江戸時代の日本を「享保の改革」で立て直した名将軍・徳川吉宗の時代、ベトナムから日本にやって来た象。
長崎から江戸まで1300キロの道のりを歩きながら、日本中に“象フィーバー”をまき起こします。一体なぜ、吉宗は象を呼んだのか?当時の古文書から浮かび上がった、意外な「ねらい」。それは、なんと「世直し」のためだった!?象の旅を切り口に、日本を近代国家として生まれ変わらせようとした将軍吉宗の奮闘を描きます。