>>252
無理矢理ではない
そもそも越前へ逃亡する際の駒と熙子のやりとりはこの物語の根幹を成すものだぞ

「十兵衛様」
「なんじゃ」
「ずっと思うておったことがあります。越前へ逃れる途中、駒さんが話していました。世を平らかにする者が現れたとき、そこに訪れる生き物のお話し」
「私は、麒麟を呼ぶ者は、十兵衛様、あなたであったなら、ずっとそう思っておりました」