【2012年大河ドラマ】平清盛 Part182
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■前スレ
【2012年大河ドラマ】平清盛 Part181
https://nhk2.5ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1540394472/
●荒らしと思われるレスには各自スルー またはNGで対応
●>>950以降の有志が次スレを立てる
●スレ立て宣言と誘導は必ず行い 無理な場合はすぐに申告すること
●スレを立てられない人は 次スレが立つまでレスを控えるように
【2012年大河ドラマ】平清盛アンチスレPart28
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1356934811/ 清盛信者が言うことって猪木信者がアリ戦を名勝負と捏造するのに似てるな 年表をなぞってるだけっていう批判をする人がいるけど、重要なイベントを忘れずに丁寧になぞってくれてる所が好きなんだけどな 興味深い反応として以前にも書いたのだが、
一方で、史実を追うので精一杯の年表ドラマと腐すのがいて、
他方で歴史そっちのけで人間ドラマやってると腐すのがいる
(歴史無視のファンタジーというのも5ちゃんでは定番だが、論外のため無視)。
真相は
史実を丁寧に追いつつも(年表ドラマ〜特定の視点から断片を切り取ることはしない)、
出来事を時系列で並べていくようなダイジェスト調とは程遠い(全編意味で繋がっている)、
史実そのものから、さらにそこに想像力豊かな創作を融合させて分厚い人間ドラマを
引き出したのが清盛。
物事の半分だけ切り取ると、このような真逆の「批判」が出来上がるわけです。
清盛に息苦しいほどの心理ドラマを感じない、逆に人間ドラマに史実的基盤を認めない、
という人々が不思議でなりませんけど。 自分の中では広瀬中佐だな…
岡田将生は冒頭から出てナレーションやってたんで頼朝だなと思うけど
今、「あさが来た」を見ていて玉木宏のとこに嫁(波瑠)が来て、義朝のようなギラついた目をしていた。投げ飛ばされてしまったけどね なつぞらスレ見たら、マジメな話
中川君の前世はあくまでも秀頼であって若頼朝ではないようだ..
ああ無情(ノД`) 最初は西行を語り部にする予定が上手く作れないので変わったんだよね
いだてんの落語の叩かれようを見ると >>298
柊瑠美ちゃんは千と千尋の神隠しの千尋の声役だったのを覚えている たまこ 得子 ワ子 堀河 祇園女御(乙前)
明子 時子 滋子 徳子 宗子 経子
由良 常盤 政子
しかしまあ、魔性の女から良妻賢母まで「女のタイプ大品評会」でした。
こういうの男脚本家では無理(ミタニンは女性描写も凄かった、藤本はド下手
というのが、ブリリアントな同性クリエイターを憎悪するババアたちの主張)。
一番魅惑されたのは平安のファムファタールたまこさんですが、お嫁さんにしたいのは
かわゆい経子さんですw
あいちゃんも愛ちゃんも最近見ないが子育て中? たまこさまも捨てがたいがやっぱり時子さまだな
桃李がすずらんの子だって全然気付いてなくて結婚報道で衝撃を受けてる
末永くお幸せに 夢見る源氏物語ヲタ。「光らない君」されど荒々しく躍動的な清盛に恋する乙女。
粗相だらけの棟梁の妻。一門から孤立し落ち込む清盛に一人優しく寄り添う妻。
雄々しく戦えされど命を粗末にするなと息子たちを鼓舞して送り出した母。
ふだんのほほんと背後に控えているのに、清盛不在時はテキパキと差配する棟梁の妻。
先妻明子も妾常盤も受け入れつつ、ポーカーフェイスの下で嫉妬を隠しきれない一人の女。
重盛追い落としに黙認レベルでは間違いなく加担した腹を痛めた子かわいいの母。
四面楚歌の清盛を「もう良いではありませんか」と「光る君」に安らぎを与えた妻。
そして海の底にもとばかりに壇ノ浦ダイビングを決行したゴッドマザー。
やっぱイイ女、イイ妻、イイ母でした深キョン時子さん。。。 兎丸が、曲がった半首を変な着け方をずっとしていた意味は何なのだろう。 細けーなwいくら美術面についても凝りまくっていたといえども、
これについては疑問に思ったことないっす。
うむ素晴らしい回であったいだてん。
時代(関東大震災=運命)に押しつぶされた、しかし生を許された個々人が、
死者の思いを胸に一歩前に歩を進め、そうすることで人と人とが結び合い、
これらが数珠繋ぎとなって新しい社会を作り出す。
清盛、信西、頼朝たちもまた、こうした思いをしかと受け止めて歴史を切り拓いた
偉人であった。 >>314
何とも臭い奴だな。
さては沖縄全戦没者追悼式のデニーの演説や、女子小学生の詩暗唱に感動したクチか。 集団左遷の最終回。
三上博史演じる横山副頭取から若手行員にエア矢が。 鳥羽朕見る見る詐欺。
結局、ラスト20分を見ただけに終わってしもうた、すんません。
これだけでは、いつエア矢が飛んだのかわからなんだ。
やっぱ、ドラマはマジで見ない限り黙るしかないわね...
