【2018年大河ドラマ】 西郷どん part105
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>>7
渡辺謙は長く出す必要あったんだろ、視聴率は斉彬編がいちばん良いし
島編が余計だった島編から視聴率下がった 平家物語のようなフィクションばかりやればいいよ。
あれは琵琶法師たちのつくり話だから。
赤穂浪士もほとんど本当のことわかっとらんで、劇のシナリオがベース。 そういう意味だと中園さんの場合は西郷みたいな近代化じゃない方が面白いもの書ける感じかね >>8
琴さんの息子さんは西南の役で亡くなる。
今から想像すると悲しくなるから、今のままで
良いと思う。 結局「西郷どん」は激動の幕末、明治を生きた人々の
話ではなかった。西郷隆盛の愛と友情の話で終わろうとしている。
歴史的な局面を人間の感情で説明しようとして、嘘っぽくて
安っぽい、陳腐で軽薄な内容になった。
今後の展開も薄々予想できる。
まず佐賀の乱が起こり、江藤が西郷に助けを求める。
西郷は「いい人」だから江藤を助けようとするも、
薩摩に潜入していたポリスに捕縛。長崎で斬首。
それを知り涙するが、桐野は大久保による暗殺だと騒ぐ。
「一蔵どんに限ってそんなことありえん、直接本人に聞く」
となるも不平士族が護衛すると言い出す。
「おいは朝鮮にも一人で行くと言った。誠意を尽くせば、
人間分かり合える」とか何とか言いながら熊本へ。
そこで撃ち合いになり「やめんかーおまえらー、とも
に戦った仲間ではないかー」とか絶叫するも狙撃される。
そのことで怒り狂った薩軍が吶喊攻撃を開始。
小兵衛が死に、菊次郎が負傷、その度に西郷が号泣。
村田新八がアコーデイォンを弾きながら死亡、西郷号泣。
「もうここらでよか」で桐野号泣。その後、従道、大久保も号泣。
最後に糸と愛加那が号泣。
ひたすら役者が号泣する演技を見るだけで終わるし、最初から
それしかやってない大河だった。 林真理子さんと中園ミホさんが公式サイトのインタビューで村田新八が好きだと言っていた。
それが本当だとしたら、新八の視点から西郷と大久保を描けばまだ別な展開になったのではないかな。
彼自身、最愛の長男を西南の役で亡くしている。一説には挙兵に対して消極的とも言われていたようだから、
主戦派の幹部たちとは違う心の葛藤があっただろうし、その思いをアコーディオンの音色に
託すことが出来ただろう。
ある意味西郷や大久保よりもドラマチックな人物かも知れない。 公式サイトより
【脚本】中園ミホさん
西郷隆盛という人物は謎に満ちています。決して聖人君子ではない。
太った愚鈍な男でもない。戦の天才で革命家。一つ確かなのは、男にも女にも大層モテたということ。
子どもも学者も侍も殿様も彼と触れ合い、語り合った者は皆、西郷にほれた。一体どんな魅力だったのか!?
セゴドンという男の魅力に、女の視点で切り込みます。 >>33
戦の天才って印象はないな
塩野七生のカエサルっぽいけど
文才に大きな違いが 佐賀の乱に苦戦中の後藤は薩摩の西郷に面会、救援を求めたが「政府に逆らうと未来はありませんよ」と協力を拒まれる
つうか有言不実行の西郷、因みに後藤はそのまま土佐へ飛び支援を依頼するも拒否され土佐・阿波の国境付近で捕縛
裁判ごっこ半日結審で速攻斬首、根回しするなら決起前でしょ後藤散かぜ薬 >>36
糸夫人はお妾ではなくて、正妻なのだから、黒木華さんのように落ち着いた
女優さんがちょうどいい。
まして糸夫人は良妻賢母のイメージ。華やかさよりも一家の女主人としての
堅実さや芯の強さが求められる。 都城(宮崎)からです
今日島津発祥祭りがあります
島津邸から神柱神社までパレードがあります
パレードにはスピードワゴンの井戸田が出ます
島津低の近くには俳優の永瀬正敏の元実家があります 昨日の大相撲、大村昆と林真理子と中園が観戦していたそうな
大村昆は毎度のことだけど、原作脚本の2人は九州でなんか仕事でもあったか みんな無責任すぎてつまらない
なんで勝手に辞める?ニホンノタメーとか言うてたのは嘘だったの? てか大久保が追い払ったくせになんで西郷が鹿児島に帰るとき泣くの?
あんなふうにけちょんけちょんにしたら喧嘩別れするのくらいわかるでしょ >>43
大久保を憎む気持ち>>日本を想う気持ち
ただそれだけのこと このドラマだけで判断しても、ただ愚直なだけで政治の世界では扱い難い男な印象しか持てないな
なんで当時でも西郷が慕われたかいまいち魅力が理解出来ない
この程度なら幾らでも他にいたろうに そもそも韓国へどうしてもいかなきゃならない理由なんてないから、大久保を悪役にするのは無理がある。
というか、西郷のほうがわがままにしかみえないんだよな 鳥羽伏見も戊辰戦争も、今回の西郷下野にしても、脚本家は必死に西郷に正当性があるように
描きたいんだろうけど、あんだけ慶喜にイクサは民のためにならんといってた西郷が倒幕のイクサをはじめるのは
笑っちゃうくらい変だった。
征韓論にそもそも説得力がなく、むしろ大久保の内政優先富国強兵の方向に説得力があるから、
西郷が時代錯誤の「あとは野となれ山となれ」にしか見えないのが哀れというか >>50
国賊韓唐は始末支度しとけば今の国難はなかったろうな
半頭ちょんこもな
せごどんただしいやんけ ゴキブリ韓唐エベンキを始末しとけば太平洋戦争もフクイチもなかったな それで西郷を悪者にしないために韓国にいる2000人の日本人を助けるためとかやりだすから
国が戦争になることも考えられないまるっきりのお花畑野郎にしか見えないというね 大野卓朗演じる桐野利秋は好きな幕末の志士だから、期待していたけど、
結局はモブキャラに終始した。
だが、西南の役では間違いなく活躍するぞ(笑)
何せ、西南の役における薩軍の実質的総司令官は桐野だからな。
子供の頃に見た『翔ぶが如く』の最終回の城山決戦での桐野の最期
は今でも記憶に新しい。 西南戦争では、おいどんな新八どんのアコーデヨンを聞ききたかでごわす >>58
哀愁を帯びた新八のアコーディオンの音色で桐野が剣舞を
舞う姿が見たいな。
ラストサムライの最期を飾るに相応しい描写になる事間違いなし。 脇にも面白そうなキャラがいくらでもいたのに結局西郷一人すごいとするために割り食ったのがな
主人公視点のことしか書かないやり方が向いてるキャラじゃなかった >>61
敵にも味方にも優しい人間性と理想があることを描いてこそ
歴史というものの皮肉な現実や悲劇性
物語のカタルシスが描けるのにな あえて言うならば中村半次郎(桐野利秋)や村田新八に
もう少し焦点をあててほしかった。
ちなみに新八の空腹エピはつまらない。史実では宮内大丞として
明治帝のお側に仕えたほどの人物だろう。
謹厳実直と言うか、サムライらしい一面を見せてほしかった。 もともとこのドラマの西郷の描き方がまちがってるんだよ
彼は優れた人物であり、正義感で、民の味方で、偉業なかばで、惜しくも死んだ。
そんな描き方するからこういう、中途半端な、ただ教科書をなぞるだけみたいな面白くもないドラマになる。
そうではなくて、彼は根っからの守旧派であり、民百姓よりも武士を重んじ、西洋が大嫌いで、戦争がメシよりも好きで、
先進的な考えがないもんだから大久保や木戸に終生コンプレックスを抱き、確固たる信念もないからその時その時で
考えがブレまくりで、政治家としては弱点だらけの人間であった。
しかし、そういうブレブレな性格は、逆にみればなんでも取り込める包容力とみることもできるわけで、それが彼の人から
好かれて弟子が集まってくる理由だったと。 哀愁あるよなぁ、村田新八のアコーディオン、でかいのじゃ無くて子供用なのかな?
