【2012年大河ドラマ】平清盛 Part177©2ch.net
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前スレ
【2012年大河ドラマ】平清盛 Part176
http://nhk2.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1470556323/
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●スレを立てられない人は 次スレが立つまでレスを控えるように
■「王家」表記等に関するご意見はこちら
平清盛 考証スレ Part5
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1336873906/
■スタジオ・ロケ見学など 本放送前のネタバレ情報はこちら
《2012年大河ドラマ》平清盛 ネタバレスレッド10
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1355973530/
【2012年大河ドラマ】平清盛アンチスレPart28
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1356934811/ >>845
昨今の脚本家業界は少ないのだから>暦ヲタ
藤本さんが最後の人。 >>851
他は山本と三谷位か。
藤本が良いのは、満遍なくどの時代も好きそうな所 東京新聞連載王朝の歌人たちはここ2回西行を取り上げている
北面ではきっと同僚清盛と未来を語り合ったであろうとか、3人の青年による
「強き美しき面白き人生」なる青き抱負開陳シーンを思い浮かべてしまった
最終回の銀猫、三十一文字は吾妻鏡。ノベでは兵法書捨てちゃったも書かれているが
本番は京随一のもののふは我にあらず清盛だよーん部分だけを採用して清盛との志継承式を
セッティングした(上手すぎ)
竹馬エピも木下強奪エピから遡及したのはおそらく確かだが、汚れを知らない無垢な
少年時代を懐かしみ詠んだ新古今西行からも発想されたものかもしれない
ともかく高橋大先生が危惧したというのは平安末期に歴史学的なアプローチをする力が
受けた当時藤本にはなかったというだけで元々古典教養に関しては現役ナンバー1だったのだろう
そしておそらく猛勉強によって平安末期への歴史学的なアプローチについても急速に
マスターしていったものと思われる。その成果は至るところで確認することができる 今日からしばらくはお勉強大河
この間の地味だが重要な平家の上昇過程をたぶん初めてきちんと描いた作品
『平家物語は「保元の乱に始まる平氏の勃興期を正面からは扱わない。ギボンが
ローマ帝国繁栄の頂点から始めたように平家物語も平清盛の絶頂期から筆を起こす』
(古川訳平家物語池澤夏樹解説)
その意味でも清盛はレア大河 武士の世とは世襲社会であり、信西が思い描いた中国の科挙社会とは違うものだた。
ふむう。 信西どの、ついに大河主演の座を射止められましたか。
祝着至極に存じます。 現時点の直虎の衣装を見てると、清盛も
白っぽい画面取っ払って作り直して欲しい
と思ってしまう 今日からオープニングの清盛様が踊っててビックリした。
義朝ロス状態だけど、相変わらず面白いなぁ。 末の世の賢帝におはします二条帝が早逝しなかったらゴッシーどうなってたんだろ
シカトされたまま過去の人へ?
策略用いて打って出て世は再び天下大乱?
清盛が軍事面政治面でしっかり二条をサポートしてたから前者のような気もするが
憲仁即位→徳子入内→外戚→平氏系新王朝という実際の歴史の流れからは
清盛が後白河と組んで二条追い落としを目論んだ可能性も否定できない
いぅれにせよ今や清盛は押しも押されぬ政界のキーマンとして君臨し始めた >>858
衣装が相当汚いよw
清盛が若い頃と戦の時
でもそれがいいんだけどな
やたら汚い汚いと訳の分からんキャンペーンされて気の毒だった >>858
これはもう好みの問題としか言いようがない
清盛の画面を堕落とすら決めつける意見が大勢を占めた一方で(2はもちろんこちら)
大河の映像表現を一気にリアルにそして豊かにしたという少数意見もある
両者は話し合って握手する関係には残念ながらない
なのでお互いの趣味を尊重すれば良いのに汚い白いは絶対悪のような物言いが
なされるものだからこちらも物申さなければならない
個人の嗜好を言えば一部やり過ぎはあっても清盛の映像のクオリティを一度体験
してしまうともはや後戻りはできない
その後の大河は清盛の成果を生かすどころか退行しているとしか思えないし
中国韓国時代劇は中身以前にキンキラ画面に萎えてしまう
そういう困った人間を生み出したりもしたのね大河清盛さんは >>859
武士から次第に公家化する平家を表していて
この途中でオープニングが変わるという趣向はよかった
その後の八重の桜?だかが真似して?オープニングを変えていたが
変えりゃいいってもんじゃないよね
視聴者に感慨を与えるタイミングでドンと変えないと煩く感じるだけ というか砂塵が舞うインフラ未整備の京、汚い破れ門、悪所、病者貧者乞食をリアルに写したからこそ
やんごとなき宮中の美しい世界が映えた
台頭する平氏は金持ちなのに質素、ダメさん屋敷はいかにも貧乏風情とここでも細かく差異化していた
その上歴代大河と比較しても恵まれていたロケ数とそれに応えた美しい映像(光の用いられ方など)
さらに鳥羽エア矢、青墓、五節の舞などの宮廷行事における幻想耽美。手間暇かけたであろう平家納経の
脅威的な美術面での達成
何故清盛は汚い映像面で台無しとなった大河なのかさっぱり分かりませんわマジで しかしアイドルだという頼盛君は芝居うまいな。
もっともっと出してやってくれ。 しかし相変わらずバロックですのぉ、悪僧引き連れて息子の弔問に現れたゴッシー殿w
この二条帝弔問は坊主たちによる額打事件を借用したもの(死者の供養なんぞ二の次であった党派闘争)。
ほとんどが何もないところからの創作ではなく、重要エピからヒントをえた創作だった。
それにしても異常な親子関係ばかりであった王家。父子間でいっさい心を通わすことのなかった
この後白河−二条の異常さもまた、現代人の理解できるところではなく痛ましい。
そもそも生育環境からして父とは疎遠であった二条。この真摯に執政に取り組む若き賢帝が、歪んだ人間性と
統治者としての自覚に欠ける父後白河を忌避したのは、ある意味当然であった。
慌ただしく六条に譲位したとき、「上皇に政をさせてはならぬ」と悲壮感露わに遺言した二条の姿は、