清盛アンチも頓珍漢で恥晒す前にちゃんと見ろよ! >>313
父、朧月の形見の半首なんだと思ってたんだけど 集団左遷見てたら、益々三上が格好良い。
義経もまあまあ ★視聴者が見たいエピをことごとくスルーしたのだから、ソッポを向かれて当然だ!
月曜芸スポ恒例、「何で清盛ダメだったの?」から待ってましたとばかりに始まる
迷回答にお答えしました。一部補正の上再掲。連中が相手ゆえ紳士の振る舞いしてません。
風呂場での義朝の最後と別バージョンがあることすら知らないとは...
しかも、正清との木登りで「登るも落ちるも諸共」と主従の契りを
結んだ以上、その時点で風呂場で一人ヤられるバージョンを取らない
ことがわかったというのに(主従刺し違えて一緒に果てた)。
風呂場の義朝エピしか見たくないと駄々を捏ねる幼稚な阿呆には無理。
まるで視聴者全員が知ってる、見たかったのにやらなかったのに怒って
視聴率低下を招いた超有名エピかのように錯覚しているアホウぶりも痛い。
ちなみに有名エピてんこ盛りで拾っていったのが清盛。
ストーリー上重要なエピは細かく丁寧に拾い、逆に
平家物語上の有名エピでも、重要性を欠くと判断したものは省略ないし軽めの扱い※
ちゃんとドラマをやってたということだ。
※義平斬首、宇治川合戦など
那須与一をやらない大衆無視のアホがー?
清盛死後の源平合戦を、清盛物語と切り離して同じ密度でやるのが大衆向けなんか?
だったらヲタク向けで構わない。
★いつもの流れの中、時子良かったというありがたい方へ↓
壇ノ浦を碇知盛と時子安徳入水に特化させた。
清盛物語をいかに意味的に完結させるか、あれこれ熟慮がなされていたが、構成、切り口
(西行イタコ、頼盛クローズアップ)と並んで、源平合戦の位置づけとエピについての
取捨選択、軽重づけもその一つ。 岡田まの兄ちゃんもハマってきたな
また面白くなってきた 落語パートはともかく概ね面白かったけど、歴史劇の醍醐味からは遠かった前半。
転生信西殿が主人公となる後半は、予告動画を見る限り、田畑という政治部に属する
しかし頭は水泳とオリンピックで占められた新聞エリート(政財界の大物とも接点)
を主人公とすることで、激動の昭和史とスポーツそしてオリンピックが機能的に
リンクするドラマが見られそうだ。こうなると落語はいよいよ要らない(個人の意見)。
転生信西殿のハイテンションのノリ。サダヲ氏の真骨頂なのかもしれないが、
信西の前半はコミカル自虐風味、中盤は精力的なマキャベリスト、終盤は国事に全てを
捧げるシリアスそのものの悲劇的人物であって、田畑政治とはかなり異なる。
信西、家康に加えて田畑ーサダヲ氏は演技の振り幅の大きな役者さんだと思った次第。 清盛はサブタイトルがいい。ふざけ過ぎず、重要なエピソードの時はちゃんとその事件をサブタイにしてる まったくだ
真田丸はボトムズかよ!だし、直虎はパロディだし 凝りまくって一部やり過ぎがあったとしてもふざけてたのではないから >平清盛もいだてんみたく伏線が細かくて一つのエピソードを
>その場で終わらせないんだよ〜清三郎と叔父上の竹馬エピソードが成長して
>宗盛になって不意打ちで出てきた時ぞくっとしたもん…
他スレでは、いだてん伏線すげえで盛り上がるというより反感買ってるが、
いつも言ってるように伏線の大安売りはダメだよ。
自己目的化したソレもダメ。だいたいは単なる仕込み、ダンドリに過ぎない。
義朝ー正清の木登りもそのレベルだったのに、これすら見過ごして長田宅の
シーンになって「何故風呂場がないのー裏切られたー」ってさ、自称歴ヲタ寂しくないの?
