つまらなく感じるのは、せっかく日本の歴史を変えた英傑の宝庫である幕末動乱を舞台に据えてるのに
主人公周辺の狭い視野でしか世界を描かない点
主人公が幕末動乱の表舞台に立つまでは彼と並ぶ英傑達や、幕末動乱そのものをメインに描いて行って
いよいよ主人公が時代の表舞台に立つ様になってから彼を中心に世界を描いていけばいいのにと感じる。
(前半半分までは西郷は殆ど出なくてもいいぐらいだと思っているんだが・・・)
自分が好きな大河の一つである、大村益次郎の生涯を描いた『花燃ゆ』は時代的にも西郷どんと被る作品だが
あっちは大村だけを描くのでは無くて、幕末から明治の歴史上の重要人物達も均等に出して行って、当時の
歴史を上手く描いていたと思う