>>688
まあなんだ、幕末のわかりづらさって幕府主観のドラマにすれば新政府は理不尽な要求ばかりの悪の中枢テロリストになり、新政府主観のドラマにすれば幕府は利権にしがみつく腐り切った政治屋どもとなる。

今日の味方は明日の敵。立場や身分を超えて各々の欲望が渦巻き、形勢が二転三転と目まぐるしく変わる激動のカオスこそが幕末の本来の面白さだとこの歳になって思うのだが、如何せん大河だと何故か主人公を聖人君子にしたがるので反対にわけのわからん話になる。

佐幕派も維新派もそんな枠を超えた幕末を楽しむためのいい題材はないものだろうか?