清盛のザ伏線が↑。綺麗に人物関係がまとまったレベルでは到底ないこういうのを、
伏線回収!って騒いで欲しい(誰も騒ぎませんでしたw)。 なぜって、この名馬木下フラッシュバック(←竹馬)により、傲慢無能宗盛像に
再考を迫るだけの迫力があったから。 すみません。大した質問ではないのですが、由良御前(田中麗奈さん) が
「…と父が… 」と言ってこと切れる放送回は、何回めでしょうか?
今モーレツに観たくてあちこち見返しているのですがどうにも見つかりません。
もし詳しくご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。 >>334
25話 見果てぬ夢
上西門院殿上始めで清盛と初対面した次のシーン >>334
「第二十五回 見果てぬ夢」と父が・・・ 一目惚れした(不躾な)男を一途に慕い続け、京まで押しかけてきた由良さん。
「なーんだ源氏」と啖呵を切ってしまった手前、お父さんの為義を前にしても
高ピシャな姿勢で恋談判に臨んだ時の誤魔化し恥じらい文句が、かの「と父が・・・」。
さすがのダメさんも、ここはキッチリ「小娘いくらなんでも舐めんよ!」とごルアーしてくれました。
そこんところでスンマセンして涙する由良さんの、なんといじらしくて可愛いかったこと。
「俺の嫡男を産め!」と夫婦となったものの、その後の展開は常盤の登場もあってご覧の通り。
だがしかしその辛い境遇ゆえに、由良さんはいよいよ「武士の妻の鑑」の高みへと上っていったのでした。
その最終着地点が最後の「と父が」・・・すなわちアイラブ義朝forever
これもまた、コミカルがシリアスに劇的に転移したという意味で、最上級の伏線回収だろう。 酔っ払ってまた腹たってきたんで蒸し返す。
黙れ小童!の何が面白いのか小生不明ながら、これは後々100%兄ちゃんによって
「倍返し」されるだろうと予想をし、多くの人がまたそう予想した。
で、結果はまったくもってその通りでした。
こういうのをミタニン伏線回収スゲーと賞賛した連中が、清盛のそれについては
小ネタのシークエンスなどと罵倒し、それが大河批評でまかり通っている様は物悲しい。
こうなるだろうと皆が予想するような仕込みを、伏線伏線持て囃してもらいたくはないのです。 信西の著名エピである終焉の穴から遡及し、出会いの穴を設定しただけでは
ダンドリ止まりだが、これも違った。
最後の穴のシーンによって、「俺は誰なんだー」「誰でもよーい」の出会いから
深化していった2人の関係性の総体が、華麗なレトリックを用いつつ鮮やかに
総括されたのだった。 一方、波多野の宴会シーンは、義朝東国修行の成果でありむしろ終点であって、
これから起こる事の起点ではない。つまり伏線云々次元の話ではない。
もっとも、羽田野の妹を「何をしておる、こちらに来い」といただくシーンは、
源氏の貴種義朝との繋がりを求める東国豪族から女を提供されたこと、
及びまもなく子が生まれるであろうことを示唆した。これを確認したのが、
由良へ「子を3人設けた」とあけすけに告げたシーン。
だからといって、波多野の宴会が平治の乱の起点となり伏線となった(のに
未回収で放置された)ということはできない。 今朝のなつぞらアニメーションは東京都の藤木直人さん
思わぬところで画才を発揮した西行法師でした >>335
>>336
ご丁寧にありがとうございました。
週末は、清盛にタイムスリップしたいと思います。
横ですが、集団左遷に三上博史さんが出演されてましたが、あの時と同じ様に額に青筋を立てておられて懐かしく思いました。 >「君は何なんだい?」 …い、一瞬『平清盛』がよぎった(;・ω・)
ワロタ(^_-) ヒャッハーやってフライドチキンにむしゃぶりついてた義朝殿を見落とした
君はいったい何なんだw
ここで言う修行は剣術修行のことではなく、男の強さを磨いて(面白き人生の清盛、
