【2012年大河ドラマ】平清盛 Part179©2ch.net
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【2012年大河ドラマ】平清盛 Part178
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【2012年大河ドラマ】平清盛アンチスレPart28
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1356934811/ 屈指の芸術回であった白河院の伝言回。
新映像を加えた上で回想を駆使しながら、生死の境界線上で悶える清盛は、過去と現在、
意識と記憶との間を往還し、そこで母舞子と「出会い」、父白河と再び対峙した。
清盛が死の淵から蘇生したのは、「そちはまだ見えぬ登りきった景色を」と無表情で息子
を挑発する(ある意味尻を叩いた)白河院に、「あなた様を超えて見せまする」と決然と表面したその時だ。
作劇上のハイテクを駆使し内容的にはいささか晦渋なこの回は、実に清盛の未来をも語っていたのである。
そして、登りきった末の景色はいかなるものか白河に代わり清盛に尋ねたシーンこそ、乙前によるかの
「いかがですかござりますかそこからの眺めは」のリフレインである(治承クーデターのメタファー)。
この回は、清盛の人生を前後二分する画期となった大病・出家という単純しかし重要史実から、
過去・現在・未来の全ベクトルで人間ドラマを深掘りした回であり、とてもじゃないが、昔は良かったーによくある
回想を垂れ流すだけの「中間的総括回」で済ますわけにはいかない。
これを見て「ただ史実を並べただけ」と感じることは自由だけど、そういう人は清盛とは一生縁がないと
諦めるしかない。 うわぁ帰って深キョン清盛くん近衛ちゃん惟方氏を愛でようと電車に乗ったら
録画し忘れたのに気づいたの巻 隣の華族は蒼く見るは、中々深いお話だね。
現代の華族模様を描いてる佳作。
長文も見れし どうせ一回でやめるとおもって連続予約しなかったのよ。
因果の流れに追加すると、二条親政により院政停止、窓際に追いやられて鬱屈し仏道に帰依する後白河の姿と、
清盛による蓮華王院献堂もそこに組み込まれていた。キーワード=【院政停止】【仏道帰依】【蓮華王院】。
重盛を公卿に送り込むといっても、清盛が決めるわけではない。人事権を握る後白河の歓心を買う必要がある。
そこで清盛は、癇癪を起しムシャクシャして仏に縋る後白河の心の隙をついた。
(既出のように、これは父忠盛が鳥羽に取り入った手法を踏襲したもの=得長寿院献堂→殿上人へ)
・頼朝ナレにより後白河の置かれている現状を解説。
・法華経の長者窮子を読み、自分をシカトする〈親不孝者〉の二条に腹を立てるゴッシー。
・反面、最愛滋子の子である憲仁溺愛の様子
・千体の千手観音像を作らせたが、堂がなくて困っている情報を聞きつけて清盛が訪問、請け負う。
(清盛は千体の千手観音像を奉安する御堂を献上した。蓮華王院と呼ばれるその御堂は、それは華麗なもので、
後白河院は狂気乱舞なさった)byナレ朝
・褒美として重盛公卿昇進(ギブ&テイク)
まとめると
博多を都の傍へ持ってくる→瀬戸内海は狭く船が通れない所がある→【音戸の瀬戸】を開削する→朝廷の許可がおりない
→一門を公卿にあげて影響力を発揮する→蓮華王院献堂(【アナタコナタ】は政治的には二条へ奉仕、経済的には
後白河に奉仕が基本スタンス)→【重盛公卿】へ
このように、地味だが見落とすことのできない重要な史実が、流れるような一本のストーリーとなって連結されていた。
新しもの好きの後白河に取り入ってきた清盛であるが(「清盛の大一番」回での宋の茶器)、ここでは「仏に縋る後白河」
の心の隙につけ入ったことが重要。
以上、「単に史実をなぞっただけ」の清盛でした! 後にも先にも全話録画Blu-rayに落とした大河は清盛だけだな
関連番組もほぼ収録したし あそこまでハマった大河は他にはないよ >>923
俺ここ最近では風林火山とコレと八重の桜だわ
当時はDVDレコしか持ってなかったのが悔やまれる