愛情をかけてもらったことのない父への恨みではなく、統治者がもつべき責任感に満ち溢れていた。 白飛びがまぶしい
黒潰れが見にくい
シネマモードON 白飛びは特に感じなかったけど
AVポジションをカスタムしてるからかな 【31話】
・伊豆で写経にいそしむ成人した頼朝→ゼロからの再出発だが、諦めの境地ながら絶望で蝕まれれいたわけではない(スローライフ)。
・目付役伊東祐親
・清盛「博多を都の隣にもってくる」構想を具体化〜大輪田泊、音戸の瀬戸開削、海神=厳島神社改修→兎丸賛同、重盛先例第一の公卿の壁を訴える
→清盛さらに昇る必要を唱える(現在【中納言】)。
・二条親政(関白忠通、死後は基実が補佐)、順仁(六条)誕生。時忠らによる憲仁(高倉)東宮画策頓挫、解官。後白河意思決定から排除(おもしろうない!)。
・清盛、落胆する後白河に付け入り、蓮華王院寄贈。ゴッシー狂喜
・褒美として重盛参議へ→構想実現のためには、一人でも多く一門を意思決定の場に送り込むことが喫緊の課題
・二条に力を誇示したつもりが、帝は蓮華王院に行幸せず。ゴッシー怒り爆発→鳥羽と崇徳の和解へ向けて尽力した清盛の友愛外交を傍で見ていた真面目重盛は、
疎外された後白河に何の思い入れもなく利用しようとしている清盛のやり方が理解できない。親子対立。
・祐親京都大番役→西国に基盤をもつ平家にとって東国豪族を取り込む手段。ドラマでは、京と伊豆とをリンクする舞台装置として大活躍した。
・頼朝、八重姫と恋に落ちる。
・二条にわかな発病、後白河復権を阻止すべく六条に譲位。清盛に後を託す。
・二条死。蓮華王院の件もあって息子に憤懣やるかたないゴッシー、悪僧どもを引き連れ弔問の場に乱入。
・清盛「あんたは赤子じゃ、帝が父などおらぬと言うのも当然だろ」と一喝。
・重盛、父のデカさを目の当たりにして、修羅の道を歩む清盛を支えようと決意した。
・六条&基実体制を清盛がサポート。婿基実の後ろ盾もあり【大納言】昇進。
・池禅尼死去〜枕死→平家の血を絶やすなの遺言は頼盛に向けられていた→最終回 【32話】
・武士初の大納言昇進に先例第一の公卿たち猛反発→清盛の構想をすげなく却下。一人基実が協力を申し出る。逆に基実、基房兼実から疎まれる。
・八重姫、頼朝との仲を母に知られる。ご懐妊。
・成親、相変わらず親政派(六条&摂政基実)に尽くす清盛に不満。後白河悠然(何かを企でいる気配)
・頼朝助命を恨む西光との再会、後白河近臣信西原理主義者西光の誕生。
・重盛中納言へ
・基実急死→反平家の基房、摂政、藤原氏の長者へ〜平家の危機
・清盛、忠通家司の献策により摂関家領を事実上横領、管理下に置く〜経済的基盤をさらに拡充。一方、母の身分が低い幼帝六条は風前の灯。
・憲仁立太子→即位の道筋が整う。滋子、清盛に東宮大夫就任を依頼、政治的・経済的・軍事的に後白河−憲仁ラインに「転職」するよう促す。
・清盛対価を求める→【内大臣】昇進
・祐親、気安く清盛が声をかけたにすぎないのにビビりまくる→パニック時のデマ拡散のルートそのままに、「怖い清盛像」が拡大再生産されて
遠く伊豆へと伝播、千鶴丸の悲劇を生んでしまった。
・藤原兄弟の不満、策謀。対する清盛は五節舞献上〜本作で強調されたことの一つ「摂関家に劣らぬ王朝文化の体現者=統治の担い手」視点。
・八重姫、男子を産む。父となった流人頼朝に初めて希望が芽生える。
・五節舞、兼実による嫌がらせ。窮地に登場して平家を救ったのが祇園女御さま!(盛国の機転)。
・邦綱への入れ知恵は後白河によるもので、憲仁を経済的に支えさせるためのもの。内大臣昇進は単なる名誉職にすぎない一丁あがりポスト
である太政大臣に押し込めるためのゴッシーの策略で、彼の掌の上で踊らされていただけだと知って清盛愕然。
・しかし、平家の危機を救ってくれた女御さまの久々の美声「遊びをせんとや」によって力をもらった清盛は(ゾクゾクするぜー)、心を弾ませた。
・清盛、【太政大臣】へ。重盛大納言。一門の地位を上げるだけ上げて太政大臣をさっさと辞任。しっかりと果実を得た。
・祐親、千鶴丸を殺害。束の間の幸福と希望を見出した頼朝をどん底へと突き落とした。以降しばらく完全に蝕まれた左殿へと転落。
対比して平家は幸福の絶頂へ→次回「日招きエピ」。 地味な歴史過程であったこの時期の重要ポイントを的確に押さえつつ(二条親政vs後白河、
そこにおける清盛の立ち位置とその変化に着眼、さらに遠く隔てた伊豆頼朝の動向を
絶頂へ向かう清盛平家vs奈落の底へ落ちる頼朝源氏という風に対比構造化)、
エピの羅列では決して終わらせず、すべてがタテヨコ連結し作用しあう一つのストーリーに繋げていった
(タテの面では、重盛が回想した清盛の「友愛外交」、わしはあのように青うなかったby清盛、
対する盛国の「えっ?」w、宗子の血を絶やすなは最終回の頼盛へと、
ヨコの面では、祐親大番役による東西のリンク〜伝播過程で誤情報が拡大し悲劇を生む)。
強烈なシーンが多数あるため(直近では崇徳怨霊)、あまり注目されない政治劇モードの
この辺りだけれども、ほとんど知られていない平家上昇過程に真正面から向き合った誠実さに加え、
内容的にも歴史劇としての醍醐味を十分味わせてくれる忘れがたい第3部となった。
なお、駆け足という批判を見たが、尺的に仕方ない以上に、公卿から太政大臣まではそれこそ
超特急の昇進であったことがミソなのだから、このスピード感で正解だろう。
しかも、太政大臣昇進までも、名誉職に押し込めようとするゴッシーの策謀と受けて立つ清盛と
いう風にドラマ化してしまうのだから、いつものように藤本女史の頭どーなってんのという結論に至る。 872 蝕まれれ→蝕まれて
・清盛の官職については、実質的にいって【安芸守】がまず重要←海上交易そして厳島との出会い
これは高野山造塔事業への貢献による鳥羽・美福門院からのご褒美(忠盛は極官となった刑部卿)。
本作は適切なことにここから清盛の官職を取り上げ、以後官職呼びを併用するようになった。
・保元の乱の勲功により受領最上位【播磨守】就任
・【太宰大弐】→これは清盛にとって、西国支配そして博多交易掌握のために決定的に重要な官職。
それゆえ、24話「清盛の大一番」で一話を割いてテーマ化した。
信西「まったくそなたの相撲には呆れたわい。手も触れずに勝ちを得おったのじゃなからな」
・忠盛が成し遂げえなかった悲願の公卿(だけではダメで【参議公卿】)を平治の乱を勝利に導いた
ことで無事ゲット(保元の乱直前の日和見清盛は、まっすぐに公卿を見据えた条件闘争を追求した)。
・以後トントン拍子で太政大臣への階段を昇りつめていった。
どうですか?大河清盛は「清盛が変化していったプロセスがすっぽり抜け落ちていました」と大書赤書した
2ちゃん世論をミスリードする〈歴史クラスター〉らしいブロガー某大先生に影響されたのか、
清盛は真田と違って歴史を何も描いていなかった、瞬間的な面白さに誤魔化されてしまうけど、
真田ががっつり政治劇やっていた????の比べると、清盛がなんで政治的ポジションを上昇できたのか
なーんにも描いてない(ひどいのになるとただの源平ファンタジーというのもありましたが・・・)、
と仰っていたオバサンおわかりですか? 部下のみならず下々にまで優しかったという清盛の姿に接しておれば、
あんなことにならなかったのにね。
ドラマでは子に命じて弟を殺した義朝をぶん殴り、西光の嘆願を反故にして頼朝を助命し、
常盤に生きて子らを守れと命じた清盛。
そんな命を大切にする清盛が、千鶴丸を殺せなんて命令を出すわけないし、
監督不行き届きというだけで伊東一族を滅ぼすはずもない。
弔問に乱入した後白河と悪僧たちを一喝した場面に居合わせて畏怖したのは
仕方ない面もあるが、死者を悼むべき場で不埒を働いた連中に怒ったからといって、
怒らすと何をするかわからない暴君のような一面的なイメージを清盛に抱き、
伊豆に持ち帰った祐親は、清盛という巨人の真価を見誤ったという他ない。
千鶴丸殺害に責任があるのは、まずもって不完全で一面的な清盛情報(いわば虚像)を
伝播し直接手を下した大番役祐親であり、八重姫とねんごろになったリア充頼朝ではない。
頼朝がよろしくないとすれば、「私の子を殺したのは、遠い京にいる平清盛である」と
助命時に抱いた巨大な清盛像をさらにネガティブに膨らませて、とんだ言いがかりをつけたこと。
とはいえ、千鶴丸を失った頼朝は清盛を恨むことなく、絶望の淵に内向してしまった。 タダ乗りはムロツヨシか。
あいついい役やりやがるなあ。 ムロさん、直虎でもインパクト大ですね。
今なら、藤原摂関家の誰かの役で木下ほうかがキャスティングされそう。 横へ横への国造りは重要な視点だったな。ヒントをくれた本郷先生GJ
それは日宋貿易であり北方世界と繋がる平泉への道でありより端的に貨幣経済
を志向するものでもあった(貨幣はあらゆる壁を乗り越えて横へと増殖していく)
さらに素晴らしかったのが厳島神社平面プランを海に外に開かれた清盛の水平志向(思考)
を象徴する建造物と捉えたこと。間逆の国造りを目指した白河(垂直志向)とは明日再び
屈指の芸術回にして難解な内容をもちハイテクを駆使する白河院の伝言回で対決する
それと以仁を伴って後白河に圧力をかけにきた八条院の登場回でもあった
権威も財力も欠ける後白河にとって八条院はまさに「会いたくない人」だったに違いない
政界の動向にとって無視し得ぬ存在であった八条院にスポットを当てたことも(頼盛頼政と派閥形成)
画期的な挑戦であり本作の功績の一つある(以仁の乱がこれだけのパースペクティブで
描かれることはもうないだろう) 平清盛の再放送を見てあらためて思った。
やっぱ、いいものはいい!
すごくいい空気感で、しかも、比較的若手の役者も本当にいい演技をしている。 しかしよくこんな回を日曜8時のエンタメ大河で流したよね
いや家族団欒には気まずいエロや暴力描写というのではなく
まるで前衛劇や前衛音楽(現代音楽撲滅運動提唱者吉松先生も今日はそんなモード)
の愛好者に向けたかのような込み入ったストーリーとキレキレの柴田演出のこと
善男善女のみならず回想シーンをただ再現するだけの牧歌的な昔の大河が大好きな
2ちゃんを牛耳る歴史系ナンチャラさんたちにとっても今回は少々高度すぎました
方々の間で罵詈雑言が飛び交ったとしてもまあ仕方ありません。。。
清盛の臨死体験シーンについて僕もちゃんと理解できたのかまだまだ心もとないです
おまけに今回はそれぞれ異なる周囲のリアクション(後白河、成親、西光、時忠、時子、宗盛、
重盛頼政、仲綱、常盤そして頼朝)の重要性に気づきました あのソンタクが無かったら、頼朝は伊豆で平和に暮らしてそして挙兵もしなかったと言う事か・・・
つまりその場合は木曾幕府が開かれていたんだな? 山梨が日本の首都に どこに幕府が開かれようが、首都はずーっと京都どす
今も帝は、東へご旅行されてる途中なだけなのや 清盛にとってもう一人の母であった(2人の父のほうに目がいってしまうが)祇園女御(乙前)は、
思ったよりずっと重要な役割を担っていたことを痛感。
思えば青墓で雅仁を再生させたのも、彼にとっても一人の母である乙前が歌う遊びをせんとやが
もつ生のアニマであったが、瀕死の清盛を蘇生させたのも枕元で彼女が歌う遊びの歌であった。
ことほど左様に、遊びをせんとやは「生」のシンボルとして徹底活用された(生命力、生への意志)。
瀕死の清盛は夢の中で臨死体験をする。母舞子の子宮の中の胎児清盛は生まれることを運命に
よって拒絶され、忠盛の助力でようやく生を得た嬰児清盛もいきなり死の恐怖を味わう。
母舞子が歌う遊びをせんとやを何度も聞かされ遠い嬰児記憶にとどめたであろう清盛は、後に
海賊船のピンチの場面でどこからか聞こえてきた母が歌うこの歌によって救われた。
しかし瀕死のイマ現在、舞子はもういない。清盛を救えるのは「もう一人の母」祇園女御の母性で
なければならなかった。
乙前から生への励ましを受けた瀕死の清盛は、さらに母射殺の場面に遭遇しついに父白河と双六勝負で
対峙するに至る(三不如意)。
そして父に対し「あなた様を超えてみせまする」と確然と表明したところで目が覚め蘇生したのであった。
回復した清盛が一門に表明したように、それは白河三不如意を克服してみせることに他ならない。
本話は、双六だけではなく、豪雨→川の氾濫や(後白河が急遽引き返した時そのような状況にあったことは史実)、
山法師の強訴も巧みに取り入れて三不如意の全体像が提示されていた。
さらに、最後の白河と清盛の問答〜「そちはまだ知らぬ、登り切ったその果ての景色を」「何が見えるのですか登り切った果てに」
を受けたシーンこそが、乙前のリフレーン「いかがでござりますかそこからの眺めは」のあのシーンなのである。
以上、臨死体験という現在を、過去の記憶と未来への予兆、意識と無意識、夢と現実へと往還させながら、清盛の大病が
もった個人的・歴史的意味を探るというとんでもなく高度な回であった。
なお源氏にとって遊びをせんとや無縁の話。なので、目下どん底の蝕まれた左殿に生きる力を再付与する役割は、
生命力に溢れた野生児政子ということになる。 >>888
ほんまそうどっせ
いつの時代も都は京都どす チャンネル銀河で初めて見てるけど見応えあって面白い タッキー義経を勝手に後編と脳内変換して見てる。
清盛の息子たちやその嫁たちの描写が良いんだよな〜 もともと子役時代から重盛と宗盛はしっかり性格づけしてたけどね。
盛国の太政大臣講義への反応も面白い。知的でクールな知盛もばっちり。
なんだかよくわかんなけど父上ならきっとだいじょーぶの天真爛漫重衡は
後に南都焼打ちの際以下略
ともかくキャラ造りに抜かりがなくしかも的確。 ということで、平家パートは義経のほうが素晴らしいというのが2ちゃん世論だったけれども、
息子たち世代の比較でも、キャラづけの適切さ、性格描写の複雑さ、多面性などについては、
清盛のほうが数段優れていた。その他の歴史描写、一門描写については比較するのも馬鹿馬鹿しい。
義経−弁慶についても、弁慶の前史を分厚く描いくことで画期的な主従像を提出していた。
〜源氏(とりわけ為義)最初の追っかけストーカー鬼若、最初の判官贔屓弁慶の誕生。 義経は原作センセから、くれぐれも平家を悪者に書くな 平家は美男美女でキャスティングを等あったらしくそれが奏功したと思う。
勝村の重盛と森口経子の生真面目な夫婦は非常に良い演技だったと思う。 それに、清盛もごっしもアラフィフになって来ると流石に若い二人で見てると頭こんがらがる(東国のおっさん武士達が清盛の名前だけで震え上がるシーンとか)
なんで、渡さんで脳内変換してるw 上下とかねーから いよいよ今をときめく杏ちゃんに神木きゅんが登場
さらに千葉高杉二階堂もあるでよ
現在主力はマツケン翔太岡田マ窪田深キョン聖子上川成海遠藤宇梶加藤など
たいした後半スカスカキャスト大河でござーますわねw 義経での重盛は肝心の板挟みを外していたが良かった
知盛と重衡はキャラ設定自体が疑問、俳優に文句はない(どうみても細川氏は
重衡より基房のほうがお似合いだが)
もうあれこれ言いたくはないが大河義経での清盛息子たちと比べてショボいは
ほんとやめてもらいたい
源平合戦一つ手前の院政期が主たる舞台であった以上、より若い俳優が起用されて
当然だろう。再三指摘しているように「大河の権威」たちは何故こうまで「比較の作法」
について無頓着なのだろうか
ここで論ずべきは清盛息子たちにより尺を割いた、ずっと大物のベテラン俳優が起用された
だから大河義経の方が上だとか宣うオメデタイ態度ではなく息子たちのキャラ設定の確かさと
起用された俳優の適合性である 宗盛知盛についてはもっとやれる若手がいるのかもしれない
しかし板挟みで苦しむあの重盛、大らかに偉大な父を信じるあの重衡については他にいそうもないと思った
今やトップ俳優の窪田氏だけではなく辻本重衡はもっと評価されるべき
知盛は残念ながら軽い扱い、だからこそ壇ノ浦のかの碇知盛のシーンが用意されたのだろう
アホボンキャラがデフォの宗盛をかくも悩める棟梁として掘り下げたのにはたまげたが
竹馬フラッシュバッグや身を挺した還都進言における石黒氏もまた見事だった >>887
「木曾路はすべて山の中である」と語った島崎藤村も今や岐阜県民
銀河盛楽しみでスカパーに入って録画してるものの忙しくってほとんど見れてない ( ;∀;) AAA西島と万吉青木もいたね。
今回は清盛出家(なすべき遠大な事業と残された時間の短さを自覚した清盛は、にわかに「悪く」なっていく)と
野駆けする未来の尼将軍にしてカントリーガール政子、そして平家内離反分子頼盛の回。
八条院ラインに属し独自の行動に走って清盛に反旗を翻す頼盛が描かれた。
高倉即位をめぐるパワーバランスの変更も見どころ(頼盛の新たな不満もそこに発する)。
そして、結局のところ清盛の大きさに屈した頼盛(史実)が抱いた疑問に答える形で、
清盛が目指した福原京構想(交易国家のみならず、都との物理的・心理的「距離」の問題にも言及)を
簡潔的確に紹介するお勉強大河でもあった。
しかし、ふつうありえないよね、頼盛にスポットを当てるなんて。
だけど一蓮托生であるべき清盛平家にとって、頼盛は見逃せない重要人物なんだよね。
史劇の観点から見て重要性を認めた事項・人物についてはことごとくツボを押さえ、
逆にいかに平家物語や軍記物などで有名な出来事であっても、文学的にはともかく
歴史的にはそれほど重要性を認められないと判断した場合はばっさり切る。そういう態度を貫いていた。
腹違いの兄弟間の確執(清盛vs家盛&頼盛、重盛vs宗盛(&時子)は、歴史上の平家にとっても
ドラマにおいても核心的なテーマであり続けた。本作はこの重大テーマを真正面から引き受けた大河である。
正直、家盛はいなかったことにする、重盛は時子腹というのでは、歴史的な意味での「平家物語」とはなりえない。
重盛については、時子腹ラインとの確執に加えて、さらに清盛vs後白河の板挟みという二重苦に喘ぐ
不幸な嫡男と位置づけられた。清盛の息子の中で重盛が圧倒的な重要人物だったのは至極当然だろう
(次に宗盛、それゆえかつてない複雑な性格をもつ人物像。南都焼討ち重衡がその次、
清盛存命中はさしたるエピがない知盛が相対的に軽い扱いだったのも大河清盛的には十分な理由がある)。
このような重層性をもつ重盛のキャラ造型はかつてなく、この難役重盛を窪田氏は見事に演じきることで、
現在のトップスターへの階段を数段進めたということだ。 なんで長文って、他作をオトすの?馬鹿であほなの?
義経と草燃えるは、清盛では語られなかったor省略された「その後」
を描いてくれてて清盛オタとしても助かるんだよな。
例えば頼朝が奥州藤原を執拗に狙った史実とか。
こういう時代の流れを楽しみたいのに糞長文の他作SAGEのお陰で気分悪くなる 忘れたのか?本放送時、平治の乱以降は中身ゼロのくだらない駄作清盛ではなく、義経を見てたほうがよっぽどマシ。あるいは、
大河制作能力なんてはじめっからない清盛班なんだから、せいぜい絶対的な名作新平家物語をリメイクするしかなかったのよpgr
と連中が盛大な攻撃をしかけてきたことを。
その戯言に対して反論したのが上の内容。
「一の谷忠度をやらないなんてバカじゃない、名作新平家ではありません!」
「ジャンプ打ち切り最終回!1年を通じた配分ができないもんだから最大な見せ場壇ノ浦もダイジェスト」
とかなるともう失笑するしかなかった。
このようなデタラメな比較の作法を問題にしているのであって、源平合戦本番については量的に義経のほうが充実しているに決まっているだろう。
ところが、こいつらときたら、平治の乱から清盛死去という大河清盛が分厚く描いてきた部分についても、義経のほうがずっと充実していた、
さらに息子たちが清盛はショボすぎる、と因縁つけては喚いていたのだ。
それでおたくは、どう考えているの?
歴史描写の質量、物語性、清盛他人物描写の的確さ、平家の上昇と没落のダイナミズム(vs朝廷、源氏)、人物整理の可否などなど
「(平治の乱から清盛死までを取り上げてみた場合も〉平家パートは大河清盛より大河義経のほうが優れていた」
この物言いを支持するのか?こういう比較が2ちゃんで現になされて論じらた以上、上げも下げもないだろう。
だいたい同時代を対象とする作品が複数あった場合に、それらを比較して論ずるのがなぜ許されないのか?
どの分野でも必須となる比較の視座(比較文明論、比較政治学、比較文学などなど〉は、大河批評についてのみNGなのか?
平家パートは義経のほうが充実しているという主張に対して、鹿ケ谷を例にとって反論し、義経では描かれていなかった数々の事象を紹介することは、
あってはならない他作品貶下なのか? 真田関連スレで批判めいたことを書くときは、直接比較された場合を除いて清盛を持ち出すことはしなかった。
しかし、長年清盛をディスってきたいわゆる歴史系何チャラたち(こいつらこそが2ちゃん与党を組む)が、
真田をスクラム組んで礼賛するにあたって、清盛を持ち出す場合のアホくさい頓珍漢な言い種については、
せっかくだからこのスレで紹介してその醜態を晒してやった。是非もう一度ここに来て正々堂々
批判してもらいたい。ブログでもツイでもダンマリ決め込むようになってしまったのはなぜだ?
・歴史に真摯に取り組んだ真田vsただの源平ファンタジー
・歴史資料にあたって丁寧に作られた真田のキャラvs思いつきだけで奇異を衒った清盛
・歴史とのギリギリの緊張感を保った真田の創作vs怠慢な時代考証でデタラメの連続だった清盛の創作
・制作陣と考証との奇跡のコラボを実現した真田vsバラバラの清盛
・清盛の失敗を踏まえて予算配分に成功、大規模ロケによる充実した大坂の陣!vs後半チープそのものの清盛
・女の描写が凄くうまくなった三谷、史上最大のヒロインきりvs女をからっきし描けない藤本
・しっかり政治劇をやっていた真田vs生ぬるい人間ドラマに逃げていた清盛
・歴史ヲタである利点を爆発させた三谷vs歴史無知無教養を曝け出した藤本
・隙のない稠密な構成で戦国を描き切った脚本三谷vs小ネタのシークエンスで歴史の本流を何も書けない藤本
・奇跡の名作vs珍作・迷作
などなど。お待ちしてるぜよ。 ・ムダキャラ、捨てキャラが一人もいない三谷vs盛国ですら置物化する愚鈍藤本
こういうけったいなのもありました。
新平家に関しては、何よりも家盛を消したこと、重盛の母を時子!としたことの可否
(40年前、家盛の存在は知られていなかったとか、重盛は先妻の子だということが
知られていなかったとかいう事実は100%ない念のため〉。
昭和の貧乏サラリーマン忠盛や悪代官どまりの信西などの人物造形など、
現在の目からは許容範囲を超えているとしか言いようがない史実改変や完全に外した
キャラ造型がてんこ盛りだったのは否定できない。
それでも昭和の名作小説、昭和の名作大河という評価がなされているとしても
何ら不思議ではない。もはや一種の古典なのだから。
それを超えて、昔は良かったたちが「昨今のクソ大河清盛とは比較にならないほど
時代考証その他何もかも優れていた。これをリメイクすれば少しはマシなものになったのに」
とやり始めるものだからオイオイとなるわけね。
「昔の新平家は人物たちへのリスペクトに満ち溢れていたのに、清盛は真逆でディスってる」
ともなると、もうエエエエエエエとなるしかないでしょ。 デハ せっかく長文書いてもらって恐縮だけど
読む人はほとんどいないからw 杏は上手くなる要素がないからなあ
棒の旦那ほどではないが 大河義経では大病出家(1168)がはや4話。
清盛50歳、重盛30歳、宗盛21歳、知盛16歳、重衡11歳
大河義経は重衡を除く息子たちはすでに本役で、宗盛は不惑越えが二十歳を、
知盛は同じく不惑越えが高校1年生を演じていたということになる。
殿下乗合事件(1170)で重衡(13歳)も本役に変わり、演じた細川は30代半ば。
清盛の息子たちが若すぎるというのならば、義経の息子たちは年寄りすぎるともいえるわけだ。
主人公の生涯のどの部分に焦点を当てるかによって(清盛は全生涯を変化の相で描いたが、
未来の体制破壊者清盛を生み出した青年時代の経験を非常に重視。対する義経は出来上がった入道清盛)、
当然起用される俳優の年齢層も異なってくる。
さらに、主人公を演ずる俳優を軸にして脇を固めていくとすれば、俳優陣の全体の年齢層もまた
主役のそれに規定されるところが大きい。
したがって、高平太清盛に若いマツケンが選ばれ、入道清盛(40歳すぎから登場)が65歳近い渡が選ばれ、
それぞれに伴い、前者は若手が兄弟・息子たちを固め、後者が中年が息子たちを固めたことを比較して、
どちらが正しくどちらが誤っていると単純に決めつけることはできない(真田も不惑越えが10代から演じたため、
全体的に俳優の年齢層が高くなった)。
清盛の場合、長い人生をほぼ一人で演ずる以上どこかに必ず歪みが生まれるわけで、マツケンは若すぎました、
息子たちは勝村、鶴見、阿部、細川と比べて若すぎましたショボすぎました、などという難癖はそれ自体不当
のみならず、中高年が青年を演ずる大河に、俳優が年寄りすぎて不自然、新鮮さに欠けるなどのブーメラン
となって跳ね返ってくるだけだ。
たとえば、大病時あたりの息子たちの年齢からは(青年)、大河清盛の俳優たちのほうがよりフィットしているのは
明らかである(窪田24歳、石黒23歳、小柳24歳、辻本27歳)。
源平合戦の一時代前が主たる舞台だった大河清盛において、平家が一番幸福だったこの時期の若き公達に
合わせたかのようなキャスティングに少しも無理はなかった。
これが源平合戦メインとなれば、老けメイクで頑張れるとは言っても彼らは少々若すぎ、大河義経の息子たち
のほうがフィットするだろう。
こういう種々の考慮をしたうえで、俳優が若すぎる、ショボい批判をやってもらいたいものだ。 盛国から宮廷の昇進ルートと太政大臣が実権をもたない名誉職ポストであることを
教えてもらう御曹司たちのシーンなんか
まだまだ知的に幼い宗盛青年に知的でクールな知盛青年のイメージにピッタリ
とにかく父上サイコーの重衡はちゃんとまだ子役
一人シンドイ大人の世界に参入済みの腹違いの兄重盛を加えればこの時期の四兄弟は
リアリティ抜群の間柄だった 最新録画盛。平長文たまには突っ込みいれよう。
ゴッシーが朕の政をしたいと宣っていたが、この国をどうしたいというビジョンレベルで