美しき人生の西行、そして強き人生を追い求めた義朝)源氏の勢力を扶植すること。
具体的には、土地争いに武力介入し解決することで次第に東国の荒くれ者たちを
従えていった。 嬉しそうに「すなわち天下大乱!」と清盛に講釈した信西殿のノリが45分続いたいだてん。
さすがにこのハイテンションには疲れたわいw
内乱勃発を謀略込みで仕向けたのが信西。「盆暗ゴッシー」を操り自らの国造りを推進できる
チャンスがとうとう到来した。
サダヲ氏演じるこのハイテンションのウキウキ感こそ、保元の乱の核心をつくものだ。
保元の乱全過程を仕切った信西の描写も、最大の見せ場となった平治の乱に劣らず
見事であった。 頼長を挑発し乱を起こさせ、狙い通りに摂関家のエースを消し去り、
後白河のライバル崇徳も無害化した。
してやったりとニンマリするかと思いきや、台記を読むサダヲの目には大粒の波が...
以後、信西は無私の国士、無念の敗死を遂げた頼長の志を胸に粉骨砕身国事に邁進する。
清盛はまさしく「死者の志継承大河」であった。頼長→信西もまた然り。 ×大粒の波→◯大粒の涙
思えば7年前の25話は平治の乱勃発回。
ガタガタ揺れる算木に蹄の音。
危機はすでに夢中で執務する信西の目前に迫り来ている、信西逃げてーーー
不気味感を醸し出すこの演出は、悲劇的な死が信西の避けられない運命であることを
残酷にも予告していた。
それにしても、信西の終わりが田畑の始まりというのは何かの因縁か… それで
死せる信西の志を継いだのが清盛でもう1人が西光。
2人はのちに後白河のライバルvs院の近臣という対立軸で激突し、鹿ヶ谷事件の引き金となるが、
それは、師匠信西の2人の弟子の間に繰り広げられた、「信西のホンモノの弟子はどちらか?」
を巡る闘いでもあった。
結果として勝利したのが、硬直した信西原理主義者西光ではなく、信西の教えを現実に即して
柔軟に適用した清盛であったのは当然だろう(相撲節会再再復興の可否ー清盛はプライオリティを否定)。
ただし、宋銭普及について西光は、「信西入道ならきっとそうされる」と、清盛を激しく憎悪するに
至った後も息子たちを通じ進んで協力したことも確認したい(白山鵜川寺で、師経は風呂の対価を
宋銭で払うと申し入れ、その効用をアピール)。
西光もまた国士であり、私心や恨みだけで動くような小物ではなかった。 森侍者の笛のお足に、「(懐)紙でもよいか」と聞く細川勝元。 運慶に家族に乾杯
弁慶草々万吉、何か大きなのやる⁇ 兵書の解釈ひとつをとっても真逆な頼長と信西
志を継承するというよりもぶつかり合って倒して乗り越えて
時代を切り拓いていったように思われる 鳥羽院って身内にはやたらと怒るけど、臣下にはあんまり怒らないんだな
他の皇族はもっと権力志向だった
臣下に怒ったのはダメ義と頼長くらい? 2人の間で考え方やビジョンに隔たりを生じた。最初に亀裂が走ったのが、
祇園社事件を起こした清盛の処遇(重罰を科すのか軽罪で免ずるのか)に関して。
これは結局、上昇する忠盛平氏を支配秩序にどう位置づけるのか(包摂か排除か)
についての対立であった。
摂関家再興を目論む頼長は、この機会に平氏と平氏の財力と武力に支えられた
院権力を削ごうとし、他方、院の近臣として頭角を現した信西は、平氏無くして
もはや院政は成り立たないとして平氏を擁護した。
これらはいわば、あるべき秩序を理想とする法家的な復古主義者vs現にある秩序を重んじる
柔軟な現実主義者の争いといえる。
そこに、清盛に対する人物評価が加わり(最上級貴族頼長にとって、清盛なんぞ
いつまで経っても穢らわしい番犬。他方信西は、無茶やって暴れてるけど清盛は
国の宝となりうると期待)、2人の間で緊張が走った。
最終的に鳥羽の裁断によって清盛は軽い罰金刑で済み(ここを膨らませたのがエア矢)
