史実では、疫病対策に奔走したのは伊周
道長は何もしていない

「午後、権大納言藤原伊周卿、左の議場仗座に参着す。臨時の振給の使ひを定め行はる。是京中に病に臥し食に乏しき輩に行はるるなり。道路の病人、連々としてとして絶えず」(『本朝世紀』正暦5年4月8日)