>>601
> 大河ドラマって、大物しか主演できないんだね。

えーっと、それはちがいます。
大河に大物が目立ちだしたのは平成時代の現象で、昭和のころはそうじゃありませんでした。
なぜかというと
 (1)そういう大物俳優は映画会社がおさえていた(六社協定など)だから使えない
 (2)撮影期間が長い、拘束期間が長い。だからますます忙しい人気者は使えない。
   (逆に平成は不景気が長かったので、制作費をかけられなくなった。つまり大物がヒマになった)
 (3)もともとNHKの大河ドラマは、映画会社制作の大型時代劇の代用品として企画制作されたもの。
    つまり、映画じゃ主役でまだ使えない若手とか1.5流の俳優とかが出演する番組だった。
    テレビと映画の地位は、いまでは立場が完全に逆転してしまいましたが、格下扱いされていた。

そして平成になる前後で大河は全盛期を迎え、そして徐々に衰退していった。悲しいけどこれ事実。
でも、見方を変えれば、令和で大河は「元いたポジション」に戻っただけなんですよ。

いままでが分不相応の過大評価されてただけなんで、これは初心に返って映像芸術の技術革新期
のチャレンジャーとしてたたかうには、ちょうどよかったのかもしれない、と思います。