平氏は事なきを得た一方で、頼長と信西の「調和」(←論語ハーモニー)は破れ、
以後修復することはなかった。
そして2人の対立の頂点が、保元の乱軍議での孫子真逆解釈と相成る(まさに2人がもつ
正反対の特性が現れた。こじつけ気味のハッタリが机上の正論に勝ってしまった...)。
以上に見られる頼長ー信西の関係性の推移については、調和(同志)→亀裂→決裂→再結合
(これが台記を読み涙し決意を固めたシーン)と纏めたことがある。
ここでいう志の継承とは、考え方の違いがあっても、停滞した政治の現状に危機感を覚え、
国を良くしたいと切磋琢磨することを誓った一点において〈同志〉であった頼長の、
国と政治への熱い思いを引き継ぐことと理解されたい。 では、何故信西は涙したのだ?以下ノベより。
「好き嫌いで判断するな。公平な人事に努めよ。お前たちも依怙贔屓しない。
豪華な衣服や家来の数を求めるな。忠勤に励みそれで嘲りを受けても恥じるな。
忠を尽くし報いを求めるな。努めよや、努めよや。我が魂はそなたたちが
良き国づくりをするのを見守っておる」(台記)
信西は熱く潤んだ目頭を抑えた。
頼長は碩学を誇り、綱紀粛正に邁進した。信西と道を違え、強引な手腕で人の恨みを
買いはしたが、政一筋に生きた頼長の志や知識は朝廷で生かされなくてはならない。
信西は日記を閉じて顔を上げた。決然とした目をしていた。
★まさに信西は頼長の志(政治に対する姿勢などを含む広義)を継いだでしょうに! 清盛ー信西→清盛vs西光のみならず、信西ー頼長の精緻な展開も是非フォローして欲しい。
こういうのを昔は良かったーに求めるのは邪道であって、最近でもない。
そう嘆いていたが、ここ2、3回のクドカンいだてんは、超絶技法の点で清盛を彷彿させる
ところがある。
とはいえ内容上、肺腑を抉るところまでは至らないのは、命をやり取りするのではない
題材上仕方ないのかも。 目の下にクマ作って算木を動かしつつ徹夜で精勤する信西(愚管抄を下敷きにした創作)。
お国のために努めに努めたというのに、未だに日本人に知られざる大宰相信西の姿が活写された。
ところが信西。綱紀粛正、強引な手腕で人の恨みを買うところまで頼長を引き継いでしまい、
平治の乱を誘発してしまったのは歴史の皮肉というしかない。
そのまんま史実ではないにせよ、この「歴史は繰り返される」感の描出は、素晴らしいというか
もの凄かったんです。
信西が継承した頼長の志は、気高くも自らを没落に導く「悪魔の手毬唄」の如し。 >>365
中国でそろばんが発明されたのは14世紀
日本に入って来たのは戦国時代
それまでは基本的に算木を用いていた >>362
うむ、だから中の人2人はもっともっと売れるべきなのだ。抜群の演技だった。
この辺り、真田丸の中堅役者たちと比べてみた場合に、最低視聴率大河(当時)が
被らざるをえなかった悲哀を感ずる。
ただ、中堅はともかく若手は、窪田筆頭にステップアップしていったことは救い。 なので、真田役者が事あるごとに
アタシたちこれで売れましたーと同窓会を開いてアピールする姿は正直、
頼長ー信西ライン的には不快なんです。すんません。 主人公真田信繁さんを演じた堺氏は、その後一切ミタニンと馴れ合ってない。
さすが。
自分的には、丸より正月ドラマのが好みであったが、ここでほぼ全ての配役を
丸出演者、すなわちミタニンスゲーのお気に入りで固めたことにはゲンナリして、
せっかくの名品を素直に享受できなんだ。
しかもこういう茶番を、三谷も制作側も狙ってやったのだから口あんぐり。。。
こういうのホントにやめてほしい。 「月刊 第三文明」 某年某月号
「・・・『平清盛』のことは忘れたというか、それほど覚えていないけど。それよりは・・・」
加藤虎ノ介インタビューより ソーカの第三文明に出ようが、ご本人が西光を忘れちまっただろうが、
西光虎之介さんの名演、オラ忘れませんぞ!
