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>自我が希薄であることも、利政の不幸ではあると思います。
>信長と利政を比べ、そこまで知能に差があるとも思わない。親のせいばかりにしてよいものでもない。
>我が強いと言われてうれしい人は多くはないでしょう。エゴイストだと言われれば不愉快でしょう。
>自我が強いというのは、欠点に思えます。けれども、困難な時代や局面においては、揺るぎない自我は自分自身にとって最大
>の味方となり得ます。

>信長は、視聴者すらおそれおののいた首箱詰めを反省しているようでもない。今川との和睦も、独断専行であったようです。
>そして、信長には自分自身の意思で貫いたという強烈な認識がある。こういう人間を操ることは至難のわざです。

>一方で高政は、頼芸に操られてしまうほどで、自信もないし、自我もない。確固たる自分がなければ、人は騙され道を見失
>います。現代でも、ステマや有名人の推薦にコロリと参ってしまう人は要注意かもしれません。

>むろん、それが必ずしも悪いとは言いません。むしろ、流行に流されやすい人というのは、一緒にいて楽しくて、明るくて、どぎ
>ついことをいうわけでもないし、会話のキャッチボールもできて、愉快でしょう。友達にするなら、この信長より高政の方がとっつ
>きやすいとは思います。

ここ >>242 で書いてくれたように、武者氏が「高政には自我がない」と考えるから話がおかしくなるのでしょうね。土岐頼芸
がたきつけたところはあるにしても、高政が利政に反逆するのは「自己がないから」ではなく「自己があるから」だと思いますけどねぇ。

それで「北川悦吏子氏という有名人の推薦にコロリと参ってしまう人」って武者氏のことじゃないの?