https://www.youtube.com/watch?v=SCWJJJ2q-Vw&t=2438s
39:20過ぎ https://www.j-cast.com/tv/2018/11/23344261.html
鈴木亮平はいいが、家庭を描き過ぎて時間足らず。
最も面白い幕末・明治初期の人物たちの醍醐味が感じられず残念な西郷さん >>64
よう、基地外韓唐ちよんこエベンキ百済難民子孫非大和民族様ゴキブリ背乗りエベンキ国賊エラはよ市に晒せよ >>68
近代史をざっくり眺めても、半島とは「かかわらない」のが最善だと思うけどね
鈴木君は良い俳優だけにちょっとかわいそう。
政治家としてはからっきしダメダメだが、なぜか人から好かれて、偉人だの大先生だのと
持ち上げられてしまう人間の、苦悩や孤独みたいなとこに焦点をあてるようなドラマをみたかったけど、
これじゃ西郷はいいやつで大久保はいやなやつ、みたいなチープなアニメだよねw >>69
オマエラ韓唐エベンキと合わせて駆除してしまうべきだろう
せごどんは駆除したかったんだろ 韓唐エベンキ刈りもそれでも説明がつく
エベンキ国賊韓唐の国賊ぶりも同時に理解しろよな >>71
今やだれでもわかる通り、一番おいしいのは被害者で、最後まで責任とらされるのは先に手をだした側なんだよ
だからもしも君が、駆除しろ駆除しろとあおるのであれば、むしろあちら側の人間かなと自分には見えるw >>72
完全に駆除しないからだよ
それができる最後の時代だった
つか、エベンキ共の外交非礼も知らずに書いてんのかな >>73
完全に駆除?ヒトラーがあれだけやってもできないのに。無意味な労力 ウジ月9やまとなでしこ大ヒットかました脚本家中園が大河で凡退するのは自明の理 >>74
せごどんならやるだろ
東朝鮮頭抂エベンキも駆除しとけば日本も平和だったろうな 桐野利秋と別府晋介の生家(自宅だよね)
ガチで目と鼻の先、桐野生家の看板から百歩歩かない内に別府生家
言わば西郷生家と大久保生家の距離関係に近いから幼なじみの仲良しだったんだろうな
しかし西郷は介錯をなぜ桐野ではなく別府の晋どんに頼んだんだろ、桐野はかなり前で戦ってたんかな? 別府が足を負傷して前で戦わず西郷の傍にいたからでは 島編視聴率よかったんだぞ
むさくるしい男達がギャーギャー喚いている映像を見ているより
綺麗な島の風景をボーッと眺めていたほうがマシという視聴者の声 政治色ない回は本当に視聴率いいよねw
西郷と愛加那の恋愛メインで、薩長同盟や倒幕の話は0にした方がドラマとしては成功したかもw >>81
島編に限らず「〜編」が始まる回だけ作りや番宣に気合い入れるから持ち直す仕組み
それだけのこと
明治編も西田出てきた最初は評判良かっただろ 政治が描かれるのが悪いんじゃなくて
政治の本質の分からない原作者や脚本家が本を書くから本当につまらなくなる 正確にいうと斉彬が死んでから島編に入るまでが低調だった
ひーさまがよく出てる頃がつまらん 井伊直弼対慶喜(と橋本左内と西郷)あたりが本当に数字下がったな >>56
人斬り半次郎なのに、一人も切ってないもんな 11月23日の宝メシってNHK番組 馬鹿みたいに金かけてる感じ こんな馬鹿番組作るために受信料払ってるなんて・・本と無駄だらけのスタジオの出演者にセットに
金が有り余って使い切らなきゃってのが見え見え つぶせよNHK 紅白もつまらんがガキ使もつまらん格闘技もつまらん
やはり大晦日の夜は蕎麦喰って5chでマターリ 受信料不要ならこんなにバッシングされなかったんだろうな >>97
いやそれただ最初のほうだからってだけじゃないか 最初は誰が出ようとどんな内容でも視聴率いいからね
そこから徐々に視聴率下がるのが近年の大河の特徴 >>37
佐賀の乱は江藤だろ。江藤新平。
後藤象二郎は土佐藩閥。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
「翔ぶが如く」
西南戦争を描いたドラマはあるのですが、
おそらく西郷だけでなく、大久保利通を描いたドラマとしては唯一かな?