鹿ヶ谷での不屈の闘士西光(石母田正)を、平家物語の名場面さながらに、
いやそれ以上の迫力で演じ切ったのだから。
凄惨なリンチの末その場に残されたのが、西光が終生肌身離さず身につけていた
信西愛用の算木。
西光をボコボコにした挙句、これを見つけてポキっとへし折り、「焼き捨てよ」
と命じた時の清盛の忌々しそうな表情を見たか!てめーが信西の弟子じゃねーんだよ!
西光の煽りにも余裕かましてた清盛であるが、「お前のやってきたのは野良犬の復讐じゃー」
の一言でブチ切れたのだった。
謂れのないことを指摘されただけではこうはなるまい。痛いところを突かれたからこそ
これほど豹変したのだろう。
清盛は高い志を掲げ国づくりに励んだ。そこに嘘偽りはない。にも関わらず、
ある種のルサンチマンがそこに混入していたこともまた否定できない。
清盛が清濁併せのんだ巨人であることを、西光の毒舌もまた教えてくれた。 まああそこは、生きてるんだか何してるんだかあやふや状態のご本尊の顕彰は欠かせないが、
残りはやってることと真逆のリベラル系記事が多く、かつては鶴見俊輔みたいな
超大物リベラル左派も寄稿していた。
赤旗日曜版に登場する有名俳優やアイドルが代々木支持者とは限らないのと同様で、
第三文明のインタビューに応じたからといってソーカがーとは決め付けられない、願望込みで。 >近現代文学を扱う小樽文学館(北海道小樽市)の玉川薫館長は
>「金栗の日記などを元にした脚本は人物を生き生きと描いており、
>明治・大正期の人物が身近なものとして感じられる。
>4年に一度の五輪がいかに人生を振り回すかが切実に伝わってきます」と評価する。
へえ、藤本ヲタクということで一部の人々に著名なこの方、こんな偉いお人だったんだ。
その通りなんだけど、「いだてんと落語」に対する批判は相当説得力があるのに、
この点について納得させられるアポロギアにまだ出会ってないのです。 アポロギアなんて知らんが、平清盛にはまともなアポロガイストがいなかった、設定できなかったというのも視聴率的な低迷の理由か。 戦後最初期に勃発した天皇制に関する大論争、すなわち主権の変更如何に関する宮沢vs尾高論争
におけるキーワードが「天皇制のアポロギア」。
天皇に思い入れがあるからといていって見苦しい弁明するのはケルゼニストらしくない、やめよようよ。
大日本国憲法上至高の主権者であられたこの方以上の戦犯はいないんだ、と喝破したのが宮沢大先生。
宮沢の八月革命論は、今でこそ論駁の余地は多々あるものの、当時においては尾高を圧倒した
(尾高の親族も完敗したと認めている)。
そこで、アポロガイストなるタームを貴顕によって初めて知ったので、ググってみた。
>『仮面ライダーX』で初登場した、仮面ライダーシリーズ初のライバルキャラクター
いやはや大河清盛ほど、ライバルキャラが立ってた大河を小生知りませぬ。おやぬみ 清盛vs義朝&頼朝 清盛vs後白河 清盛vs成親&西光 忠盛vs為義 為義vs義朝
清盛vs忠盛 清盛vs忠正 清盛vs頼盛 重盛vs時子&宗盛+時忠 由良vs常盤
忠盛&清盛vs摂関家(忠実、忠通、頼長、基房) 忠実&頼長vs忠通 頼長vs信西
白河vs清盛 白河vs鳥羽 鳥羽vs崇徳 崇徳vs後白河 たまこvs得子 後白河vs八条院 そう思うのは勝手ながら、大河清盛は、まさに平治の乱後の後半において
その魅力を爆発させた。
緻密な積み上げ方式の大河なのだから、そうなるのが理(ことわり)だろう。
より正確に言えば、前半、中盤、後半どれが好き?レベルで選好が分かれるのは
いたって健全な反応だけれども、どれもこれもが前提であり帰結であるような、
全編超緊密に連結されたドラマを前にしては、「どこも良かった」と言うしかない。
おたくではないが、ドラマ構成を重視する!!()()(思わず失笑)
コアな大河ヲタにして歴女であるアタシたちからすると、清盛は小ネタのシークエンス
そして感動ポルノ!にすぎず、最終回はジャンプの打ち切りなんだそうだ。。。。
お前ら今でもそうネガキャン張るの?
