堀内静宇編『維新百傑』(成功雑誌社 明治43年)所収「智仁勇の人傑木戸孝允」より。
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桂小五郎(木戸孝允)が禁門の変後に京都の橋の下(三条大橋)でいわゆる「乞食」に変装して身を潜めていたという事実は、必ずしも確証を得ていないのではないだろうか。にも関わらず、明治末期の時点でこのようなイメージが形成・流布されていたことを窺い知れる貴重な資料ではないかと思います。