ありえない設定といえば、決戦前夜大坂城に忍び込んだ信之。
江戸詰めであった史実はともかく、自らが置かれていた立場を弁えた行動とはとても思えなかった。
真田太平記の兄弟は、所を異にしつつも同じ夜昌幸の夢を同時に見るという設定をとることで、
兄弟の麗しい絆を描いていたような。
それと比べると、真田丸の2人の別れは安直な設定と言わざるをえない。