例によって横並びのミタニン、クドカン礼賛はわかったから、ダンマリ決め込んでないで
ここで再開しろよ! アポロガイストって見た目はカッコいいけどそんなに強くもないし宿命のライバルってほどのキャラじゃないぞ・・・ 宿命のライバルを1組選ぶとしたら
清盛vs後白河 一択 信西に反感が増していたのは描写できていたが
信頼に権力が集中していった理由が曖昧すぎ。
結果、後白河、二条、摂関家を尻目に海賊王と
自称するアホ清盛が勝者となったか意味不明。 >>377
アポロギア、ケルゼニストってどういう意味ですか? 曖昧?
「中納言信頼様は、後白河院より《過剰なまでのご寵愛》を受けていた」(ナレ)。
これだけでもズバリわかる。
この大河は、平治物語等による通説的信頼像を維持している(元木が有能説を唱えたが、
本郷や呉座はやっぱり無能説。こちらの方が個人的には説得力あり)。すなわち、
「文にもあらず、武にもあらず、能もなく、また芸もなし」、ただ〈浅ましき〉ご寵愛によって
出世した無能なデブ男、それが信頼。失礼ながら、中の人はこのテンプレイメージにピッタリだった。
ここで言うご寵愛とはもちろん男色関係で、ドラマでは2人が今様に合わせて手を取り合って
踊るシーンが、この怪しい関係を婉曲的に仄めかしていた。
このシーン続けて後白河は信西を呼び出し、信頼を近衛大将にしてやってくれと求めたものの、
軽佻浮薄な男にそんなもの与えられわけないと却下され、信頼は信西に深い怨みを
抱くようになる。そこに同床異夢ながら信西排除の一点で合致する二条親政派と意を通じ野合、
同じく不満分子であった義朝を鉄砲玉として抱き込んで引き起こしたのが平治の乱、という
流れだった。
以上から、信頼の異例の出世はひとえに後白河との男色を通じた依怙贔屓によるものであること。
及び、信頼一人に権力が集中したというのは誤りで、この時期は院政派内部での分裂に加えて、
親政派の台頭もあって多元的な権力布置状況にあったことがわかる。
これらのことにつき、大きな尺は取れなかったものの、大河清盛は非常にクリアであった。
なお、海賊王がー、清盛バカがーは相手にしないw。まあ、災い転じて福となす逆転の清盛
@平治の乱の萌芽を和歌もどき回でも振り返って、いや無理だからもういいw 第一部〜二部は面白いな
第三部はそれまでの清盛とは違った印象
目立った出来事も立ったキャラも居らず退屈
どの作品でもそうだが主人公が遂に頂点になってからはワクワク感が減少するね 政治パートは難しいので無学な僕ではわかりまちぇん
と素直に言えばいいのよ 藤原信頼に塚地をもってきたキャスティングはどうなんだろう
ちょっと軽すぎたんじゃないか 伝説の崇徳怨霊回(美術班が素晴らしい仕事をした平家納経回)までが2部か。
その後はラストまで3部?そうであっても、治承クーデターで闇落ちした清盛による
いわゆるシェークスピア劇場と、それ以前は明らかにステージを異にするので、
公式がどう言ってるか忘れたが4部構成と考えて良い。
3部はもっとも地味ーな政治劇パートで、一定の歴史知識が要求されたため(アナタコナタとか)、
夏枯れ期と相まって視聴率低下の要因となってしまったのは否定できない(殿下乗合事件やゲシュタポ禿、
伊豆の頼朝政子パートがパッとせず退屈とは到底思えないんだけどさ...)。
仮に退屈であったとしても、絶頂平家の奢りと劇的な凋落ー諸行無常「奢れる者は久しからず」
ばかりをクローズアップしてきた(平家物語史観)源平物で、初めて「頂点へ登りつめる清盛平家」に
スポットを当てたことの意義は不滅だろう。 >>388
劇中の信西の台詞に家柄だけの軽佻浮薄なお方とあるのに、
重みのあるキャスティングじゃマズいに決まってるだろ。
(お笑い畑の塚地氏がリアルでは重厚な人物であるかの話ではないもちろん) そうそう、最近当スレ話題の鹿ヶ谷の陰謀回が退屈だなんてあるんかいな?
