【2012年大河ドラマ】平清盛 Part182
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【2012年大河ドラマ】平清盛 Part181
https://nhk2.5ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1540394472/
●荒らしと思われるレスには各自スルー またはNGで対応
●>>950以降の有志が次スレを立てる
●スレ立て宣言と誘導は必ず行い 無理な場合はすぐに申告すること
●スレを立てられない人は 次スレが立つまでレスを控えるように
【2012年大河ドラマ】平清盛アンチスレPart28
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1356934811/ >>543
うわ、イソ子シンパだったのか。
長文さんは。 >>544
何をいまさら?
朝日やめて東京にした理由はいそこさん。保立御大も移られたとのこと。
というのに
忖度の時代に毅然たる態度で出演した居眠り松坂、バッサー本田、義太夫北村、
田中村重、高橋和他による「新聞記者」、まだ見れてませんスンマセン。 やっと帰宅。
こんな低い得票率にもかかわらず、改憲勢力の野望をとりあえず先送りした
ことには一定安堵した。
しかし、彼彼女がもつポテンシャル故に個人的に最も期待した候補者が、
大阪でも神奈川でも東京でも競い負けてしまった。
相手が相手だけにもはや絶望感に近い(良質保守と切磋琢磨して競い負けるのは健全。
しかし、そういうマトモなのがいなくなってしまった)。
痛みを背負い続ける沖縄や東北では野党共闘が奏功したというのに、大都会ではこれだ。
もっともあるいは相対的に恵まれた人々の間で、イマココを良しとする悪しき保守意識が、
疲弊した地方を他所に、世代的に若者中心に蔓延し始めたことを痛感する。 >>547
改憲じゃなくて加憲だけどね?
自衛隊の事はどう思ってるの? 比例で、
あと●票あれば+1議席
あと●票少なければ−1議席
とかまとまってる所ありませんか? ここは政治スレか?
なら乗ってやろう
とりあえず維新も改憲勢力であることをお忘れなく 「このままの体制が続くなら吉本を辞める!」
鬼の形相で激怒した加藤浩次。どこかで見たと思ったら清盛と決別した
あの場面の兎丸まんま。地の演技だったってことね。
「もうおしまいやー」「やめややめや」「お前の国づくりは
盗賊がもの盗むのとおんなじやー」 >>554
で●つう
●うでん
じみ●とう
よ●もと
あなたのバイト代はどこから? あれも狂犬のごとくブラック企業主清盛に噛みついたわけで >>546
新聞は何種類か読むべきだと思いますよ。 今日の会見で「北条時宗」のお蔵入り回避可能。
そろそろリメイクをば。 >>557
別に東京だけ読んでることを意味しないが?
ネットで読める範囲で、極右サンケイ・御用読売含む主要紙や地方紙(神奈川と琉球など)、
さらに赤旗ネットにも目を通す。日曜版も電子化して欲しい。紙のゲンダイはたまに買う。
東京は電子にしようか迷ったけど、小説どころか古典までキンドル頼みとなってしまった
危機感から紙にした。スマホ弄る者だらけの電車中で、せめて紙の新聞と本を読みましょ
と始めた自己キャンペーンであったのだが、結果はといえば、電車でiPad、電車で5ちゃん
やめられないダメな人であります...
他方、宗教カルト系機関紙(ソウカがーとか霊感壺売り世界日報とか〜日本会議、神社本庁
と並びこれらが現政権のコアな支持層なのだから世も末)と、夕刊フジのような
極右ヘイト便所紙はパス。 >知り合いの山岳仲間に共産党員がいてこの前急に電話かかってきて
>選挙共産党に入れて欲しい的なニュアンスだったんだけど、
>このままじゃダメとか安倍政権の批判はすれどもじゃあ共産党で何ができるかについては
>特に語ってくれずこりゃ共産党は永久に駄目だなと思ったでござる
ハイハイこの絵に描いたようなテンプレ反共レス。少しは代々木の人々の過剰なまでの
熱くしかも具体的な饒舌に触れて反論してみろ。
前日に、官邸の意向を受けたホリエモン(特定ワードを呟くとそれだけで課金される
システムなんだと)が、「若者を死なせる共産だけには入れるなー」とトンデモ中傷やった
影響力がこのチンケなおんなアホウヨにあるはずもないけれど、シレッとフェイクして
清盛をdisる態度と一直線に繋がるゆえ紹介させてもらった。 うちの親がー、友達がーは絵に描いたようなデマ手法であるけれど、
仮にでっち上げでなくとも、たった一つのごくごく狭いサークルで得た「知見」から、
何故、辰巳や仁平のような人士(あの長谷川豊を兄と慕う女や江戸城松沢、破廉恥音喜多が
当選する一方で落選)が集う全体集合を全否定できるのだ?
松ケン清盛が戯言(しかもアドリブ)で発した「オレは海賊王になるぞー」の
一言によって、大河清盛全体を漫画大河と決めつける態度と、所詮同根なのである。 え?
大河って「漫画」の意を含んでいるんだよ。
劇画漫画が流行りだしたのに合わせて企画されたのが、洒落を込めた大河企画。 漫画へのリスペクトとは関係ない。
漫画大河と決めつけた連中は、漫画=無内容というドグマから
海賊王がーをやっていたのだから。 >>564
あの海賊王セリフは、大河ドラマとして成功したと思いますか? 磯崎陽輔著
(株)ぎょうせい発行
「分かりやすい公用文の書き方」
これは名著といってよい。
コンパクトかつ、要点を独特な軽妙洒脱さで解説し、版を重ねている。
類書は多そうだが意外に少ない。
宮仕えしつつ、毎日文書を書いてチェックしなければならない身にとって、これは座右に置いて然るべき良書。
かつての頼長らも、分からずば先達の書を引いてひとつひとつ身に付けたんだろう。 土曜ドラマ『みをつくし料理帖スペシャル』
【放送予定】
2019年12月14日(土)・21日(土)午後9時〜 総合テレビ(73分・全2回)
※4K一体化制作(4K放送日時未定)
【原作】
田郁「みをつくし料理帖」
【脚本】
藤本有紀(連続テレビ小説「ちりとてちん」、大河ドラマ「平清盛」など
【音楽】
清水靖晃
【出演】
黒木華 森山未來 永山絢斗 成海璃子 萩原聖人 木村祐一 村杉蝉之介 柳下大 蒔田彩珠
波岡一喜 佐藤めぐみ 永尾まりや 徳井優 松尾スズキ 伊武雅刀 麻生祐未 富司純子
小日向文世 安田成美
【制作統括】
山本敏彦・須崎岳(NHK エンタープライズ)、高橋練(NHK)
【演出】
柴田岳志(NHK エンタープライズ) >>566
世界に冠たる手塚、宮崎の漫画世界すら今以て無縁の身としては、
ワンピースとやらは未だに遥か彼方の世界で何のことやら。
なので、何故あの発言がそんなに致命的だったのか、サッパリ分かりませぬ。
おそらく、これに反応してワンピースがー、漫画がーと失望した「大河コア層」
とやらはまずいないだろう。オレ並みに無知ゆえ。
要するに、漫画好きでしかも大河コアを自認するオタクらがでっち上げた怪奇現象、
それが海賊王がーなんです。
とはいえ、当時のおぞましいネットバッシングを踏まえれば、ちょっとしたお遊びでさえ
かくも炎上するご時世ゆえ、やめといたほうがヨカタ。。。
これが再三表明してきた長文の意見であります。 みをつくし料理帖の続編制作が話題だ。
長大な原作をどう料理するかが問われたところ、ほぼ時系列でそのまんま再現して
あと知りませんのテレ朝版は、役者さんたちの頑張りを称えつつもいけません。
この点NHK版は、登場人物たちの相関関係を先取りした形でみっちり構築していた。
とはいえ、あれで終わりでは羊頭狗肉もいいところで、続編が待たれた。
今回はスペシャルドラマで尺的には4回分。これでは最後まで辿りつけないが、
ストーリーはまだ終わらないようで、もう1回スペシャルをやるつもりなのだろう。
今もっとも才能豊かで引っ張りだこゆえ、スケジュールを押さえるのも容易でない
主役陣を繋ぎ止めながら、連作ものを完成させる一つのモデルを提示してもらいたい。 当初、持ち上げられて勢いが良かったのに強権発動を前に押されて
グズグズになっていきそうな様子はかつての加藤の乱を思い起こさせてしまう 清盛「貴様、なぜ生きておる!」
義朝「雌雄、ここに決したり!」
一騎討ちのとき、これが脳内再生された 視聴者目線で、当時の人間関係、様相などを見える化しなかった大河ドラマの末路は哀れ。 藤本一座が腐されたら、直ぐに血圧が上がってしまう御方…。
瓜でも食べて涼むがよい。 個人名で作り続け、ちかえもんみたいな一人の際立った個性からしか生まれようがない
作品の作者(礼賛するところの集団脚本体制によるアメドラ方式では絶対ムリ)。
ちりとての松重は、サシで飲んだ一人の女性を報告している。
その後、お前らの卑劣な中傷を受けたのだろう、堂々顔を晒して制作発表に臨むようになり、
あまつさえ向田賞の受賞式では、このお馴染みとなった女性がスピーチしている。
これらがすべて虚妄でありイカサマならば、向田賞の賞金は詐欺受給ということになってしまう。
>>577
テメエいい加減に開き直ってないで、なんか口答えしてみろ。 >>573
はあ?
始まる2日前ぐらいに初めて清盛をやることを知ったオレ。
で始まったら、いきなり現播磨守の世迷い言(汚ーい、これじゃ観光客がこなーい)と、
これに飛びついたマスコミのネガキャンときた。
唖然としたところに追い討ちをかけたのが、もう何ヶ月も前からアホウヨどもによる
王家反日キャンペーンが始まっていたという衝撃の事実。
「当初持ち上げられて勢いが良かった」だと?初めから謂れもなくズッコケたんだが?
ここでもやっぱり平行世界なるものが存在しているようだ。 >藤本一座
この期に及んでデマ中傷を流した以上、
藤本なる女性脚本家は存在せず、穴吹一郎とやらの集団制作集団の
架空の代表名にすぎぬことを、証拠をもって論証しろ。
できないのならば、お前のやってることはただの中傷、そして名誉毀損にすぎず、
責任を負わなければならない。お前ごときを追及する暇人はいないけれども。 >>581
何で突っかかるかな〜。
金でももらっているのかよ。
(顔出し版芳賀ゆい)藤本スクールとでも言えばええ? 答えられないんだな。
ということは、世間のふつうの善男善女は、藤本有紀なる一個の女性脚本家が
確かに実在すると見做すだろう。ご愁傷様。 なお念のため、脚本家が助手を一切つけずに、すなわち工房的な体制を一切峻拒して
ひたすら自己完結的作劇体制を敷いている、と主張しているのではない。
作家性の強い三谷、クドカンだって全部が全部一人でやってるわけではないだろう。
匿名の製作集団が、藤本なる名義を冒用して世間を欺いているーこのような
途方も無い言いがかりと中傷に対しては、「突っかかる」しかないのだ。 ちかえもんの作者は、架空名義藤本を名乗るどこぞの集団なのか? 木皿泉が夫婦でもその脚本の価値が下がるものではない 平清盛などでNEPと契約した、とある事業所が専用実施権を有する商標だよ。
もともと脚本家として働いていた方の氏名「藤本有紀」を誰かが商標登録し、ライセンスしているようだ。
不正競争になる恐れがあるので詳しくは書けないが、当該事業所ではそれをペンネームとして使い、入れ替わりありの複数人チーム体制で仕事を担当する。
複数人のうちで、顔出しやインタビューを受ける人を決めて雇っているらしい。
その人がかつてフジのドラマの脚本を担当した「藤本有紀」かどうかは、興味があれば調べてほしい。
向田邦子賞の受賞を個人で受けたのか、事業所の一チームとして受け得たのかは、事務を担当する東京ニュース通信社にでも聞いてみりゃいい。 >>591
らしいらしいで妄想するのがお前の答えなのか? >向田邦子賞の受賞を個人で受けたのか、事業所の一チームとして受け得たのかは、
>事務を担当する東京ニュース通信社にでも聞いてみりゃいい。
お前が聞いてこい。
もしチームとしての受賞なのならば、詐欺で告発しろ。 いつまでも中傷し続ける以上、
>>589にお前は答えなければならない。モゴモゴモゴモゴ逃げてないで。 >>594
こりゃあ、ガソリン放火でもしかねない勢いだな。怖いわ。
聞きたきゃキミが存分に聞いてくりゃ済む話じゃないか。
しかし、これほど執念深く長文が反応する理由とは一体…!? しかも、事業者の一チームとかそんな薄ぼんやりの話ではなく、
穴吹なんちゃらが組織した偽装グループとまで断定してきたのだ。
このネット犯罪集団は。 そうやって結局、何一つ答えない。答えられない。当たり前ながら。
これを読んでふつうの人々が、藤本なる女性脚本家は実は存在しない
と判断することはまずはないでしょう、幸いなことに。
おやぬみ >>598
答えても信じようとしないならムダだ。
既に重要なキーワードをもって回答しておるわ。
ま、ドラマ企画会社にある藤本座に、顔出しの座頭・藤本がいるとでも簡単に考えておきゃええんでないかな? 信じるにたる何かを示せ。藤本座なる妄想を裏付ける根拠のことだ。
ホントに寝るから、朝までに示しておけ。 松重と飲んだ方とやらも、恐らくは座頭さんなのです。
御相伴した訳じゃないから知らんけど。 海賊自体が当時は闇社会の勢力。在地勢力のままでいくと言うことならともかく
自国で貨幣を生産できず、荘園制と知行国制という律令を形骸化させた状況化で
俺は海賊王になるwとかいいながら中央集権やるのは発達○涯の発想。 アホウヨが最後に頼ったは、代々木の共産党がーでありました... 藤本有紀®は少なくとも4人の班で動いている。
奇しくも「額田王の暗号」藤村由加が4人の合同ペンネームだったのと少し似ている。 何度も言ってるが、
3人助手がいても藤本なる人格が架空ということにはならないからな。 >>614
藤本有紀なる人間はいるかもしれないが、それと清盛脚本家とは同じではない。
これは契約の問題だ。 不人気お笑い大河の脚本家のことならそっとしてやれ。 それを根拠を示して論証しろと言ってるのだが?
そうしない限り、フェイクに簡単に乗せられるオメデタ以外に、
お前の脳内妄想を信じる者はいない。
みをつくし続編制作を聞いて、ちょこっと久々見て改めて思ったこと。
ちりとて、清盛、ちかえもん、みをつくし...どれも音楽に恵まれていた。
単なる劇伴に止まらない、優れた楽曲を提供してくれた大家の皆さんに感謝。 >>616
ここ10年で清盛以上に「現時点で」人気大河って何だ?
真田丸ぐらいしか思い浮かばないのだけど。 お前こそ、清盛=「不人気お笑い大河」と永遠に信じ込んで、
一人であるいはアホウヨ&ババア界隈で馴れ合ってるほうが幸せだぞ! 主演者の不祥事を見つけてやれ。そうすれば永遠に葬り去ることができる。 顔出ししたからって、それが藤本有紀本人だという証拠はない。 >>618
人それぞれだな
自分の中では歴代大河の最高傑作は「八重の桜」 自己評価のことではない。八重最高はおたくの自由(「新しい明治の女」八重よりも、
前半で幕末情勢を八重を置き去りにする形で力を入れたバランスの欠如を、
個人的には批判した。なぜ山本八重を主人公としたのか?この肝心要の問いに
答えを出したとは言えない。作劇のクオリティーは高かった)。
ここで取り上げたのは、今この時点で世間で確認できる話題性のこと。
SNSでの盛り上がりだけでは、ヲタク界隈限定の過大評価と言われるかもしれないけれども、
CF再放送の盛り上がりや廉価版DVDの売り上げ等を考慮すれば、
平清盛は放送後7年を経て屈指の人気大河となりつつあると評価できるー再評価の機運
(CS八重再放送で特番が組まれることはなかった。同じくCS再放送をやった高視聴率天地人は、
今どこにファンなるものが存在するのか不明なほど)。 その点、ローカルな磁場から離れることなく政治の大状況へと接合させた
おんな城主に対する個人的評価は、八重よりも高い。
何度も言うように、清盛は政治と歴史のど真ん中で生きた人物なので、
この点は有利な題材であったけれども、歴史の主人公となる前の前半では、
主人公無双の活躍を排しつつも物語の中心軸を失わない作劇上の工夫が
至る所で追求されていた。
八重前半は、清盛や直虎で見られたこのような工夫に無頓着であったのが残念。 >>626
自分は清盛大好きだけどあんたとは他の大河の好みが真逆だわ。面白いな 八重がお留守番大河と揶揄されたのは残念だったが
出しゃばることなく分をわきまえた結果で
そのため会津の武家の一女性としての視点を保てた。
のどかな会津が幕末の動乱の渦中に飲み込まれ籠城戦に向かっていく
不穏な空気、一転維新を迎えて新たな道を歩みだすそれぞれの生き様。
大いに泣いて大いに笑った素晴らしい一年だった。 その言い分は良く聞いたけど説得力はないね。
置物、留守番八重批判は、何も八重を京にワープさせて大活躍させろ!みたいな
荒唐無稽な出っ張りを要求していたのでは決してない。
伊賀越えに参加させた江を持ち出して、江の脚本家なら八重を京に行かせた、
それとは違うんです、と自慢されたのにはゲンナリ(田渕でも絶対やらない)。
客観的に進行している歴史世界とは無縁だからといって、
主人公の名を冠した、すなわち主人公の一代記を目指したはずの大河で、
激動の京情勢を主人公から切り離して丁寧に描く一方で、主人公については
鉄砲の練習に励んで「命中!」ばかりじゃ、内面や成長描写としては弱すぎるでしょ、
そういう批判だった。 仲代達矢のファミリーヒストリーを見た。
新平家物語、通しで視たくなった。 俺も見たい。
僅か3時間ばかりの、しかも短尺の制約の中で真価を伝える努力をしたのかも
率直に言って怪しい新平家総集編。
ツギハギだらけで、流れのある一つのストーリーを構成していないのですコレ。
他方、同じく短尺を余儀なくされた清盛は、清盛視点に限定することで
総集編なりの一貫性を追求していた。
多元的群像劇の魅力は大幅に削ぎ落とされてしまったものの(伏線云々は埒外)、
この切り口による編集は大河清盛がもつ魅力を一定伝えるものとなっている。
時代的な制約を背負う新平家をネガするのは心苦しいので、ホント全部ちゃんと
見たい。 時代的な制約と書いたが、
5ちゃん特有「昔は良かったー」なる奇妙な世界では、脚本、演出、映像、美術諸々
??だらけの僅か3時間の新平家総集編ですら、大河清盛を断罪する根拠として
援用され続けている。
そうなると、格調高き作劇にもかかわらず、自ずから新平家に対してはシビアな物言いを
せざるを得ないのです。 このドラマの世界線だと元寇はどういう扱いになるのかな
「おもしろう」生きた北条時宗の采配で勝利?
「源氏と平氏、どちらが強いか」を競って切磋琢磨した結果の勝利?
「博打に強い」設定で台風が来て勝利? 最近亡くなった石井正敏先生のなんかを読んだ程度の知識によると、
中世版グローバルな交流が盛んになった東アジアの情勢下、
鎌倉の田舎武士まんまに上がってきた情報に真摯に向き合うことをせず、
情報弱者のまま夜郎自大で横柄な外交を展開した結果招いた破滅が元寇。
「神風」が吹いたので事なきを得たが、政治家、外交官として一流だった
とは到底言えない危なっかしい若造だろう。令和の丸山穂高とは言わんけどさ。
なので、面白い、双六といった清盛的切り口で時宗を語るのは難しい。 信西通憲に乗せられ、「このまま宋に行こう!」とはっちゃけたガキンチョ清盛。
振り返れば、このアホくさいやり取りは、後の平安版グローバリスト清盛の萌芽を示す
重要シーンであった。
広い外界の世界に目を閉ざし、神国日本なる独善へと内向した時宗と清盛とでは器が違う。
歴史は進歩するどころか退歩することもありうる。
そんな感慨を抱いた。 >>635
大規模な機動防御と御家人・九州武士の所領引出しの現実的可能性を考えて、半島を通じて大陸を攻めようとも計画したと言われ、
かつまた鎌倉の諸寺(公用語の一つは北京語)の渡来・亡命僧(当時、一流の科学者ら)、大商人とも盛んに交流した時宗を、外界に目を閉ざしたとことさらに矮小化するのはちとおかしい。
父時頼が招来した蘭渓道隆とのやり取りで、いつの間にか舞文が過ぎるようになって、後からやって来た無学祖元にそれとなく注意(冬の扇のエピソードなど)されて改めていった可塑性の高さもある。
人の器は時代と場所、周囲の状況によって形作られるものだと考えるが、
時宗のそれが清盛に劣るかといえば、そうは軽々に思えないし、求められた器が違うとしか言えない。 >>636
そうですね。リーダーの資質も結果としての業績も状況抜きには語れない。
ギリギリの決断で日本を救った英雄と時宗を讃える人に文句を言うつもりはない。
ただし
日本国滅亡に関わる危機的状況に陥った大きな要因として、時宗の視野狭窄及び彼に
「野蛮なモンゴル」憎しを吹き込んだ(実際は、商業世界→近代へ向けて歴史を大きく動かした)
無学祖元などの南宋亡命僧の存在を、やはり指摘せざるを得ない。
綱渡り的な職人芸が要求される政治&外交の観点から見れば、タカ派路線に終始した元寇への対処は
このプロセスがとことん不在であって、「神風」による僥倖によってかろうじて鎌倉ジャパンは
生き残れたにすぎないのでは?〜そんな実感を捨てることができない。 結局、「平清盛」では清盛がどのような形の武士の世を目指していたかは明確には示されなかった。
ずばり土地の実効支配の問題だ。
伊勢平氏忠盛流につらなる清盛は、貿易を握り、「成功」によって代を重ねて位階を高め、一族による知行国を増やして更なる富の蓄積を図った。
一族女子を天皇家に送り込み外戚となる。また有力公家とも縁続きとなって地歩を固めた。
一族の位階も高め、公卿を増やして朝廷での発言権を増した。
遷都により、院や寺社勢力との距離感を掴もうとした。
最後に院政停止。
しかし、それは軍事貴族が院やその側近を牽制して、摂関家に成り代わろうとした過程・手法であり、「武士の世」を体現したものではない。
ヘゲモニー争いに明け暮れた果てに、軍事貴族がまっとうな貴族になったのが、清盛のいう「武士の世」なのか?
これも劇中ではきちんと描かれてはいなかったと思うが、一方の頼朝は荘園下司級の武士に所領を認め、後に公的にその権限を得、実際に行使したことで、土地を介しての鎌倉殿と御家人の直接的な人的繋がり、経済的な双務的契約によって東国政権を開始した。
御家人は奉公の義務を負うので、鎌倉殿の郎党、私兵となり、東国一円に及ぶ大規模な動員兵力を有する。
清盛らはあくまでも朝廷の官職をもとに、政治のついでに軍事を司ることに重きを置き、家子郎党をいかに組織化していくかの視点に欠けた。軍事の顕官には就けども、催促しても、中身は名目化、儀礼化しており、動かせる兵力は僅か。
家人と土地を通じての双務的契約を拡大するやり方とはほぼ無縁。
清盛死後、西に追われてからは少し慌てて私兵を整えようとした様子が窺えるのみ。
このドラマの欠点は、土地の問題をきちんと整理して見せることなく、清盛のいう「武士の世」がセリフだけとなり上すべりしたこと。
役者に説明的セリフを与えて演技をさせるのも酷で、変な劇中劇なぞされればドラマが荒れるので、アバンタイトルをもっと充実させてもよかった。
ただ、「平清盛」が近年稀な名作大河で、視聴者を選んだドラマであることは論を待たない。 まとめると、「平清盛」の世界観は頼朝には受け継がれたけどそこで途絶えたので元寇うんぬんは話にならないってことでOK? 清盛の見ていたこと(「武士の世」ではない「ワシの世」)と、頼朝の見ていたこと(現実的な「武士の世」)はまるで違っていたということだ。
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