「あさが来た」で有名になったけど、武士の世が終わると言う事は
個々の武家を疑似法人に見立てて場合によっては領地に担保を設定した
金融資本の債権も吹っ飛ぶと言う事だからな

家光迄に、譜代は直臣、将軍の台命は絶対、で、譜代を直轄機関として
ルールの中で大名を鉢植え同然に領地入れ替えしてたのが家斉時代頃から明らかに出来なくなった

これは明らかに金融資本と、徳川直臣の筈の旗本・譜代が関東、近畿の領地に既得権益として完全に土着したから
この期に及んで勝手な国替え等されたら領地に担保設定された債権が危うくなると
本間様を始めとした金融資本が猛反対したし、
領地経営を金融資本に大きく依存した譜代大名家が幕府を執行する幕閣を占めてたから、
領地替えの台命撤回で幕府の権威、執行力は目に見えて低下してたし
本来幕府と一体と見られてた譜代層の既得権益化で海外脅威に対する国防的な強権発動み出来なかった