これも長文しちまったが、いきなり勃発する従来の源平物とは天地の違いがあった
(長期的因縁、マクロ的要因、直接の原因、事件そのものの展開ー諸説入り乱れる中で、
両極端を力業で接合してみせた、西光リンチ場面、事件の影響などが、今後期待できない
情報量と密度によって描かれた)。
そういえば、武将ユージンアン先生は、何の変哲もない陳腐な鹿ヶ谷、新しい清盛は
どこにいたのよぉ〜マヌケめがーと喚き散らしておりましたw 来週から放映のヤング・ブラックジャックで岡田将生が主演。
年寄り演技が難しかったので、今回は安心して見ていられるか。 岡田ま、兄ちゃんの役イマイチ向いてなかったな。
朝ドラとはそういうもんかもしれんけど、テーマであるなつと漫画映画から脱線したところで
盛り上がるのは、朝ドラ初心者の俺には散漫に見える。
正座して見ているわけではないライトな視聴者の印象に過ぎないが、憚りながら
磯Pのコントロールが甘い感じがする。
ジャンルが違うからなのだろう、磯Pが仕切った大河清盛では、
遠い過去も伊豆の世界も、つまり時間軸でも空間軸でも、およそ「清盛物語」と離れて
何かが語られることはなかった。 んなこと宣っとる場合か学会員
お前らナツオに勝たせたらアヘとセットで日本史の汚点だからな >>372
西光への虐待だけでなく成親を餓死させた事もしっかり描いていたのには驚いた
特に21世紀に入ってからの大河は主人公を描くのが甘くなっていた感じだっただけにあそこまで思い切ってやるとはって 自由に平清盛批評ができるのも、安定政権のお陰。
かつての細川連立や民主地獄はこりごり。 これでもかと蹴り続ける西光リンチも凄かったけど、
蝉死トラウマで話題となった成親の方は、清盛の非道ぶりが重盛にも向いていた点で、
二重に痛々しく凄惨なシーンだった。
「そなたの望み通り流罪とした。流罪の地でどうなろうとわしの知ったことではない」
懸命に誠実に成親の助命を嘆願した重盛。
怒り心頭の清盛を何とか動かすことができた、と安堵した息子に対する仕打ちがコレってさ…
重盛が生きる気力を失い衰弱していったのも宜なるかな。
ただし清盛は、平治の乱で成親を助命するにあたって「次はない」と宣告済みであり、
二度目の裏切りを見逃すはずがなく、重盛も甘かったと言わざるを得ない。
にしてもこの「成親処刑」のやり口と空々しい言葉は、重盛を絶望させるに充分で、
頭ごなしに事を進めた殿下乗合事件といい、残酷なまでに息子を虚仮にし続けた
清盛の冷酷さには、おいちょっとお父さんと言いたくなる。
結局のところ、「清すぎる優等生重盛」の政治的力量を、「清濁併せ呑む」清盛は
信頼していなかったのだろう(「正しすぎるのはもはや誤り」by時忠)。 簡単に言うと甘ちゃんって事なんだろうか。まだ若くて頼りない感じの窪田正孝はあの役によく合ってたな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています