伊周と隆家、たぶん日頃から他のところでも色々やらかしてたんだろうな
で、ちょっと普段より悪いことをしたときの相手がたまたま花山だったから大事になって
これまで我慢していた公卿や親王連中の堪忍袋の尾が切れ
堰を切ったようにみんなで一斉に堂々と悪口を言うようになった

これまでの『おいた』は、伊周隆家と親しい一条天皇の耳に入れるのはみんな憚ってたけど
花山の件をきっかけに過去の悪行も含めてまるっと天皇の耳に入ることになった
真面目な一条天皇は、これまで自分が何も知らなかったことに愕然として
一転して兄弟へ厳しい態度をとるようになった


と想像している