毎日その3作品を順番に見直してる ・「俺は誰なんだー」「誰でも良ーい」なんて、ちょっとやめてほしいと思うでしょ、ふつう。
それがへいじの乱であんな悲しいシーンへと転化するなんて。
・下らんラブコメとマッチョ婆たちが思いっきりバカにしたツンデレ由良の「と父は・・・」。
これが今際の際で「義朝様forever」を伝える感動のメッセージとなるとはね。
・強き人生、美しき人生、面白き人生〜三者三様の青臭い抱負を語り合った3人の男たち。
中身のない薄っぺらで陳腐な対比にこちらまでこっぱずかしくなった。
しかし、最後まで見届けた人間には、義朝の強き人生、西行の美しき人生、そして清盛の面白き人生、
どれをとってもずっしりと重く響き、若き日のあの馬鹿臭いシーンを思い出しては感慨に耽ってしまう。
・ヲタすら嫌う海賊王になるぞー。しかし、清盛が兎丸の名を刻んだ石の経文を作成するシーン
が来るたびに、思い出しては懐かしさで胸が一杯となってしまう(同調を求めません)。
以上は、「今年の大河は安っぽい」と言われかねなかった描写だが、これらに限らず
最後まで熱心に見続けてようやく真価がわかる。もっと本格的な理解を求めようとするならば、
「平清盛なくして武士の世はなかった」で締めたナレ朝から直ちに初回冒頭に回帰して再見、
さらに三度見以下続くの循環を繰り返す必要のあるーそんなヘビーな大河が清盛。
これが大河の正しい在り方とは思わないが、ともかくも本放送時と比べて格段に理解が進み、
再評価がなされ、プチリバイバル現象を見てとることができるのは喜ばしい限り。 へいじの乱→平治の乱
と父は→と父が
毎度スンマセン。
ツンデレ姫から武士の妻の鑑へと「転身」した田中麗奈さんは素晴らしかった。
ついこの間、明治天皇の妃を見事に演じていたが、ついでにもっと奇怪で
政治的にも光を当てなければならない大正天皇の怪物キサキ(原武史)を是非やっていただきたい。 アンナチュラルの転生崇徳が話題のようで、さっそく清盛オバサンたちが清盛見て―とやってます(頭が下がります)。
ただ、最後の怨霊だけにスポットを当てた鑑賞のされ方は、アラタ氏としても不本意だろう。
儚げでひたすら不憫な崇徳ではなく、権力意志も露わな崇徳(待つこと13年!)こそ本作の崇徳の真骨頂であり、
ブリリアントなアラタ氏は、そのことを鋭く見抜いた上で役作りに励んでいたことに留意されたい
(そうでなければ怨霊となるまでもなく、配流先の讃岐の地で静かな余生を送れば足りたのである)。 ローリング卒倒した崇徳を死んだ魚の目と評した人がいて、これ中の人に対する最高の褒め言葉じゃんと感心したもんだ。
青墓で覚醒した雅仁。堂々めぐりする王者議定。とうとう重仁即位のときが来たと胸を高鳴らせる崇徳。
そこから突如ギアがトップに入り怒涛の急展開でラストへ。ニンマリドヤ顔で玉座に座るゴッシーが爆誕した。
幻想的な青墓といい、このかっとんだ演出も清盛の「大河らしくない」部分。
自分はもちろん好きだけど、置いてきぼりを食らった人も多かったのでは。 途中サボって見てないが、最終回ということで精霊を見たら懐かしい白い粉がw
こうこなくっちゃw いいなあこの色彩を抑えた映像。技術面の詳しいことはさっぱりなんだが、やっぱ好みはこっちだ。
とりわけこの方面では、明るい、キレイ好きの方々を説得し、説得される関係となるのは無理。つまり議論してもムダ。
西郷どんの映像基調は基本清盛寄りだと思うのだが、気のせいか時に色調にくどさを感じる。何か加工しているのだろうか。
とりあえず、映像面における清盛の挑戦が大失敗と総括され、完全にリセットされた(私見では退行現象・・・)
とまではいえなさそうな印象がもてて、精霊最終回は有意義だった(ストーリーはもはやわからん)。 転生崇徳院と重盛のドラマ、なかなかいい
これまでも法医学がテーマのドラマはあったが、地味だった
ここまで派手に面白く作れるのかって感じ アンナチュラルの脚本は当代屈指にまで上り詰めようとしてる凄腕だからな。
それも良いが、主演夫婦二人の、となしばも良いぞ。
優しいタッチで現代を中々鋭く描いている。 それと法医学を派手に描いたのは、小栗旬と島津久光と上杉景勝