政治家としては余りにも人間的には優しい西郷と大久保。
西郷は不平士族の若者を放っておけず(そして日本政府安定の為)、下野し、
大久保は日本の近代国家化を目指すべく、あえて悪名をかぶってまで
国家の安定の為に働き続ける。
古い日本を滅ぼす覚悟の西郷の意を、おそらくは汲んで、大久保は西南戦争を鎮圧する。
どちらが正しい生き方とは、作品中では語られません。
それゆえに最終回の結末まで見終わったとき、
ずしりと重い宿題を視聴者は負わされる感覚を得ます。
西郷も大久保も非常に魅力的に描かれている。
厳しい政治家でありながら、家では良き夫であり良き父。
さらには同僚に対する優しさや思いやり。
公私の区別ををつける良い男なんだな〜。
西田敏行さんと鹿賀丈史さん、こりゃ一世一代の名演技ですわ、感動!!
今、見直すと本当に大久保さんは辛かったんだな、哀しかったんだな。
最後に大久保さんが見た風景が、
二度と還らぬと心に決めた薩摩の海と青い空。
若かりしころの西郷と駆けていった記憶―。
二人死ぬときに見た風景は同じだった。
そこに全てが集約されているようで、涙が止まりませんでした。
老若男女、出番の少ない脇役も非常に魅力的に描かれている。
(特に西南戦争の反乱士族の若者たちの最後は泣けました)
明治初期を描いた作品では一番の傑作。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
翔ぶが如く最高!
シナリオから配役まで全てが素晴らしい。
この頃の大河は現在と違い骨太でいいですよね。西郷と大久保の二人が若かりし頃から成長していく様が描かれています。こんな切磋琢磨できる友がいるということは、まことに羨ましいことですね。
さてさて、ぜひ皆さん一度ご覧ください。その価値はあると思います。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
幕末もの最高傑作「翔ぶが如く」
「大河ドラマ」と名はつけど、近年の大河ドラマとは別物と思った方がよい。
たとえば、近年の大河ドラマで定番の「女パート」。そのようなものはない。
しかし、本作品の方に登場する女性に対しては真に愛おしく思い、歴史上重要な役割を持っていたのだと納得させられる。
作り手が「押しつけ」などしなくても、視聴者はそれぞれの感性で感動するのである。
三木のり平が演じる、江戸火消しの親分・新門辰五郎がいい。
西郷隆盛と徳川慶喜の双方に肩入れして狂言回しのような役割を演じる。
この、いかにも人間的に善人である辰五郎が、追放された慶喜に寄り添うことを最後に選択するところなどは、明治維新=正義と考えている視聴者の心に一石を投じるのではないかと思う。
辰五郎と西郷が上野で今生の別れをする場面は、今でも涙が出てくる。
佐野史郎、益岡徹、内藤剛志、緒形直人といった、今や大ベテランである俳優たちが鬼気迫る薩摩志士を演じる。
その迫真の演技は、まるでこの時代の薩摩志士たちの魂が乗り移っているのではないかと錯覚するくらいだ。
「幕末ものって面白いらしいけど、まだ読んだり見たりしたことないんだよね、興味はあるんだけど」という方には、本当にお薦めだ。
これを見ないと人生1つ損しているかもとくらいいえる。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
幕末大河視聴率歴代3位!
年間平均視聴率23.2%!
最高視聴率29.3%!
