【頼朝は寝ています。すると何か怪しげな光が見えてくる。枕元には後白河法皇!頼朝が忘れていると、会うたのは随分昔だと言い出します。こんな小さかったと言われ、頼朝は気付きます。「法皇様!」
 「そうじゃ、法皇様じゃ」「どうされたのですか!」・・(中略)・・法皇に揺らされまくり、返事を迫られる頼朝。「うわあー!」・・(中略)・・
  ただし、見ている視聴者の皆様は、こんな気持ちになっているかもしれません。『これだから三谷さんは嫌なんだよ。ふざけてんなぁ』単に笑い狙いではなく、実は深い意義があると思います(詳細は後述)。】(3ページ目)
 【頼朝と後白河法皇の夢枕なんて、『何をコントしているのか』とお考えの方もおられたでしょう。しかしそれは、この作品というよりも、この時代の人にそうしたくなることかもしれません。夢を信じるとかアホですか?といっても、ナレーションの言う通り、信じている話は出てくる。
  緻密な思考ができないものだから、わけのわからんことを言い出します。天変地異や疫病のシステムなんて、途轍もなく理解の範疇外のことだから「天罰だ!」となってしまうのも仕方ない。それに、あまりに信仰心を踏んづけると、それはそれでまずいものです。
 『麒麟がくる』の信長は平然と仏像を破壊し、寺を焼いた。たとえ仏像がデタラメで効果なんて無くても、信じる気持ちまで踏みにじってはいけない……そう考える光秀は、信長の行動を前にして暗い顔になっていたものです。
  といっても、夢のお告げねえ……。英雄が過去にこんなツッコミどころがある言動をしていることには、やはり嫌になるものかもしれません。ゆえに創作者は色々と考えてきたし、シリアスにしようと努力して来た。それを引き離し、ありのままの困惑させられる姿を描くことが本作に課せられた使命ではないでしょうか。
  だからこそ、三谷さんが選ばれた。】(4ページ目)
 →(tweetより)今回は貴女だって最新学説大好きな事だからきちんと中身に触れて絶賛するのは想定内だけど、西田ゴッシーの現代語をスルーしたり、自分で作った過去作10年ルールを破る事も想定内だし、ダブスタだよなあ。
 →(tweetより取意)西田ゴッシーの現代語はもちろん、小檜山氏は嫌いなドラマならこんな場面は「オカルト!」とか言い出すはず。我々には「ダブスタ!」と叫ぶよりほかないけど。
 → 武者氏のアクロバットな擁護論へのツッコミは、スレ住人の皆さんにお任せします。