が出てたドラマで。あさがきたの人が演じてたのも良かった。 医療・刑事ものと漫画原作ものは、それだけで偏見により大方パスなので、
法医学ものも気が進まないのだけれども、2人が出るということでこちらは連続予約。
でもまだ見てませんスンマセン。
原作なしでちゃんと話を作れてオリジナリティがあってしかも面白い。
ドラマ映画好きでも何でもない無粋な男が言っても説得力ゼロながら、そういうの女脚本家の方が
断然上でないの?少なくとも現在は(西郷は原作ありだが、原作無しの大河が絶対正義のはずがない)。
大河においても事情は同じで、NHKがオンナに媚びたゆえの女脚本家の起用とは言えない。
歴史音痴ならバックアップ体制を充実させる方向で補い、まずは作劇能力を重視しているのだろう
(ハズレは当然出てくるが、それは男脚本家でも同じ)。
念のため言うと、藤本女史は、受諾時こそ平安についての専門的知識は危ういものであったとしても
(元々その時代のそのテーマに精通している脚本家はほぼいないだろう。
ところが、「大河批評の権威」たちによると、昔は良かったーの脚本家たちは、執筆前から専門家並みの知識を
皆持っていたのだそうだ)、禁欲的なまでの勉強ぶり(by本郷)とバツグンの頭脳と古典的教養によって、
隅から隅まで研鑽の成果と知識量では決まらない歴史への洞察力を、大河清盛において開陳したのであった。
野木女史という売れっ子についてはまだよく存じ上げぬが、才気煥発しかも長丁場に耐えうる
構成力・俯瞰力を証明した暁には、ぜひ大河をやってもらいたいね。 清盛に関しての藤本有紀のロングインタビューとかないのかな?
世間的にはアンチの人かなりいたけど、脚本家本人の反論をぜひ聞いてみたいのだが
言いたいことたくさんあったと思うんだよね
はっちゃけちゃうと収集つかなくなるからNHKがセーブさせてたとは思うけど.... ちょっとこの極端な善悪二元論はなー。斉興と斉彬。
客観的には幕府の命である以上、選択の余地はない隠居勧告。
嫌々強いられた感を強調するために、斉興の心情をクローズアップしたのが、今回のロシアンルーレットだろう。
意図はわかるのだが、ちと狙いすぎな創作。
突飛な創作エピといえば鳥羽エア矢。公卿会議で家成、信西といった親平氏のメンツ(の説明台詞)によって
的確に解説されたように、今や鳥羽の治世は平氏の経済的と武力なしには立ち行かない。
優柔不断なところがあった鳥羽は、祇園社事件の対応では果断な措置をとったという(罰金刑で済ます)。
この鳥羽の優柔不断面を踏襲しながらも、「より悩みなかなか決断を下せない」鳥羽へとアレンジするための
創作が鳥羽エア矢だ。自ら足を運んで「枕を射てみよ」と清盛に命じた鳥羽は、清盛が放ったエア矢を受け、
ようやく決断するに至った(何故か?について澎湃した解釈論争については略)。
ここでは、平氏大事から軽罪で済んだ清盛という身も蓋もない史実から、治天鳥羽の主体的決断面を掘り下げる
ドラマならではの作劇がなされたこと。そこで祇園社事件の核心は、清盛の涜神行為ー「あんなものはただの箱」
に止まらず、旧貴族体制のど真ん中で君臨する鳥羽そのものを「射た」行為により、鳥羽自身が述べたように
「そちこそ朕が乱したこの世に放たれた〈矢そのもの〉」にあった、とする脚本家のブリリアントな解釈が付加
されたことが何よりも重要である。
しかも、このエア矢は弁慶の記憶によって40年後、鎌倉まで飛んでいき、不信感に陥った頼朝の清盛に対する
リスペクトを新たにするという途方もない働きをしたのだった。
願わくば、弁慶久光殿、明治に入ってからこの父と兄との藩主交代劇を思い出して、重い意味を与えてやってくだされ丼。 >>937
言い訳無用とばかりに沈黙する姿が清々しい。
三谷も森下も喋りすぎ。
一度胎内から子供が世に出たら、あとは世間の評価に委ねるべき。
この点で、終わって間もなく、ファンが余韻を楽しんでいるところに
ペラペラ「敗者商売」を始めた松ケンには失望してしまい、厳しく批判した。 >>938
枕を射てどうすんだ?よく眠れるようになるのか?