翔ぶが如く
これは今現代、日本が知的な沈没を遂げようとしている今こそ沢山の人に見てほしいドラマだ。
今のテレビドラマのひどいレベルを見ていると、テレビがくだらない媒体として見捨てられてしまうのではないかと不安になる。
テレビはかつて素晴らしいドラマやドキュメンタリーあるいはバラエティを与えてくれた優れた媒体であったのに今やバカにされる存在になり下がってしまっている。
優れたドラマはほかにもたくさんあるが、このドラマは今の日本が忘れ去り、安易に扱おうとしているものがどれほど大切なものであるかを痛感させてくれるのだ。
西田の西郷も鹿賀の演ずる大久保も、人間として時代を駆け抜けてゆく。
その魂がほとばしり、昇華してゆく見事さが画面からあふれんばかりだ。
俳優も演出も映像も、秀逸で物語にぐいぐい引き込まれてゆく。ものすごく面白い。
今の大河ドラマとは違う。昔のほうがよかったというようなセリフは使いたくないが、レベルがちがうのは誰が見てもわかるだろう。
こういうのが、ドラマだ。何も時代劇や歴史ドラマだから迫力があるのではない。そこに「ドラマ」があるやなしかだ。
NHKはBSでこのドラマを一年間放映したらどうだろうか?
放映できない人物が出演しているから難しいかもしれないが、これは見てもらわねばならないドラマだ。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
幕末・維新ものの最高のドラマ「翔ぶが如く」
幕末・維新もののドラマは、テレビ・映画を通じて数多く作られているが、骨太のテーマに正面からぶつかって取り組んだ本作が最高の出来だと思う。
脚本、配役、演出、音楽、すべてにおいて本作を越えるものはない。今後も、これを越えるものは出来ないと思う。
この秀作を生んだ最大の要因の一つは、西郷隆盛と大久保利通を演じた西田敏行、鹿賀丈史お二人の演技力にあると思う。
平生はもの静かで優しかったが、一旦事あるときの爆発力はすさまじかったと云われる西郷を西田が渾身の演技力で見せる。
そこには、いかにも絣の着物が似合いそうな朴訥で誠実で、とてつもなく心の広い西郷さんがいる。
一方理知的ではあるが、冷酷なまでの決断力と行動力で周囲を引っ張ってゆく政治家大久保を演じた鹿賀の演技もまたすばらしい。
よく考えてみると、西田、鹿賀お二人とも年齢的に一番いい時期にこのドラマに出演したと思う。
最初の青年時代を演じるには年齢的にぴったりではなかったかもしれないが、そこは溌剌とした演技力で十分カバーしていたと思う。
逆にこの年齢で演じたからこそ、倒幕へと向かうほとばしるエネルギーと貫禄が出せたと思うし、また維新後の両雄対決の迫真の緊張感も出せたと思う。
主役の二人に限らず、出演の俳優さん達は男女を問わず、いずれも適役で、熱演を見せてくれる。
今どき、これだけの役者さんを揃えるのは、およそ不可能だろう。
洋行帰りの村田新八が弾く手風琴のメロディーが、西郷軍が最後に城山に立てこもってからの場面で、何度かとても効果的に使われている。
西郷自決の場面の直後、妻のイトが佇む家の前にサーっと舞い上がる一陣の風と、そこに流れる手風琴のメロディー。
一瞬、まるで西郷が妻のもとに帰ってきたかのような錯覚におそわれる。
ちなみに、村田新八の手風琴はドラマでの作り事ではなく、洋行中に習った本当のことと、歴史書に書いてあった。
ついでにもう一つ、彼が田原坂でフロックコートを着て戦ったのも本当とのこと。
何はともあれ、この大河ドラマは、何度見ても画面から熱気があふれ出してくる。
製作に関わったすべての人々のエネルギーの結晶であると云ってよい。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
大河ドラマ最後の傑作「翔ぶが如く」
大河ドラマ史上司馬文学を原作に戴いた作品としては国盗り物語、花神と並んで1、2を競う秀逸な作品である。
原作では弱小日本が維新以後、新生近代国家を目指す中で維新の立役者西郷隆盛と大久保利通の征韓問題での対立を軸に日本最後の内戦、
