【まんま家庭料理すぎて心配になるばかり。当時の外国人が食べた和食評価は結構残っていて、確かに、細かい飾り彫りや何やらに感心した記録はあります。しかし、それはあくまで贅と技術を尽くした一流の料理のこと。
 ても、喜んでいるのは深谷市民だけのような気がしてなりません。例えば『八重の桜』では「こづゆ」が重要な使われ方をしていました。あれは会津出身者同士が「祝い事にはこづゆだべな」と食べるからよい。
国賓をもてなす場面で、それなりの菓子類やデザートではダメですか。】(1ページ目)
 → 前大統領が一民間人を訪問するのである。さりげなく『八重の桜』とのダブスタ批判への予防線を貼っておく武者氏の成長を感じてしまう。

【それにしても物騒なおもてなしでした。『真田丸』の真田昌幸や『麒麟がくる』の斎藤道三の思考回路をどうしても思い描いてしまいます。
 真田昌幸「毒味もしないでホイホイ食う! こりゃアレですな」
 斎藤道三「うむ。毒殺の好機到来だ!」
 とにかく警備を考えてくれ!要人が最も避けたいことは暗殺です。それが本作では場当たり的な展開ばかりで、渋沢邸でのパーティには何一つ警戒感がない。】(2ページ目)
 → 暗殺又は謀殺がテーマになるドラマなら武者氏の指摘ももっともだが、別テーマのドラマの場合なら毒味や警備に尺を割くことは散漫になりかねない。

【毎週毎週、文化祭だと言ってきましたが、今週こそまさにスペシャルな文化祭でした。海外ドラマを見た後に本作をみると、柱に頭を打ち付けてそのままぶっ倒れたくなります。もう、外交も、何もかもが、高校生が考えたみたい。いや、高校生でもない。】(2ページ目総評)
 → 武者氏に「柱に頭を打ち付けてそのままぶっ倒れ」てもらっても元テンプレ厨は悲しくはない。

【これをきっかけにして、外交交渉がうまくいった!まさか、そんな馬鹿げた展開にするつもりはありませんよね?外交というのは、偉い人と偉い人がご飯を食べたり、ゴルフをしたり、そういうことではない。
 国同士のパワーバランスやら何やら、とにかくあらゆる要素が絡んでくる。会食だの記念撮影だのなんて、腹の探り合いを覆う薄い膜程度のもの。そういう膜を「すごい!」とでも言いたげだから、文化祭大河なのです。】(2ページ目総評)
 → この点についてはスレ住人の間でも見解が分かれることだと思うが、(遺憾ながら)食事やゴルフが交渉事に影響を及ぼすことはあり得るし、栄一は外交官ではなく一民間人であることにも留意が必要だろう。

疲れてきたので今日はこの辺りでご容赦ください。