とまず軽く突っ込んどく。
今日の「西郷どん」はまだ見てないんだけど
どうもちょっとがっかりしそうな感じ。
これまでのところ後藤象二郎や弁慶よりも
青木久光のらしさが出てないのも気がかり。
上司部下でありながら終生の敵とでも言えそうな憎らしい
存在感が今のところの人の良い久光からは見えてこないが
これはここからの見せ所でもあろうし楽しみに待つ。
「あんなものはただの箱」とする涜神行為は現在に置いてさえ
非常に危うい感じがする。この無神論はのちの平家納経の信心に
対しても若気の至りでは済まないちょっと異常な行為に思える。
うちの地元では最近子供会主催の左義長がなくなって
自治会が無宗教で焼却するようになった。
時代の流れかもしれないが将来、古いお札をこんなものはただの
ゴミだと生ゴミと一緒に出すのが当たり前の社会になるのかもと
思うとちょっとぞっとする。 うわぁやっちまったw
×枕→○お朕朕
まあ神輿がただの箱っていうのは、紙幣はただの紙と嘯くようなものだ。
さらにそれが進むとビットコインはただの記号あるいは観念となる。
そこに信用が付与されない限りただのモノ、あるいは記号・観念にすぎず無価値。
清盛は、世俗的な欲望のために政治利用しているだけの坊主たちが担ぐ神輿に
宗教性を認めなかった。中にホトケが住まわぬ限り「ただの箱」ということでしょ。
以上、屁理屈捻り出してみました。「信仰深き無神論者清盛」はマジで難問。 >>938
あの「ロシアン・ルーレット」は完全創作でなく、薩摩で実際にやってた「肝練り」という風習を翻案したらしい
【画像あり】「肝練り」とかいう狂った教育wwwwwwwwwwwww by Aちゃんねる - A Channel -
http://guppy.a-ch.net/test/read.cgi/culture/1464584343/ そうだとしても、藩主を肝試しで決められちゃたまったもんじゃない。使う場面がちょっと違うだろ。
しかも、2人の極端な善悪二元論的描写からは、勝敗はやる前からついており、どちらに転ぶかわからない
緊迫感に欠けた(2人の名優の力技は見事)。
ここで、重盛を賭けた清盛vs後白河による最初の双六を思い出したところでおやすみ。 >江とか花燃ゆとか官兵衛とか天地人とか清盛とか経て
>まだ大河は史実に忠実だとか寝言言ってる人がおるんかいな(??????`)
ふーん、じゃあ、ババアどもが大好きな真田丸とおんな城主は「史実に忠実」なんだ?
お前の大好きな花の乱とか黄金の日日とかジパングは「史実に忠実」なんだ?
源平物の新平家、草燃える、義経で、もっとも歴史情報が貧弱でデタラメやった大河が清盛なんだ?
基本設定すらデタラメだったり、義時が愛する女を追っかけて壇ノ浦に参戦したり、オリキャラがわちゃわちゃやったり
女史トークやって義経の真実なんてほとんどなかった大河ではなく?フーン。
ま、おんなネトウヨに今さら何言ってもムダだが、清盛ほど史実をきちんと押さえていった大河はほとんどない。
もっとも派手なエア矢にしても、史実を改竄したものではなく、祇園社事件という大事件の史実部分と社会に与えた衝撃を、
公卿会議等を通じて的確に伝えるとともに、人間ドラマ部分(鳥羽の決断)を想像力豊かに膨らませ、
併せて清盛=(後の)体制破壊者という根本テーゼを鮮烈に印象づけた創作である。
もう一つ、常に出される一騎討ちは、それこそ平治の乱のエッセンスを極めてオーソドックスかつ的確に描いた上で、
ドラマが内包する論理展開に正しく位置づけて導出された作劇なのだ(射程は殿上闇討ちから最終源平合戦まで及ぶ)。
要するに、歴史と人物の核心へ迫ることを目的としない単なるフィクションとは清盛は一貫して無縁であり、
そういった意味で「史実に忠実な大河」、「史実とフィクションが高次元で融合した大河」なのである。 レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。