何か遠大な構想があったとは思われない。
彼は政治的には自己本位の機械主義者に終始した人物であり、典型的なご都合主義者であり、
信西、清盛のような大政治家では到底なかった(並外れた心理洞察力による政局操縦術はもちろん抜群)。
だからこそ、儚き夢回で描かれる後白河畢生の事業=梁塵秘抄編纂という文化事業
の歴史的意義が浮かび上がると考えている(わしは清盛のような泊は作れない。だがしかし今様が好きじゃ)。
ちと蛇足の台詞。
平家が上昇し貴族化するにつれ、白い粉の量が減っていったのは既定方針だったと思われるが、
鮮烈に対比した草深き東国伊豆については、最後までもっと撒いて欲しかった。
今見ると、伊豆パートは何の変哲もない映像に落ち着いてしまったのが確認できてちと残念。
作劇上はなんら妥協せず当初方針を貫いたが、白い粉問題に関しては激しい批判にたじろぎ、
やや中途半端な妥協をしてしまったのかもしれない。
話変わるがAAA氏は若き名優だと思う。失礼ながらよく知らないアイドル歌手活動を少し抑えて、
もっともっと時代劇他ドラマに出てもらいたい。 長文が清盛以外で評価する大河を知りたい
個人的には、花の乱、信長キンジパ、徳川慶喜、炎立つ、近現代三部作などこの板での不人気作への評価を知りたいところ 長文さんの手にかかれば花燃ゆも名作大河と評価されるはず
花燃ゆスレで絶賛してきてほしい 長文よ、いつもながらの長文さぞ疲れたであろう。
膳の支度がしてある、何もいわずにまずは食うがよい。 全部見た、総集編、ようつべで転がってるのを部分的に、見たことない(近代史もの)
いろいろあるけど、低視聴率系統はだいたい好きだよw
炎立つなんかは最高。花の乱は全部見たい。
信玄など田向のはちょっと引くところもあるが信長は斬新だし、慶喜は幕末政治史
お勉強大河としても楽しめる(だから視聴率イマイチだったのか)。
そもそも嫌いつまらない大河とかほとんどないよ。ここではこんな気張ってるけどさ。
新平家だって格調高くて感銘を受けるし、義経は多くの人が指摘するように孫悟空ご一行様みたいな
肝心の義経周りはともかく、平家パートと頼朝パートはよくできていた。
「江とその次のアレは主人公にまったく関心と知識がない脚本家で失敗しましたね。
朝廷や源氏パートに頼るしかできない人でした。義経も平家のほうが良かったですけど」
などと暇な婆さんたちが吠えているものだから(その口で昌幸や秀吉、三成にべったり依存しながら
いつの間にやら「日ノ本一の兵」となった信繁氏については、主人公の一生をとことん描き尽したと礼賛)
そうではない、これほど清盛と平家を掘り下げたドラマは見たかぎりないと反論したまで。
>>913
翻訳すると、
「評価する人をほとんど見たことがない花燃ゆと同じくらい清盛も駄作なのに物は言いよう」
であるならば、最低視聴率で並ぶ花が駄作である所以を述べ、それと比較した場合に、
清盛が同レベルで超駄作である所以を、まずはおたくが述べるこった。話はそれからだ。 >>914
パッと思いついたことをパッと書きなぐるのがほとんどなのでそんな疲れませんよw
誤字脱字だらけでスンマセン。
明日以降は、取り上げるに足るまともな批判をほとんど読んだ試しがない。
昨日も終盤失速したのに、最後まで名作だったとか言う奴は最後まで見てないに決まってる!
と吠えている奴を見たけど、皆さんご存知のようにいよいよ終盤の「シェークスピア劇場」が
始まるのですよ。これから先、黙って一生懸命見てればよい回は大人しくしていたいですw
ただ、前半・中盤と関連づけて視聴することが必須となるため、さらにハードルは高くなります。 花燃ゆ好きなんだけどけちょんけちょんに言われて悔しいんだよう
花燃ゆスレは今では井上真央の個人攻撃ばかりになってしまった
最低視聴率同率一位のよしみで長文さんならこの状況を
なんとか変えてくれるんじゃないかな ああ花燃ゆ好きなんすか。それは失礼しました。
昔は良かったーたちにいつも喧嘩ふっかけてるけど、率直にいって俺の趣味はすごく保守的。
女大河がー、女脚本家がーにはやたら敵意を覚えるけど、ではお前は女大河が好きなのかと
言われればノー、すんません。ただそれは内容によるもので、おんな城主は良作だと思っているし、
八重は本放送時よりずっと高く買っている(清盛の後だったので主人公のドラマ性に不満)。
で花なんですけど、内容以前にあれこれ取り沙汰された怪しい経緯が、自分もひっかって
まず共感を削いだ。それと、なぜ今この大河をやるのか?という問いと答えを重視しているが、
花にそれを見出すことははなはだ困難。
それと内容評価とは別じゃんかと言われれればそれはそうかもしれないが、やはり楫取さん顕彰
のために話を盛まくり歴史を歪めたという面は否定できない。
何よりも泉下の文ちゃん、21世紀になってこんな形でヒロインに無理やりさせられて、おにぎり握って
彼方此方出っ張って「活躍」させられ、最後はセレブになって鹿鳴館でダンスしました、という一生を
晒されるのを喜んでいるのでしょうかね?
というわけで、バッシングを受けた低視聴率作品に肩入れしたい判官贔屓ちっくな不肖長文にとっても、
花さん擁護は、全然無理しているつもりはなく素直に思ったことを書けばよい清盛擁護の1億倍難しい、
つまり無理であります。。。 >>892
銀河で義経やってくれんかなあ
それでその後太平記やってくれたら完璧w
>>900
俺も休みになんとかまとめて見てる
内容濃すぎるし色々複雑な時代だから調べながら見るしで休みなのに疲れる、楽しいけどw >>919
太平記は割りとケーブルTVでやってるけど、ジャニ系は本家でも再放送されないね。 >>918
なぜ今この大河をやるのか?という問いと答え
個人的に、この問題意識って大事だと思う。
俺が戦国大河にあまりひかれないのもそこで、今の時代に日本人同士の領土奪い合い合戦をドラマで描くことにどんな意義があるのか?という疑問があって、去年も今年もあまり楽しめてはいない
クドカンのオリンピック大河は期待もあるけれど、単純に東京オリンピックやそこに至る戦後日本の経済成長をただ讚美するような作品にはしてほしくない
清盛は平家の光も闇も描いていて良かったけど、最近のNHKは一面的な世界観の作品が多すぎな気がする >>919
義経は学芸会っぽくてあんま好きじゃなかったなあ
清盛のようなドロドロの黒さもないし 時専で、毎週日曜日に大河総集編をずっと放送しているが義経とその前の年の組!は番組予定を見たらスルーされている・・・ こはいかに??
