だいたい西郷というのは好戦的な人物で、薩英戦争の報を聞いて、
戦闘に参加できないことに苛立つ手紙が残されていたりするようだ。

それを見た土持は自らの女奉公人を売ってまで船を作り、西郷とともに戦闘参加しようと薩摩に向かおうとしたところ、
「英国撃退」の報が伝わって実行に至らなかった、という逸話さえあるのだが、
人ひとり殺せない設定の西郷がそれではまずいので、
船の話は川口雪篷にし、しかも目的が「戦争を止めるために」で、西郷も同感するという設定になったのだろうかw

今後の禁門の変〜征長にかけては、さすがにハト派西郷では描ききれないだろうから、
どう変容していくか見ものだ