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>今週確信できました。このレビューで使っている「自我」を本作では「誇り」と呼んでいるのだと。
>「共感」という言葉では出てこないけれども、対立概念としてもこれはある。

>高政にせよ、信勝にせよ。「誇り=自我」ではなく、周りの称賛や「この人はわかる!」という「共感」を己の器に注いでしまっ
>たとわかります。
>そういうことをすると、流されやすいし、とっさにきっぱり断るようなことができなくなってしまう……。

武者の考えている「自我」とか「共感」の意味がおかしすぎて、この文章武者氏しか理解できないのでは(いや、もしかしたら自
分ですら理解できていないかもしれないが)。

そして信勝はよく分からないが(彼の人となりを知るエピソードがほとんどなかった)、本作高政って「自我がない」という人間じゃ
ないだろう(それは散々ここで言われたが)。自我がなかったら、道三を殺さずに済んだのかもしれない。