西南戦争へと導いてしまった根幹は何なのか?を司馬史観で推察していく小説である。
このドラマ化は前半部分を幕末から維新まで描き、後半を前述した維新から西南戦争までと云う構成になっていて私観的には小説よりこのドラマの方が感情移入出来て感動した。
維新の盟友西郷と大久保の若き日の友情を書き維新を成し遂げて以後国家創造の狭間で対立する事を余儀なくされた過程が丹念に描かれているからだ。
西田敏行と鹿賀丈史の西郷と大久保は絶品だ。
近年のおちゃらけムードの大河ドラマにはない骨太の作品である。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
「翔ぶが如く」
大河は題材が命
西郷大久保ドラマはこれ以上のものはできないだろう。
俳優のためにも作らない方がいいほどいい作品。
原作脚本力が俳優や演出家を育てる見本だろう。
近年よくいわれるアイドル出身俳優が薄っぺらいドラマの元凶ではない。
すべてをマネするのでなくいいものをマネすることを篤姫や龍馬伝に携わっている者は維新という時代もの通じてを理解しつくすべきで視聴者も目を肥やす義務がある。
だからといって大河は同じ主人公でリメークすべきでない。
群像を基本としているのでこの作品からなら従道や巌、博文など西南以後も生きた人物で維新ものを作って欲しい。
この作品は鹿賀大久保が素晴らしくそれを扶ける岩倉小林の嫌らしい演技が冴える。
W主人公を喰う脇役に注目。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
「翔ぶが如く」両雄の孤独
第一部冒頭の、桜島を望む浜を走る吉之助と正助の若さと笑顔があったればこそ、この第二部の西郷と大久保の苦悩をひしひしと感じることができる。
両者が抱え、両者にしか判らない、それぞれを取り巻く無理解と孤独。
遣韓問題を巡る両雄の対立は鳥肌が立つ緊迫感。それだけにそれぞれの寂しさが沁みてくる。
そして岩倉具視、川路利良、村田新八、江藤新平、伊藤博文といった脇役達からも目が離せない。第一部に比して出番が減ったとはいえ島津久光も圧倒的な存在感。
西郷・大久保という二つの巨星と明治初期という時代を描いた大河ドラマ屈指の傑作である。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
翔ぶが如く
二人の革命家の最後は・・・
莫逆の友として明治維新を成し遂げた西郷と大久保。
その二人がそれぞれに抱く新国家像の在り方の違いが次第に表面化していき,征韓論で一気に対立していく。
西田敏行が悲壮感あふれる巨大な西郷を,鹿賀丈史が理論家肌の官僚政治家・大久保を,それぞれ見事に演じ切っており,これ以上のハマリ役はない。
維新の様々な矛盾を一身に背負って散っていく西郷と,後事を託されたにもかかわらず兇徒の刃に倒れてしまう大久保の最後は涙なしには見られず,二人がその人生の最後に思ったのは何であったのだろうと考えていくと興味は尽きない。 https://m.youtube.com/playlist?list=PL0b4OCwbGzJExbqYn4jdS90AfaAAHmOcN
翔ぶが如く
西郷隆盛/西田敏行は、『情』の人である。
大久保利通/鹿賀丈史は、『理』の人である。
二人が力を合わせることで、
大きく世の中は動いていくのである。
西郷には、人があつまり、慕われる。
決断力のたくみさと人に任せる寛容さ。
しかし、権威を振り回すことを嫌う。
単なる農民や漁師になりたかった。
明治維新以後の 西郷隆盛が、なぜ 決起しなければ
ならなかったのか?が、やっと理解できた。
このことで、膿が出されて、明治政府が成り立った。
悲しい出来事であるが、超えなければならなかった。
二人をよく 描ききったなぁと 感心することが
できただけでもよかった。
時流を観ること。
時を待つこと。
人を見抜くこと。
時代の流れが早い時期にも、急ぐべきではない。
田中裕子のどっしりしたお母さんぶりが実にいい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています