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>すると番頭の加山がやって来ました。少し多めに包んだという封筒を渡すのです。露骨な引き留め工作?

>『なつぞら』では、乳業メーカーの「奥様封筒」(※酪農家の夫人に手渡す金銭入りの封筒)が出てきました。
>そうそう、昭和はこういう訳あり封筒が横行する時代でもあったのです。ここまでこじれたらしゃあない。最後は金なのです。

>その封筒を突き返さないのが、城崎です。
>受け取った上で、少ないと嫌味を放つと。少々多めのお金とは、手切れ金、あるいは餞別の類だったのかもしれませんね。

>「こんな金、受け取れない!」となるのはカッコつけやろなぁ。『なつぞら』では柴田剛男が反対派でした。

武者氏はこの後でも、
「親方、結局封筒を受け取って、渾身の嫌味を放つ。そこ突き返さんのか!」
とか書いてるんですが、これ餞別とか退職金みたいな意味のお金であって、引き留め工作とか「なつぞら」の奥様封筒とは意味が違
うと思う。奥様封筒は、乳業メーカー側の「今後もうちとの付き合いよろしくお願いします」という金だろう。それで、ここのシー
ンを「日々のダダ漏れ」から、

続きます