>>815
小池大将軍はなぜ不様な返り討ちにあったのか?

@小池百合子はオリンピック開催都市の首長であるにもかかわらず、東京のコンペ
のプレゼン資料を読んでいない。昨日だか一昨日だかNHKの国際放送にまで出演
して英語で「東京五輪は復興五輪」と力説していたが、プレゼンテーションは
「アスリート・ファースト」と「コンパクトなオリンピック」が謳い文句であり
「復興」のフの字も書かれていなかった。小池百合子はこの基本中の基本の
事実をまず知らない。

Aボートの宮城県移設は100%成功すると小池は確信していたと思う。東京五輪
の主体は東京都でありその首長たる自分は組織委員会会長より偉いのはもちろん、
日本の首相よりもIOC会長よりも大きな権限を握っていると勘違いしていたと思われる。
バッハ会長の「同じボートに乗っている」は洗練されていたが小池劇場に対する
強烈な批判だった。なぜ協力できない?なぜ事前に相談できない?なぜ仲良くできない?ね。

BIOC側の東京五輪の最高責任者は東京五輪IOC調整委員会委員長のジョン・コーツ。
ジョン・コーツは現職のIOC副会長で弁護士資格を持っていることもあり、
スポーツ仲裁裁判所の会長でもある。またオーストラリアのオリンピック委員会会長でもある。
そんなジョン・コーツは1992年から2014年まで国際ボート連盟の評議員をつとめていた。
今でも実質的な国際ボート連盟の影の会長だろう。
小池百合子はジョン・コーツがどういう人とか基本情報をまったく知らないまま
小池はなんのコーツ対策も考えずにボート会場の蝦夷移設に動いていたと思う。
あまりにもドンキホーテすぎ。
ジョン・コーツ情報を熟知した上でボート会場の蝦夷移設をすすめていたのなら
それはそれで一つの見識。しかし小池は簡単に入手できた基本情報を知らずに
突っ込んでしまった。田中真紀子並の失態だった。「これだから女は〜」に
なってしまった。