まあなんと可愛いご質問だこと
笑えないのは
時代が一気に室町へ飛んだあり得ん蛇足もいいところ
さらに
その間民間貿易は決して途絶えたわけではないのに新しい知見を反映してないではないか無能がー
たちが相当数発生したこと
呆れたことに件の国家教科書検閲官氏もこの場面に飛びつきご自慢の教科書検証本でなぜかただ一つ
教科書ならぬ平清盛という大河のみを執拗に取り上げ酷評した

日宋貿易に賭けた清盛の志は盟友兎丸の遺児、唐船で大海に乗り出す小兎丸にしっかりと引き継がれた
(福原で小兎丸は俺はここに残りお父の志を守ると宣言し清盛は深々と頭を下げた、どうかよろしく)
それは清盛の死によって正式な日宋貿易は途絶えても民間貿易は綿々と途切れることなく続いたこと
を示唆したものだ
そしてその映像に「足利室町の世になってようやく清盛が礎を築いた国と国との交易が行われる
ようになった」との頼朝ナレが重ねられた(日明貿易)
これは小兎丸が大海に漕ぎ出した時に身を置いたナレ朝が正確に将来の事実(国家間貿易の行方)
を述べたものだ(何年か後の自身の死に言及しているように頼朝は死んでいない、頼朝をナレに起用した以上
メタ視点は少しも不自然ではない、いや頼朝のみ死の言及がなされない方がよほど不自然)
すなわちたった30秒ほどの尺で日中貿易に賭けた清盛の志が官民タイムラグを伴いながら実現
していったことを明らかにしたのがあのシーンである