因みに今日からは、視聴率は低かったがクロウト評価の高い花の乱 >>922
義経のダーク担当は、源氏。酷薄で内心は義経を弟では無く家来として見ている頼朝(貴一!) 冷酷非情な尼将軍の財前政子 時忠を200倍腹黒にした稔侍時政 映像の綺麗汚いなんてのはつまるところ作品として伝えたいテーマにあってるかどうかが全てだと思うので、義経も清盛もどっちも正解だったと思う。 >>915
おっ、花の乱は全部視聴してないのかぁ。
平清盛のリアルタイム同行(だろう?)としては意外だな。 >>923
多分、主役がジャニーズの人だからではないかと。
大河に限らず、CSでジャニーズ主演のドラマはほとんど放送されないので。
自分もその2作品は観たことないので、やって欲しいんだけど。 >>921
大河清盛の最初のコピーは「平成は平安を見よ。」だったよね
自分も現代社会はカオスな中世と同期するところが多いと考えているので
戦国大河をヘビロテする意味は視聴率対策以外にないと思う 戦国大河ばかりの高い視聴率を見てると、「日本人は歴史好き」なんて嘘っぱちで、特定の時代の特定の人たちしか好きじゃないんじゃないかって気になる 戦国大河のヘビロテは経済的な問題もあるのかも
三谷がつい先日防府でやったトークショーでは
題材候補のリストをNHKから渡されたそうだけど
聖徳太子や額田王もリストの中にはあったらしい
ただし冒険になるし、戦国大河みたいに衣装や甲冑のストックが豊富じゃないしね
https://togetter.com/li/1098732?page=2 ジャニが出てると3年以上たったら放映権が面倒くさくなるとかいう説がある
朝ドラ再放送もジャニが出てるのは3年以内にすませてるとか 朝ドラで京のスーパーセレブ八条院ワ子様が
いばらきの女給に転落じゃなかった転生しているのは発見!
なんかいよいよ貫禄ついたようなw
押しの強そうな八条院凄く良かった >>931
ジャニアンチでもなんでもないけど
そういう話聞くとジャニはあんまり使って欲しくないなあと思ってしまう
義経にせよ組!にせよもったいないよ 板挟み重盛、観てるこっちまで辛くなる。
頼盛役の人もイイけど、彼の演技も物凄く引き込まれる。 役者が勢揃いしたところで真打ち清盛が歌舞伎の花道を歩むかのように堂々登場
清盛という存在自体がドロ沼の紛争を一件落着に導いてしまった
ここの設定・演出は素晴らしい
京の政治が二進も三進も行かなくと最高実力者清盛が福原から上京し事態を収拾する
嘉応の強訴をほぼ史実通り扱いながら考証高橋の六波羅幕府論をものの見事に反映していた 行かなくと→行かなくなると
帰りの電車でノベ殿下乗合回の予習をしているんだけどこれがまた凄い
平家物語と通説との間でどうしたらこんな折衷案を思いつくのか。真面目重盛の人間性からは
どうもこちらが「真実」に思えてならない(清盛&時忠はあくまで戦略思考~平家一門のガス抜きと
これを好機とする摂関家無力化→京での憂い邪魔立てを低減化し福原での国造りに専念する
→阿吽の呼吸でカムロ創設。しかし平家物語風のやったのは悪逆清盛、清い重盛みたいな単純な話ではない)
ポーカーフェイス時子もどうやら「共犯」、重盛孤立化に加担した
反対勢力を黙らせるべくカムロを使った恐怖政治はこうして生まれた。しかも赤い羽は北方世界の物産、
奥州秀衡をリンクさせるアイテムだ(宋銭輸入の対価として北方世界の金、鳥の羽は主要産品)
ついに清盛は新奇大好きタブー大嫌いの点で一致する後白河を仲間に引き入れ宋との外交を樹立し
日宋貿易を本格化させたが
清盛の大一番で後白河の歓心を引いたアイテムは茶器であったのに対しここでは北方世界の珍品である
鳥の羽を用いて時忠が籠絡したのであった
このように事物と事物、事物と人、人と人との流れるように連結していく様はまさに圧巻
そして殿下事件で<第三の道>を採ったことで一蓮托生であるはずの平家の面々が織りなす
人間模様はいよいよ内部に葛藤を抱える複雑奇っ怪なものへとなっていった 非常に重要なポイントなので高橋先生福原の夢から紹介する。
清盛がいかほど実力と毛にを兼ね備えた権力者であろうとも、臣下の埒をこえることはできない。
臣下にとり王権は、容易に拮抗・反抗しがたい重みがある。
その院の圧力をとりあえず逸らし、自らの意志を可能な限り保全するにはどうすればよいか。
政治手法として意識的に採用したのが、福原への隠居だと思う。
当時の交通・通信の状態では、政治家が近傍に立ち退くだけでコミュニケーションに支障が生ずる。
コミュニケーション量の減少は、相手とのかかわりの減少を意味した。空間的・時間的な距離が
相手との政治的・心理的な距離に対応するわけで、一種の非言語的コミュニケーションといえる。
この都と福原の絶妙の距離の効用をよく示したのが、嘉応元年から2年にかけての延暦寺衆徒の
強訴である。 在京の平家公卿たちが、遠所にある清盛の指示を理由に事実上院の要求を拒み、あるいは時間稼ぎをし、
最後は清盛の上洛による政治決着にゆだねる、という対応を取っているのがわかる。
めったに姿を見せない、しかし誰もが最高実力者と認める人物が頂上会談に現れるとき、
周囲や相手に懸案は妥協に達する、いや達しなければならぬ、そういう期待や心理的誘導をを呼び起こす。
面談がコミュニケーションの王者だからでもある。清盛の福原居住が、京都不在による政治的マイナスを
差し引くいても、権門としての平家の威信を自立するのに有効な方法であったことは疑えない。
六波羅には中世国家の軍事警察部門の担い手としての重盛以下が陣取り、閑院内裏の大判に駆り出された
諸国の平家御家人たちもそこに蝟集していた。そして、一門の公卿・殿上人は多数の知行国、荘園の領有で
富を蓄積し、親平家公卿たちに平家の意向を国家・国政に反映させる。
一方、明石入道ならぬ一門の司令塔は、後方の福原にあって摂津・播磨にまたがる広大な領域を押さえている。
こうした京都(六波羅・西八条)と福原の二拠点を基礎に半独立的に構築された、院権力を相対化しうる
権門勢力を、六波羅幕府と名づけたい。 実力と毛に→実力と権威
大判→大番
重盛にろくにノウハウを教えず放任してきたパパ酷いでないの?の声声。
ごもっともで、平家滅亡の原因は、息子たちに自分が不得意な史書経書、舞や和歌などの文化を
(盛国、経盛といった先生を通じて)戦略的に教え込むことには熱心であったのに、
政治の修羅場において逞しく逞しくずる賢く立ち回るだけの度量とノウハウを、とりわけ
生真面目な勉強家嫡男重盛に仕込むことを怠ったからではないか、とすら思えてしまう。
