>>718 >百錬抄は陰謀論的な話題では信用できない

古事談じゃないんだからさ。
古事談というのは、兄・清原致信が襲撃を受けた際、清少納言も居合わせて災難にあったというエピが載せられている。
原文は「依似法師欲殺之間、為尼之由云エントテ忽出開云云」らしい。「開」というのが要するに、性差エビデンス開示の意味になるらしい。

清原致信が襲撃されたというのは御堂関白記にもあるので事実なのだろうが、清少納言の話は古事談だけに書かれている。滑稽話みたいなのも交じってる古事談ならさ、信用できないなんて切り捨てても構わんのだろうがね、あんまり恣意な史料の取捨選択はするなよ。

ただ、このエピソード、清少納言に、いみじうやり込められた誰かが、清原致信襲撃を聞いて、こんな作り話を拵えて、それが古事談の時代まで語り継がれたという、ある種の粘着性を感じざるを得ないね。

>長徳の変が道長の陰謀と仮定すると
陰謀ってか、伊周兄弟の自業自得なんだが、誰得ってのを考えれば、道長が問題提起に積極的だったと考えても矛盾はせんだろ。