぶりは凄まじかったんだな ようつべにほとんど全話がごっそり上がってるけど、どの回もタイトルが全部「遥かなる日本」になっとるwww このDVD見るまで、雲井龍雄とか月形潔、瑞穂屋卯三郎なんて知らなかったよ。
高松凌雲もなんとなく聞いたことある、程度だったし。 このドラマは知らなくていい事だらけで大事な部分はサラッ流す
脚本家はそうとうなドヤ顔気質だねぇ あまり知られてない話に焦点を当てるのが、そんなにおかしなことかい? >>108のシーンだけ見たいんですけど、ようつべに上がってますか? >>253
シミケンが出るのは20回と21回。
あとは自分で探して消されないうちに見とき。 >>249 銑次のモデルの一部になっとる山川浩(大蔵)や苅谷のモデルと思われる
薩摩藩士村橋久成もいるよ。 開拓使官有物払下げ事件、つーのもなかなか渋いところだな。 たった今、48話から一気に最終話まで見終えた。暗澹たる気分になる展開だったが、見終えてなんか達成感がある。
感想をひとつだけ挙げろといわれれば、
最終話で井河さんが撃ち殺されたあと、撃った軍隊を睨みつけた銑さんの顔が背筋が寒くなるほど恐ろしかった、
役でああいう顔が出来る役者は菅原文太くらいしかいないのではないか。 このドラマの北海道と青森のイメージをかなり下げた罪は大きい 秩父事件のスローガン「自由自治元年」が、紙折り兜に書き残した苅谷さんの文言を由来とするという設定は上手いな。 高松凌雲の実兄は古屋作左衛門? 江戸から逃げてきた幕臣や全身刺青の
火消なんか従えて函館戦でガンガンチャンバラやったらしいよ! DVD全部見終わったらなんか寂しくなっちまったw
それにしても最後の銑次行方不明の描写が納得いかん。
あれだけ軍人がいたんだから、殺されたなら誰もそれを知らず討ち取ったりの通知がなされるだろう。
取り逃がしたのなら指名手配が出るはずだろう。
政府、軍にしてみれば軍人を多数斬り殺した「凶悪犯」なんだから生死を含め、全力で銑次の行方を探すはず。
軍人の鉱造がひとり銑次の屍体を探して回るという場面はおかしい。
けどこのドラマを終わらせるのにはこれが一番適切か。
五年経った憲法発布の時までに鉱造にも千代にも銑次の行方情報が入ってないようだったから、
やっぱ死んじゃったのかなあ。でも「凶悪犯」と連絡をつけてたら弟妹に迷惑かけるからわざと知らせなかったかもしれない。
田代栄助は事件後絞首刑になってるしね。
なんていろいろ想像してみる。 ん?>>267変な文章になっちゃった。
あれだけ軍人がいたんだから、殺されたなら誰もそれを知らず討ち取ったりの通知がなされないことなんかないはずだろう。
でした。 そもそも銑次という存在はいたのか
銑次とは、幕末から明治を生きた多数の民衆の面影が作り上げた存在であったのか
いろんな余韻に浸れる素晴らしい締めであったと思います 銑次の半生
パリ万博→戊辰戦争に敗北、母と祖母と兄が死ぬ→五稜郭の戦い→斗南藩→江戸で出稼中支那の反政府勢力と関わる→雲井竜雄を殺したムーミンパパをしばく→斗南で親父が死ぬ→
江戸で商人→小関を斬って服役→車夫→西南の役→大久保暗殺の濡れ衣で樺戸監獄→脱獄→小樽事件→
江戸に舞い戻る→秩父→もんが死んじゃう→福島→苅谷が殺される→秩父事件→? >>269
銑次は北斗の拳のケンシロウと同じ
無茶苦茶強いが弱い者の味方で何度も痛い目に遭わされてるが不死身だし 加藤剛のパートの方はあんまり話題にのぼらないなあ
W主演とはいえやっぱり文太か いや銑次も当時の週刊誌から汚い∞武士があんなに作法はしない%凵X
散々たたかれたらしいよ、千代や苅谷はいかにも動作作法が武家らしいw >>273
何もかも破天荒な大河ドラマだったということだな
ロックのテーマ曲が似合ってるわけだ >>267
新撰組の生き残りも、見廻り組の生き残りも
天寿を全うするどころか晩年にはペラペラしゃべって
地元の名士ヅラしてんだから、別におかしくないだろw 例えば池田屋にも参加したくらいの新選組の生き残りが晩年も京都に在住したら
住民からも一目置かれるだろうし、地元の名士になるのはごく自然な流れだと思う >>277
白虎隊については、実態はずっと謎のままだった
たった一人だけ、自分の腹を刺したけど死に切れずに苦しんでいる少年がいて、それが通りかかった農民に救助された
その男はずっと黙っていたのだが、ジジイになっって死期を悟ってから、ようやくその当時のことをしゃべり始めた
城が飯の支度をするために煙を出してたのが見えただけで、「お城が攻められて燃えている、もはやこれまで」と勝手にカン違いして
お互いの腹を刺して集団自決していたことが明らかになった みんなが大好きな白虎隊もさらりと事実だけで通過して彼岸獅子入城はしっかり描いてたりして。
もっとも白虎隊じゃ銑さんの出番がないかw
みんなが好きな西郷隆盛も出てくることは出てくるが脇役扱いで、大久保利通のほうが扱いが大きいんだよね。
もちろん明治維新における役割の重要さから言えば大久保のほうが上に決まってるんだけど、
大衆に阿ったドラマづくりだとどうしても西郷が中心になりやすいだろう。
そんなところも破天荒だ。 >>280