なにしろ、清盛は様々な人と世界に出会い飛び込みそこから吸収することで成長してきた人間
(もっとも最初から独立独歩であったかといえばそうではなく、勝手にせよと突き放したパパ盛は
周到にも「あやつの好物は珍しき事、新しき事ゆえ」といって博多に送りだしてくれたのであった)。
清盛とすれば、息子たちもまた己の力で人生を模索して切り拓いてもらいたかったのだろう。
しかし、清盛の人生経験と比べれば、その御曹司重盛以下はもはや破天荒な経験に身を投ずる
条件に欠けていたため、マジメにあるいはいやいやお勉強やお稽古ごとに励むことが
人生修養の大半を占めてしまった。そのあたり清盛は教育パパとしては迂闊がさつだったと思う。
そこで父に追いつこうと書物からの勉学に励む重盛が、いきなり棟梁若葉マークのまま直面したのが、
強訴をめぐる生々しい政治の修羅場。これは本からの知識で対処できるような事柄ではない。
若葉マークの棟梁清盛がぶち当たった困難はせいぜいあの和歌もどきであったのに比べ、
重盛が背負った状況に対する責任はあまりにも重いものであった。
つまりこの事態に対処するには、賢人重盛はあきらかに経験不足であり棟梁の力量に欠けていた。
しかもこれまでも再三、視野狭窄な面を露呈してきた重盛であった(信西を救援するか否か?)。
なので蝙蝠男成親の「小物が」は自分を棚にあげた陰険な評言ではなく、大方真実を穿っていたと
言わざるをえない(重盛おばさんたちゴメンナサイ)。
重盛に宥恕すべきは、彼の四角四面な人間性は置いても、そのような場でタフな力量を発揮できるだけの
歴史的与件が二代目たちにはもはや失われつつあったこと。
自身は時代を超えることを志向して暴れまくったのに、息子たちには体制内で成功するための
知識や教養を身につけさせ品行方正な人間に仕立ててあげようとした清盛は、教育パパとしては落第だ。 重盛は恐らく体育会系武断派で戦場で生きているほうが楽しいタイプの人間
平治の乱で権力掌握した後の内政に疲れて病んでしまったんだろう 誇大妄想、見苦しいこじつけ、拡大解釈の書き込みが変わらず多いですね。 >>940
源義朝がぶちきれて「平治の乱」をおこして、熊野にいた平清盛ご一行が対応策を協議したときは、若さゆえに冷徹だったよな。
義朝が信西を始末してから出ていけば、すべてを手にできるとか言ってて。
やがて、責任アルタ千葉になって板挟みになったら、忠オア孝・孝オア忠。 >>941
長文は即あぼーんしてるからどうでもええわ >>941
>誇大妄想、見苦しいこじつけ、拡大解釈
夜中までにアホはアホなりに具体的に書いとけよ
いい加減逃げまくってないで
いつもポカーンの>>943もちゃんと助っ人してやれよ 936を少し訂正
秀衡に鎮守府将軍の地位を与え、「夷狄」を朝廷支配下に位置づける
↓
北方世界の金その他の産物を独占させず国家(実質平家)に供出させ、日宋貿易の対価とする
↓
宋の使者を招くには国家間貿易に格上げする必要がありそのためには治天後白河
が出馬する必要がある(上級貴族の猛反対に加え、後白河自身が警戒して乗らないかも)
↓
時忠が登場:「たやすいことでございます」
★赤い羽根を盛国は「宋から奥州に届いたものでしょう」と述べている。
後白河の宋趣味を巧みに利用しようと目論んでいた時忠は、たやすいと言った後この羽に着眼して
後白河との面会でも「宋より取り寄せた鳥の羽でございます」とパーフォーマスしている。
なのでこの羽は北方が原産地ではない(実際、鷹の羽は重要産品だった)。
独自に中国との交易ルートを持っていた奥州藤原氏からの献上品であることを省略して、
宋との交易のメリットを強調したということだろう。 ああ、重盛報復説にちゃんとなってるんだよコレ。六波羅残留組の認識レベルでは。
「さすが兄上、父上ありがとうございます」。
親父にすっかりシカトされたことに衝撃を受けながら、彼らに微苦笑する新棟梁重盛。つらい。
真相を知っているのは、共同正犯清盛&時忠、黙って支持の盛国。
同じく京にいながら知ってそうな時子。そしてうっすら気づいた摂関家クール代表兼実だけ。 物語とは関係ないんだが、源平大河を見てると甲冑の考証に興味がある
大将級が大鎧、雑兵が腹当を着てるのはいいとして、
中級武士の胴丸はどうなってるんだろう?
普通は兜なしで半首、肩は杏葉の構成のはずだが、
大河だと吹き返しが小さい兜と大袖あり、杏葉なしの構成が多いよね
鎌倉後期なら分かるんだが、平安末期でもこの構成はあり得たのかな?
大鎧と折衷の胴丸鎧はあったようだから、全くあり得ないとも言い難いんだよなぁ >>931
これもジャニが出てるよね
そのせいで再放送されないのかと思ってた 表には決して出さず一人悶々、ついに爆発した孤独な重盛に優しく寄り添う経子が美しい。
たまなりのような怪物女、微妙な嫉妬やら秘めた野心で揺らぐ宗子と時子、強く聡明な滋子、
最後は武士の妻の鑑となって死んでいったツンデレ由良、パワフルな政子も良いけれど、
明子さんと経子さんみたいな良妻に癒されたいですハイ。
赤い羽というアイテムが後白河と宋人とを結びつけ、シルクロードの終点=平泉(現地の資料館に行くと
本当にそう紹介されている)と京の清盛を結びつける。さらに赤い羽は、清盛&時忠の策謀の全貌を一瞬にして重盛
に知らしめ、棟梁としての存在理由が無に等しいことを見せつけられた重盛は震撼した(福原の清盛&時忠はニヤリ)。
さらにさらに赤い禿の創設へ。
オウムにしても赤い羽にしても、こういうシンボリックなアイテムを駆使することで次から次へとストーリーが連結
していく様は、毎度毎度降参してしまう。
祐親京大番役や頼政親子がもたらす京と清盛情報などによって、京都と東国伊豆とを結びつける工夫も特筆もの。
今回は、禿を使った清盛の恐怖政治について上総、三浦、佐々木たちが噂話をし、そこに父義朝を侮られた頼朝と
頼朝に興味津々、京にも関心を寄せる政子という構図で、両者が連結されていた(東国の不満堆積、頼朝覚醒までもう少し)。
ともかくこの大河は物事と人が相互に作用しあう関係性から成り立っており、ad hocな点で孤立してしまうことがない。 この辺はどうにも暗くて、週一度の楽しみドラマとして見るにはしんどかった記憶
改めて流れを掴みながらまとめて見ると面白いな
保元&平治の乱スキスキだったけど、
鹿ヶ谷の陰謀もなかなか力が入ってたんだなと再認識しますた レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。