風林火山のよいところは
人が勧善懲悪の筋書きの駒としてでなく人として描かれているところ
どんな小者にもどんな小さいシーンにもその必然性の上に翻弄される等身大の人が居て
感情移入できるところ
群像劇の醍醐味を感じつつ勘助の人としての哀れも可愛さも感じつつ楽しめるところ