鶴田浩二をキャスティングした時点でそれが決まっていたんだろうね。 根津の一人セリフ回しは中々、あんまり評価されないね この大河のたった一つの不足があるとすれば
木戸さんを台詞のみで済ませて配役を置かなかったこと
維新回天の唯一ともいえる良心たる木戸さんを入れると
ストーリーが持たなくなったのかもね ブリュネももっと大きく扱ってほしかった、凌雲先生とフランス語で会話とか
して欲しかったなぁ >>281
大久保利通を鶴田浩二にして
もし西郷隆盛もクローズアップするなら
配役は若山富三郎か 伊奈野文次郎
1855年南会津郡に生まれる。
秩父事件前は児玉郡で人力車夫を営む。
明治17年秩父困民軍に参加、信州への転戦の中にあって頭角を表し「会津の先生」と呼ばれる。
事件後、15年の刑となり、樺戸集治監に送られた。
1910年(明治43)年宇都宮で没。享年54歳。
会津出身、人力車、樺戸監獄、秩父困民党の会津の先生・・・。
銑次のモデルか。
ガイドブック秩父事件(新日本出版社)より ドラマでは架空の人物を使い倒しているけど、出てくる事件はだいたい史実通りなんだよね。
無名の男が起こした事件をみんな銑次を絡ませている、つまり狂言廻しにしてたってことだね。
でもその伊奈野文次郎って人、最後は宇都宮で亡くなってるのか。ひょっとしたら足尾鉱毒事件
で抗い、戦ったのかな? >>288
秩父事件のサイトを見てたら、こんな人もいるね。
大野苗吉 (1862・文久2年??) 風布村 困民党軍甲副隊長
風布村の養蚕農民。蜂起に際して同郷の大野福次郎・石田造酒八らとともに風布村の中心人物として組織化を先導。
駆り出しの際に「恐れながら天朝様に敵対するから加勢しろ」と触れまわったことで知られている。
困民党軍の甲隊・副隊長として部隊をリードし、皆野本陣が崩壊したのちは甲隊の一隊を率いて本野上から出牛峠・秩父新道を経て
児玉・八幡山方面に転戦するべく進む。しかし児玉郡金屋村において鎮台兵の一隊と遭遇。「進め進め」と鼓舞しながら鎮台兵の部隊へ
斬りこんでいった末に戦死したという目撃談もあるが、上州や信州で彼を見かけたという目撃談もあり、その生死についての詳細は
現在まで明らかになっていない。10月31日付けで失踪宣告が出されたままである。
これもまさに銑さんや!! あなたもネットで告発しませんか?
ビッ苦カメラ札幌店 佐藤伸弦 暴行事件 菅原文太氏は最後の入院の三日前、秩父事件130周年記念式典で講演してそれが生前最後の公の場になったんだな。
秩父を最後に消えていく、文太氏自身もまさに銑次だった。 >>290やっぱり銑次はいたんだね、何人かの人生をくっつけたキャラクター 秩父事件を起こした主要な面々は捕まって死刑になったものも多いが、欠席裁判で死刑を
言い渡されても逃げおおせている者もいる。軍が逃げられないように包囲したようでいても
県外に逃れているんだな。銑次アニキも逃げおおせたと思いたい。 >>267
銑次の最後の処理は「そして伝説へ」ってやつだよ。
真面目に生死を取りざたするもんじゃないと思う。
というか最初から現実離れした無双キャラの銑さんは、庶民の反骨精神や負けじ魂の象徴であり一種の夢だ。
けして権力に大勝することはないけど、不滅であることを示して余韻を残したんだよ。
おもんと北海道を脱出した時点ですでに法律上は死人で幻の人だったから、あそこでエンドでもよかったくらいだが、それだとドラマ全体が甘くなる。
だから嘉顕はあわただしく信念に殉じて、銑次は肉体の死さえ超越して伝説の彼方に行ってしまった。
単なる作劇上の締めのテクニックでこうなったと考えていいと思う。
ファンはそんな締めテクエンドは脇に置いて、二人は本当は愛する人と人生全うしたと考えてもいいし
不滅の銑次は21世紀の今もどこかで抗い戦い続けてると考えてもいい。
そんな心の遊びのための余裕も残したラストといえよう。 秩父の回で、さり気なく銑次に自己紹介しただけの信州の井出爲吉って人は実在した人なんだな。
「秩父政府」の会計担当で事件後懲役八年(憲法発布大赦で中途出所)で済んでたらしい。
田代栄助は史実では首謀者として縛り首になっちゃったが、享年五十なんだが、獅子の時代ではもうかなり歳が
いった志村喬が演じてえらくジジ臭い場面もあった。
いくら当時は短命だったとはいえ、ちょっとなあ。 志村喬はこのドラマ出演時は75才。その後一年ちょっとで亡くなられている。
かなり以前から肺気腫を患って晩年はかなり悪かったようだ。
途中で発作をおこす場面、演技じゃなかったかも。 小学生の時にリアルタイムで初めて見て魅せられ
30台でDVDがリリースされた後見直し改めて感動
40台でNHKオンデマンドで見直すも魅力は変わらず
人生で何度も見返したい長編大河ってそうそうないよね 格差社会が叫ばれ、トマ・ピケティの『21世紀の資本』が大ヒットする今の時代、獅子の時代が見直される下地があると思う。
だが、明治維新当時は強者はあくまでも強く、弱者はあくまでも弱かったが、現代のように人権を盾にした「弱者権力」が
幅をきかしている時代、獅子の時代のメッセージが正しく伝わるかどうか・・・ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています