侍女「徳姫様!瀬名殿と信康殿は自害なされたと…早く安土に帰りましょう!」
徳姫「何で…自害なんて…私…そんなつもりじゃなかったのよ!!」
侍女「しかし姫様が最初に信長公に報告した書状が発端となっています…兎に角今は安土に逃げ帰るのが得策!
まずは逃げないとなりませぬ…ここに居たら何されるか分かりませぬ…」
徳姫「私は信長の娘よ!私に何かしたら徳川はただでは済まないわ!」
侍女「…しかし…瀬名殿と信康を失った徳川家は…殿の母上も何を考えてるかわからないお人ですし…
まずは逃げましょう…安土に帰る手筈は付いてます!」
徳姫「そうね逃げたほうがいいわよね…取り敢えず安土に行きましょう!」
侍女「姫様…輿を用意しております…まずは外へ…」
徳姫「そうね、手回しいいわ!安土へ…!」
侍女「!ぎゃあああああッッ !!!」
徳姫「!何ッ !?誰!?この狼藉者!私を誰と心得る!」
於大「信長公の娘の徳姫様ですね」
徳姫「!貴女は…!於大…殿…!」
於大「信康の祖母の於大です」
徳姫「…!何!私は信長の娘よ!そこをどいて!」
於大「どきません」
徳姫「無礼者!私に指一本振れたら徳川は終わりよ!」
於大「そうですか」
徳姫「何!何よ!本当に徳川は滅びるわよ!それでもいいの!?」
於大「よくはありません」
徳姫「じゃあどきなさいよ!」
於大「どきません」
徳姫「貴女おかしいんじゃないの!?私だって母上と信康殿を死なすつもりなんてなかったのよ!私は悪くないわよ!」
於大「言いたい事はそれだけでしょうか」
徳姫「!本当よ…!本当に!私も二人が死んで悲しいのよ…!ウッウッ…(嘘泣)」
於大「嘘泣きはすぐに分かります」
徳姫「!ヒィッ !本当に許してッ !お願いッ !」
於大「許しません」
徳姫 「!!ああッ嗚呼ッああッ!!」ジャーッ(失禁)
於大「ではお仕置きを始めます」
徳姫「ぎゃああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああッッ !!!」

徳姫は記憶も感情全て失った人形になった
白髪頭となり歩く事も喋る事も出来ずに寝たきりの状態となり安土に帰った
信長はその徳姫を見て驚愕した
しかし徳姫に何が起こったかは誰も知らない
於大を除いて…