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>「堅苦しいあいさつは抜きじゃ、面をあげよ」
>信長はそう言う。他の人物と比べるとよくわかりますが、信長は、いきなり相手との距離を詰めます。
>で、これが信長のめんどくせえ個性でもあります。本気で、心底、めんどくさいんですね。堅苦しい挨拶大嫌いなんで
>しょう。
>信長がガーッと喋ります。家老の林から、義輝の使いだと聞いている。
>御内書持参だともわかっている。光秀の挨拶もぶった斬ります。
>そういう性格だから、周囲は疲れ切ってしまうんですね。

>でも、信長はがんばり屋でもある。御内書に一応、頭は下げる。彼は彼なりに、礼儀作法は一生懸命把握して、覚えて
>います。
>そこを肯定して欲しいのに、誰も褒めないから、すねちゃってる。帰蝶に癒しを求めているのです。
>桶狭間の後、信長が「誰も褒めてくれない」と言ってたじゃないですか。そういうことだと思うんだなぁ。

>ただ、信長が褒められない理由もやっぱりわかる。自分の都合ばっかりしゃべりますよね。光秀の言葉は無視して、美
>濃攻めが押したり引いたりで、てこずっていると一方的に話すのです。
>普通は、光秀も今までどうしていたのかとか聞きますよね。それがまっとうなコミニケーション。信長はそれができな
い。

めんどくさい挨拶の省略って嫌う人もいるが、合理的なので喜ぶ人もいると思う。そして今の信長って帰蝶には何でも褒
めてもらえるんだから、一応承認欲求は満たされているのではないか。

だから「私も信長と同じ様に、コミュニケーションが人と違うから褒められないーッ!!」とすねていたり、貶されてば
かりで支持してくれる人がほとんどいない武者氏とは違うんだが(>>632-633 の言う「花道」は私は作れそうもない)。